デイリーアーカイブ Nov 19, 2024
長崎県島原市 電動アシスト付レンタサイクル「めぐチャリ」サービス開始
島原観光ビューローは4月11日、島原市内周遊観光の2次交通網整備として、長崎県の21世紀まちづくり推進総合補助金を活用した電動アシスト自転車のレンタル事業「めぐチャリ」をスタートした。
めぐチャリは、島原城天守閣・島原港観光案内所・清流亭観光案内所の3ヵ所で貸し出し・乗り捨て返却が可能。電動アシスト自転車はPanasonic「ベロスター」と「SW」を用意している。
料金は1台1100円(9時から16時)で、延長の場合は30分毎に220円の追加料金が必要。また、島原市内観光をお得に楽しめるガイドブック型チケット「めぐりんチケット」を購入すると550円で利用可能だ。貸出時間は9時から16時で最終返却時間は17時。
関連リンク
島原観光ビューロー https://www.shimabaraonsen.com/
富士観光開発 地元サイクルガイド付き「富士山の自然に触れるアクティビティツアー」開催発表
富士観光開発のレジャー事業本部トラベル営業課「富士観光トラベル」は4月8日、富士山麓の自然を肌で感じることができる、地元ガイド付き「ぐるっと西湖1周タイムスリップツアー」と「青木ヶ原樹海ショートハイキングツアー」の2種類のアクティビティツアーを開催すると発表した。
「ぐるっと西湖1周タイムスリップサイクルツアー」は、電動アシスト付き自転車で西湖のおすすめスポットを約4時間かけて巡る。途中、茅葺屋根の集落が並ぶ「西湖いやしの里根場」では、ノスタルジックな風景と雄大な富士のコラボレーションを楽しむことができる。西湖いやしの里根場を散策後は、青木ヶ原樹海、竜宮洞穴を散策する。料金は一人あたり5500円。催行人数は2名から最大4名(1名催行の場合500円増し)
「青木ヶ原樹海ショートハイキングツアー」は、太古の自然が残る神秘の森青木ヶ原樹海を散策し、最強パワースポットとして有名な天然記念物「竜宮洞穴」へ立ち寄る。所要時間は2時間30分程度。料金は一人あたり3300円。催行人数は2名から最大6名(1名催行の場合1000円増し)
両ツアーとも地元ガイド案内、アクティビティ初心者でも気軽に参加できるツアーだと謳っている。
申込み方法は、ツアー催行日2日前までに電話若しくはWebサイト申込みフォームより予約する必要がある。
関連リンク
富士観光トラベル https://www.fujikanko-travel.jp/jp
サイクリング向けの折りたたみE-Bike「ESR VENTI」 BAFANG M200搭載の注目E-Bike
サイクルモード東京2022のBAFANGブースでは、BAFANG製ユニットを搭載した様々なブランドのE-Bikeが展示されていた。その中でも、今回はESR VENTIを紹介する。
ESRは神奈川県にある会社。自転車に関しては、かつてマグネシウム製フレームの自転車を製造し、現在は折りたたみ自転車の「PURSUER」で有名だ。VENTIはESR初のE-Bikeとなる。
デザインは、DAHONのHORIZE DISC風の横折れ式折りたたみフレームでリアキャリアを装備。リアキャリアの耐荷重は60キロと重い荷物を積むことができる。
一般的には何も変哲もない電動アシスト自転車だが、搭載されているモーターがBAFANG M200(定格出力250W、最大トルク65Nm)という、車体中央部に装着するミッドドライブに注目した。
なぜミッドドライブに注目したかと言うと、ミッドドライブは、インホイールモーターよりもコストがかかり、パテント関連の問題があるため、採用する企業の数が世界的に見るとインホイールモーターと比較すると多くない。筆者もE-Bikeはミッドドライブに注目しており、イベントで出展していたミッドドライブのMotinova(記事)は、わざわざ営業を探して特別に乗せてもらっている。CYCOO JAPAN(記事)は営業に乗せてほしいと頼んだが乗車できなかったが、どこかで乗車したいと考えている。
ESR VENTIの販売予定価格は、23万1000円(税込)と、比較的お手頃価格の折りたたみE-Bikeなのに、わさわさコストがかかるミッドドライブ(BAFANG M200)を採用しているため、期待できると思い試乗することにした。
ESR VENTIに搭載されているBAFANG M200(ESRチューン)のアシストに関しては、踏んだ時のレスポンス、漕ぐのをやめた時のレスポンスは非常に良くできている。この価格帯のモーターユニットで思い出すのは、Benelli TAGETEに搭載されている「BAFANG M400」だが、あのユニットは、アシストのON・OFFが荒く、大手E-Bikeユニットと比較すると扱いにくかったが、VENTIに搭載されているユニットは、大手E-Bikeユニットと同等の扱いやすさがあると感じた。
アシスト音はBosch Active Line PlusやShimano STEPS E5080と同等でほぼ無音クラス。アシストが切れる速度も時速24キロ近くまできちんと追い込んているようだ。E-Bikeユニット単体だけで見たら、Bosch Active Line PlusやShimano STEPS E6180よりも上で、この価格帯のE-Bikeユニットで対抗できるのは、ヤマハ PW-SEだろう。
因みに、BAFANG M200(ESRチューン)と書いてあるのは、BAFANGはモーターは供給するが、アシストのチューニングはメーカー独自で設定できるため。ESR VENTIに試乗した後に同じBAFANG M200ユニットを搭載したTHIRDBIKES FES MOTORに試乗するとアシストの味付けが微妙に異なっていた。ESR側は型式認定試験を受ける当日の午前中までアシストのチューニングを行っていたようだ。型式認定は取得済み。
バッテリーはフレーム内蔵で容量は345Wh。サイクリングを余裕を持って楽しむのなら最低でも300Wh以上は欲しいので、300Wh超えは嬉しい所だ。
折りたたみE-Bikeの中でもサイクリングを楽しめるモデルと言えば、デザインとコンパクトに折りたためるTernの設計に、多用なディスプレイや大容量化が可能なバッテリーなどBosch E-Bike Systemの資産という強みがある「Tern Vektronシリーズ」、スタイリッシュなデザインに加え、縦折れ機能で転がし移動もできる強み「BESV PSF1」が有名だ。サイクリング向け折りたたみE-Bikeの中でも、ESR VENTIは低価格とパワフルでスポーティな走りでTern VektronシリーズとBESV PSF1のライバルになる可能性はあるだろう。
文:松本健多朗
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関連リンク
ESR https://esr-bicycle.jp/