デイリーアーカイブ Nov 17, 2024
GORIX ボトルケージの位置を上下に調整できるボトルケージマウント(GX-BRIDGE)が新発売
GORIXは7月28日、同社の自転車パーツブランド「GORIX」から新商品「ボトルケージマウント(GX-BRIDGE)」が発売されたと発表した。
ボトルケージマウント(GX-BRIDGE)」は、ボトルケージの位置を上下に微調整できるボトルケージ アジャストアダプター。
小さいフレームやフレームバッグにボトルが干渉してしまっている場合でも、ボトルケージを下に下げる事でボトルを取り出しやすくなる、フレームバッグに干渉しないようにすることができる。
ボトルケージの位置は、上下に最大30mmずらす事が可能。価格は2000円(税込)。詳細は以下の通り。
商品内容 GX-BRIDGEアダプタ本体、
ボルトM5*10mm/14mm各2本、 5mmスペーサー2個、 3mm六角工具、日本語説明書
用途 自転車のボトルケージの取り付け位置を上下にずらすのに使用
サイズ 全長106mm、 幅12mm、厚さ3.2mm、突出部厚み10mm
調整範囲 元の位置より最小15mm、最大30mmの範囲に上方向や下方向にセット位置を変更可能
材質 アルミ合金
重量 28g
(アダプタ本体とボルト& スペーサーを含め)
関連リンク
ごっつプライス https://www.gottsuprice.jp
「NISEKO GRAVEL」、パナレーサー株式会社と タイトルスポンサー契約を締結
HOKKAIDO EVENTSとパナレーサーは7月28日、HOKKAIDO EVENTSが主催するサイクルイベント「NISEKO GRAVEL」のタイトルスポンサー契約を締結すると発表した。
NISEKO GRAVELは、ニセコエリアで初めてのグラベルファンライドイベントとして2020年に参加者5名にてテスト開催。2021年は同じくテスト開催だったが参加者を100名まで拡大した。
2022年、「ニセコを日本のグラベル文化の発信地に」というコンセプトを軸に、会場でのフェスティバルを伴う形で9月3日~4日の2日間、ニセコアンヌプリ国際スキー場をメイン会場に、本開催される。
HOKKAIDO EVENTSは、スノーリゾートとしての国際的ブランディングを確立した二セコエリアで、夏のフラッグシップコンテンツとしてUCI Gran Fondo World Seriesの一戦「NISEKO CLASSIC」を開催し、エリアの観光産業をより一層盛り上げるため、2015年に設立された。
パナレーサーは兵庫県丹波市に本社工場を構える、創業70年を迎えた自転車用タイヤ・チューブの専業メーカー。昨今盛り上がっているグラベルシーンに向けては、いち早くグラベルロード向けタイヤ「GRAVELKING」を発売していることで知られている。
契約の締結は2022年7月中を予定しており、主な契約内容としては、NISEKO GRAVELへの資金協力や賞品提供となるが、資金はイベントにおけるファンライド、および会場フェスティバルの運営、また、プロモーションに充てられ、日本国内のグラベル文化の発展に貢献していく。
HOKKAIDO EVENTS 代表 今野 一彦はリリースにて「弊社は、国策である「スポーツツーリズムの推進」をいち早く北海道の大自然を活用し、実施してきました。その中でもニセコエリアの観光コンテンツは、世界的に注目されており、世界のリゾート地の仲間入りを目指し、国内外から投資が行われております。
現在、ニセコエリアで開催され、世界にも周知され始めている「ロードバイク事業」に加え、新たなリゾートコンテンツである「グラベル」を取り込む事で、世界の名だたるリゾート地に肩を並べるカテゴリーが追加されます。ロードバイクレース、ヒルクライム、そしてグラベル。
この度のパナレーサー株式会社様とのスポンサー契約は、ニセコエリアに様々アクティビティーに更なるカテゴリーを提供できる環境が整います。
今後も、ニセコエリアのスポーツツーリズムを活用した地域活性化に寄与できるよう、地域の皆様、行政機関、関連するステークホルダの皆様と連携して事業を拡大してまいります」と語っている。
パナレーサー 代表 大和 竜一は以下のように語っている。「この度、弊社はHOKKAIDO EVENTS様が主催される「NISEKO GRAVEL 2022」へのタイトルスポンサー契約を締結させていただく運びとなりました。世界的なサイクル市場の盛り上がりとともに、日本でも主に舗装道路を走行するだけでなく、未舗装道路、砂利道や山間の細道を走行するグラベルライドを楽しまれる方々が急激に増加しております。特に雄大な大自然のなかを自転車で走行できることはグラベルライドの醍醐味でもあり、まさにニセコ地域の環境は最適な地域であります。今後日本でもグラベルライドがますます盛んになってまいりますが、その先駆けとなる「NISEKO GRAVEL 2022」を後援させていただけることを大変ありがたく思います。
弊社は今年創業70周年となりました。それを記念し「ミチと出会おう」を合言葉に、これからも新しい自転車の楽しみ方のご提供、新しい出会いや発見のお手伝いとして様々なご提案をしてまいります」と語っている。
関連リンク
NISEKOGRAVEL https://www.nisekogravel.com
パナレーサー https://panaracer.com
イタリアのオートバイ・E-Bikeブランド「FANTIC」 ロードバイク等で有名なボッテキアを買収
Fantic Motor S.P.A.は2022年7月7日(現地時間)、ロードバイク等で有名なイタリアの自転車ブランド「BOTTECCHIA(ボッテキア)」を買収した。
FANTICはイタリア・ロンバルディア州レッコ県バルザーゴに本社を置くオートバイメーカー・ブランド。現在はイタリアの投資グループ「Ve Network」の一員となっている。2019年にはYamaha Motor Europeとの戦略的産業コラボレーションを公式に発表し、2020年末にはMotori Minarelliの買収を行っている。
ボッテキアは、1924年にレンガ職人だったオッタビオ・ボッテキアから名付けられた自転車ブランド。イタリア人初のツール・ド・フランス優勝者で第1ステージから最終ステージまでイエロージャージを身にまとったことで知られれており、1926年、ボッテッキア・チクリのブランドが誕生した。
ボッテキアは、マウンテンバイクでは、ボッテッキアファクトリーチームMTBを、ロードレースでは、ドローンホッパー・アンドローニ・ジョカットリチームが、ジロ・デ・イタリアの最後の大会で際立った存在となり、過去4年間で3度のイタリアチャンピオンになっている。
買収に関して、世界有数の銀行グループであるドイツ銀行が、イタリアの起業家銀行のビジネスバンキングチームによって構成されたオペレーションを通じて、買収資金の管理でFANTICを支援するために介入した。
また、FANTICは、PWC Companyの弁護士Davide FrauとMatteo Marcianoによってサポートされている創業者Renzo BertoとLaura Famengoとコンサルティング会社「Be Advisor」の貢献を利用した。
https://youtu.be/RhlR-K01KzU
ボッテキア・チクリのセールス・ディレクターであるマルコ・トゥラートは、次のように語っている。「ブランドの歴史、過去20年間のBottecchiaの経営で得た経験と知識は、この会社の貴重な価値であり、そのおかげで我々は国際的なレベルで重要な結果を達成することができたのです。私たちのチーム全体は、近年飛躍的な成長を遂げている市場のリーダーであるFantic Motor S.P.A.グループとの重要なプロジェクトに興奮しています。今日の市場では、より多くのスキル、技術、リソースが必要とされており、それは大規模なグループのみが提供できるものです。このため、FANTIC社による買収は、両ブランドの能力と可能性を拡大し、より大きな目標を共に達成することになるのです」
ボッテキアは、イタリア国内では象徴的な折りたたみ自転車ブランドとして知られている「Graziella」のオーナーでもあり、同じくFANTICグループの管理下に入る。
関連リンク
FANTIC https://www.fantic.com/
BOTTECCHIA https://www.bottecchia.com