デイリーアーカイブ Nov 19, 2024

折りたたみE-Bike「CROMO CR-F206e」 バッテリーをフレーム内蔵でスマートなデザインを実現

サイクルモード東京2022のGS JAPANブースでは、折りたたみ自転車タイプのE-Bike「CROMO CR-F206e」が展示、試乗することができたので紹介する。 GSジャパンは、「Jeep」や「Volkswagen」、「AVIREX」などのライセンス自転車や、トライアングルフレームが特徴的な折り畳み自転車「STRiDA(ストライダ)」の総輸入代理店。CROMOのブランドマークは、大地に恵を与える光輝く太陽や、自転車のスプロケットをイメージしているとのこと。 E-BikeのCR-F206eは、折り畳み自転車タイプのE-Bike。バッテリーはフレーム内蔵の36V 270Whバッテリーを搭載。モーターはリアインホイールモーターで定格出力250W。バッテリーを挿したまま充電が可能なUSBポートや、CROPS製の1ワットLEDライトを搭載している。価格は16万5000円(税込)。 試乗した感想は、モーターのパワーはライバルのevol mini F207(記事)と比較して、パワーは同等、アシストの反応はevol mini F207のほうが反応が良く、CROMO CR-F206eのほうがコンフォートなイメージがある。ディスプレイはLEDランプ表示のシンプルなタイプ。泥除け、フロントLEDライト、スタンドを一通り装備しており、後から購入しなくても通勤・通学、街乗りに利用できるのは良いだろう。 バッテリーは36V 7.5Ah 270Wh。この価格帯の折りたたみタイプE-Bikeではバッテリー容量は一般的。最大航続距離は45キロ。evol mini F207とは違い、バッテリーはフレーム内蔵で取り外し可能なので、バッテリーをもう一個持ち、交換しながら走る事も可能だ。重量は18.5キロのため、公共交通機関での移動で使うのではなく車載移動などのカーサイクリング向け。CROMO CR-F206eは、通勤・通学、街乗り向けで使う人に向いている折りたたみE-Bikeだろう。 CROMO CR-F206eのスペック フレーム:アルミ フロントフォーク:- 重量:18.5キロ ブレーキ:Vブレーキ ギア(前):- ギア(後):外装6段変速 フロントホイール:20インチ リアホイール:20インチ タイヤ:20×1.75 ドライブユニット:リアインホイールモーター(出力250W、最大トルク不明) アシスト方式:リアインホイールモーター バッテリー:36V 7.5Ah 270Wh 充電時間:5時間 アシストモード:3段階(ロー/ミディアム/ハイ) 航続距離:(45/35/30km) 文:松本健多朗 関連リンク CROMO CR-F206e https://www.cromobike.com/product-crf206e CROMO https://www.cromobike.com/ GS JAPAN http://www.gsglobal.co.jp/bike/

歩くように走る自転車「Root One」が世界三大デザイン賞の一つ「iFデザインアワード2022」を受賞

bridgesは4月19日、Root Oneが世界三大デザイン賞の一つである、「iFデザインアワード2022」を受賞したと発表した。 Root Oneは、自転車誕生から200年、より速く、より軽く、スピードを追求し前傾姿勢へと進化してきた自転車の歴史をもう一度見直し、「歩くように走る」という新たなコンセプトを導き出し、人間にとって「安全かつ快適な乗り心地」とは何かを追求する事で生まれた自転車。 前後の車軸間の中心点にペダル軸をレイアウトしたフレームは、ヘッドチューブを支える補強も含めて、バランスの良い3つの三角形で構成されている。また、専用設計されたハンドルバーは、グリップを引くことで上体を安定させ、全身の筋力を効果的に使いながらペダルを踏み込む力に変換し、ペダルの位置が通常よりも前にあり、後ろに重心をかけながら蹴りだすようにペダリングする構造となっている。 駆動部品のキーとなるギアクランクには、独自に開発した内部にシリコーンを装着する世界初の自転車用ギアクランクシステム「フリーパワー」のショートクランクを採用した。 iF International Forum Designは、ハノーバー(ドイツ)を本拠地とする世界で最も長い歴史を持つ独立したデザイン団体で、毎年優れたデザインを選出し「iFデザインアワード」を授与している。132名のデザイン専門家が57か国/地域から集まった11,000件の応募デザインを厳正に審査し、Root oneはプロダクト分野において、「人間を中心とした設計思想に基づくデザインと機能」が高く評価され、昨年のグッドデザイン賞に続き、今回の受賞となった。 Root oneについての詳細は、iFの総合デザインポータルサイトwww.ifdesign.com の「Winners & Ranking」にて閲覧可能。価格は6万9800円(税込)から。 関連リンク Root One https://www.olympic-corp.co.jp/cycle/rootone

日本交通 ウィズコロナのアウトドアレジャー 「サイクリングタクシー」に新コース追加

日本交通は4月19日、自宅からサイクリングスポットまで、自転車を搭載して運行する観光タクシー「サイクリングタクシー」を、新コース「榛名山ヒルクライムコース」が追加すると発表。同日より受付開始した。 「サイクリングタクシー」は、タクシーを一日貸し切り、自宅と郊外のサイクリングスポットとを往復するサービス。ワゴンタイプの車両に自転車を一緒に搭載して、目的地までゆっくりくつろいで移動できる。運行は土曜・日曜のみ、1日あたり1台限定の運行となる。 「サイクリングタクシー」は、東京観光の専門資格を持つ日本交通のEDS(エキスパート・ドライバー・サービス)観光担当乗務員の中から、自転車整備士の資格を保有する者を中心に担当する。サイクリング中のサポートから、サイクリングコースの提案、観光の相談まで承る。 コロナ禍でサイクリングのニーズが高まっている中、日本交通ではタクシーの特性を活かして、往復の移動、荷物の運搬、急な天候の変化、万が一の故障時の対応などの多くの不安を解消し、気軽にアウトドアレジャーできる機会を創造すると謳っている。 サイクリングタクシーは、これまで「霞ケ浦一周サイクリングコース」「富士4湖サイクリングコース」の2コースを用意していたが、新たに「榛名山ヒルクライムコース」を追加し、シーズンに向けて顧客の要望に応える。コース設定はアレンジ可能で、予定に合わせ、観光を組み込むことも可能だ。 「榛名山ヒルクライムコース」は6万6000円(税込、以下同)から。運行期間は毎年3月から11月。従来からの2コースも、引き続き申込み可能。富士4湖サイクリングコースは7万5000円からで通年運行。霞ケ浦一周サイクリングコースは6万6000円(税込)からで通年運行。運行は土曜・日曜のみ、1日につき1台限定。各コースとも10時間の所要時間を想定。時間超過の場合は30分毎に2470円の加算が発生する。有料道路料金、駐車料金、入館料、食事代等は別途負担。 予約方法は、EDSホームページまたは電話にて申し込み。電話番号03-6265-6270(受付時間 平日:9時~17時)。 関連リンク EDSお申し込みページ http://www.nikkotaxi.jp/sightseeing/request(お申し込みフォーム「その他」欄に、「サイクリングタクシー希望」と記入)