デイリーアーカイブ Nov 18, 2024

JR西日本 尾道・しまなみサイクリングきっぷを発売 レンタサイクルと切符、航路がセットとなったお得な切符

JR西日本は5月20日、往復JRと指定の航路(尾道港~瀬戸田港)及びJRオリジナル自転車(レンタサイクル)がセットになった「尾道・しまなみサイクリングきっぷ(e5489専用)」を一部リニューアルして発売すると発表した。 尾道・しまなみサイクリングきっぷは、発地から尾道駅までの往復JR(新幹線普通車指定席)に、瀬戸内クルージング(尾道港~瀬戸田港往復)・JR西日本オリジナル自転車(レンタサイクル)がセットになったきっぷ。1名から利用でき、こども料金の設定はない。有効期間は2日間で、レンタサイクルは利用開始(1日目)に利用する必要がある。 レンタサイクル貸出箇所は、尾道エリアは 2022年7月13日に、JR尾道駅2階に新しくオープンするHOTEL BEACON ONOMICHI(ホテルビーコンおのみち)。瀬戸田エリアはしまなみロマン、汐待亭で貸出可能。 発売期間は2022年6月1日から2023年3月28日。利用期間は2022年7月1日から2023年4月1日(土)の連続する2日間。また、尾道エリアは2022年7月13日利用開始分から発売する。値段は非電動タイプの場合、大阪市内は1万6000円。神戸市内は1万5000円。岡山、広島は7000円。電動タイプはプラス1000円必要。 関連リンク 尾道・しまなみサイクリングきっぷ https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/tokutoku/onomichi_shimanami_cycling_kippu/

ヨーロッパを転戦する世界選手権E-Bikeレース「WES(ワールドEバイクシリーズ)」とは?

ヨーロッパを中心に人気となっているE-Bike。ドイツでは2021年の年間販売台数が200万台を突破(記事)し、ポルシェ(記事)やMVアグスタ(記事)、ドゥカティ(記事)など、様々な高級自動車や高級オートバイブランドが参入している。そんなヨーロッパのE-Bikeブームの流れで、E-Bikeレース「WES(World E-Bike Series)」が登場した。 World E-Bike Seriesは、国際的な電動アシストマウンテンバイク(以下、E-MTB)大会。2019年にモナコで初開催を行い、2020年に、初のUCI E-MTB・クロスカントリー・ワールドカップとしての権利を獲得し、上位層へのステップアップを果たした。このレースは、UCI世界選手権への参加資格となるポイントを提供し、レインボージャージを獲得するために戦うことができる。 https://youtu.be/f9KyarTOZIk E-クロスカントリー(E-XC)はWESの主要種目だが、WESイベントにはE-Gravityレース、シティトラック競技、アマチュアによるプロライド(Ride WES)なども用意されている。 国際的なネットワークとワークショップは、地方自治体や電気産業界と共同で開催され、e-モビリティの選択肢や「新しい時代」におけるE-Bikeの重要な役割、電気スポーツやサイクルツーリズムの開発について話し合うとのこと。 コースは2キロから6キロのサーキットで行われるオフロードで、1ループ、ループの長さにより複数周回可能。総距離は15キロから30キロで、登坂距離は1000メートルから1400メートルとなる。 WESの参加者はUCIシニアライセンス保持者(19歳以上)の男子・女子。 https://youtu.be/Bhxl_8-jJms UCI E-MTB XC WORLD CUPの優勝者は、男子・女子、WESの全レースにおけるチームメンバー全員のポイントの合計によるWESチーム、E-Bikeメーカー、モーターメーカー、スタート時の最速ライダーが第1コーナーを1位で通過した場合に送られるWESホールショット。フルラップでの最速ライダーのMagneti Marelli Checkstar Power Lapがある。各レースとも、男子50名、女子50名の定員制。シングルライダー、チーム、ワイルドカードについては、新シーズンの1月から3月までworldebikeseries.com / Registerからオンラインで申込書を入手することができる。 使用するE-Bikeは、EN15194に適合したモデルとなる。アシスト制限速度は25キロ。定格出力250Wで、3ヶ月以内のモーター診断を受けなければならない。また、サインイン時に提示が義務付けられている。他にも、認定証と診断書に対応するホイールサイズも確認する必要がある。WESはコースサイドにコミセンを設置し、レース中盤にチェックを行い、上位5位までの選手は全員バイクのフルチェックを受ける。また、製造者証明書に適合していないバイクや誤ったモーター診断が行われたバイクは、自転車競技界が機械的なドーピング犯罪を扱うのと同じように扱われるものとする。 バッテリーのサイズに制限は無いが、選手はスタート前に500Wh以下のバッテリーを搭載したバイクを提示しなければならない。サーキットは現在、このエネルギー量に合わせて設計されている。バッテリー数に関しては、E-XCレースでは、ライダー1人につき1個のバッテリーを使用可能。グラビティレースでは、サーキットやレースの仕様によって異なる。WESは、ライダーが戦略的にバイクを使用し、様々なモードを駆使して最速でゴールできるようなレースサーキットの設計を目指している。 https://youtu.be/CbToLXp6ZIE WES GRAVITYは、E-マウンテンバイクのスペックを最大限に生かしたダウンヒルとアップヒルの時間制ステージによるE-MountainBike Enduroレースフォーマット。最大2〜4ステージ。レースカテゴリー UCI MTB Cat. 3、UCIインターナショナルイベントカレンダーに登録されているイベント。 WES GRAVITYはUCIシニアライセンス保持者(19歳以上)、男子・女子で争われ、EN15194に適合した電動アシスト自転車で行われる。 WES GRAVITYの称号は、男女のライダーにWESグラビティチャンピオンの称号、WESの全レース(XC+グラビティ)におけるチームメンバー全員のポイントの合計による「WESチーム」、バイクメーカー (XC + Gravity)、モーターメーカー(XC+グラビティ)となる。 WESレースカレンダーは毎年公開される。これは、各WESラウンドの種目とサイドイベントの特徴を示しており。WESのウェブサイトから入手可能だ。WESラウンドでダブルXCレースが開催される場合、WESグラビティレースは開催されない。WESグラビティレースを含むラウンドでは、XCレースは1回のみ開催される。ダブルXCレースは、ライダーにとってUCI世界選手権の予選でポイントを獲得するためのダブルチャンスとなる。 RIDE WES、WESシティトラックとは https://youtu.be/MidY94vz1ak WESが主催するソーシャルライド(Amateur Randonnée)は、WESイベント期間中、様々なレベルのライダーがプロと一緒にUCI E-MTB XCワールドカップコースを走れるように企画されたもの。18歳以上であれば、誰でも参加できる。ライドWESは、WES UCI E-MTB XCワールドカップイベントのサイドイベントとして、あらゆるライダーがE-Bikeの世界を身近に感じ、ハイレベルなライド体験ができることを目的としている。 WESシティトラックはダウンタウンのコンパクトなコースで、障害物を取り外すことができ、地域の状況やニーズに合わせることができる。WESラウンドのサイドイベントとして、E-MTB、E-スクーター、その他のE-モビリティオプションに適用される場合がある。各ラウンドの開催地に合わせて調整されるため、特徴はラウンドごとに異なる可能性がある。 E-Villageは電動モビリティに関するWES独自のデザイン製品、サービス、技術を展示するダウンタウン・ショーケース・エリア。国際的なネットワークとワークショップを自治体や電動業界と共同で開催し、持続可能なモビリティの選択肢、「新しい時代」における電動バイクの重要な役割、電動スポーツの発展、WES開催地の触媒としてのサイクルツーリズムについて話し合う機会を設ける。 WESはすべてのブランドに開かれたシリーズであり、単一ブランドによる選手権ではありません。したがって、WESは世界のトップファクトリーはもちろんのこと、新しいブランドも歓迎します。E-Bikeメーカーについては、WESは、このスポーツの偉大な進化の段階の主人公となることを目指す、サテライト活動を行う電気業界のすべてのブランドとのコラボレーションを歓迎すると謳っている。」 関連リンク World E-Bike Serise https://www.worldebikeseries.com/

Garminテールライト内蔵リアビューレーダーに、録画カメラを搭載した新モデル「Varia RCT715」登場

ガーミンジャパンは5月19日、自転車走行中の後方を自動で録画・保存するカメラ付きリアビューレーダー「Varia RCT715(ヴァリア アールシーティー715)」を、2022年6月2日(木)に発売する。また、予約受付は、5月26日(木)より開始する。 Garminの後方レーダー機器「Varia」シリーズは、自転車事故の多くが後方からの追突事故であることを考慮し、世界初のミリ波レーダーを内蔵することで、最大140メートル後方から接近する自動車などの移動物体を的確に捉えてライダー自身に素早く知らせるレーダーシステム。 「Varia RCT715」は、後方車の接近をライダーに知らせ、ライト点滅で運転手にも注意を促す従来の機能に加え、新たにカメラによる映像録画機能を搭載した。 ライド中に接近する車両を検出すると自動でカメラがオンとなり、事故を検出した場合には事故前後の映像を自動で保存する。これにより、万が一の事故時、ライダー自身の見えない状況を映像で確認でき、第三者への映像提供も可能となる。 カメラは、解像度1080p/30FPS、バッテリーを延長して長時間のライドを可能する解像度720pの設定から選択できる。 また、後方ライトは最大1.6キロメートル離れた地点から視認できる明るさで、遠くからもライダーの存在を認識させることができるよう設計されている。ライダーへの接近アラートは、別売りのサイクルコンピューター「Edge」シリーズなどGarminデバイスはもちろん、「Varia モバイルアプリ」をダウンロードすればスマートフォンで対応できる。この「Varia モバイルアプリ」では、保存された映像へ簡単にアクセスができるほか、映像データの転送やデータオーバーレイなどのカメラ設定のカスタマイズが可能になります。 「Varia RCT715」は、専用のシートポストマウントキットで様々な自転車機種への装着に対応し、着脱も簡単なのを売りにしている。価格は4万4800円(税込)。 関連リンク Garmin Varia RCT715 https://www.garmin.co.jp/products/intosports/varia-rct715