デイリーアーカイブ Oct 25, 2024

プロロードレーサー西尾勇人選手、茨城県土浦市に移住

自転車のまち・茨城県土浦市に、セブンイレブンロードバイクフィリピン(711RBP)所属のプロロードレーサー、西尾勇人選手が2024年5月下旬に移住しました。これに伴い、7月中に安藤真理子土浦市長への表敬訪問が予定されており、7月20日にはりんりんポート土浦で開催されるイベントに出演することが決定しました。 西尾勇人選手は1994年1月9日生まれの北海道出身で、171cm、59kgのオールラウンダーです。中学時代に競技スキーのオフトレとして始めたMTBから自転車競技に転向し、高校時代には弟とともに自転車競技部を立ち上げました。順天堂大学自転車競技部を経て、那須ブラーゼン、さいたま那須サンブレイブといったチームでプロとして活躍。2024年からはセブンイレブンロードバイクフィリピンに所属しています。 今回の移住により、西尾選手は競技生活を続けながら、元パラリンピックタンデムパイロットで銀メダリストの大木卓也氏が経営するインソール企画開発販売会社「IRERUDAKE株式会社(茨城県笠間市)」での勤務も行います。 7月20日に開催される「第1回りんりんポート土浦サイクルフェス」では、ロードバイクの試乗会やスポーツ関係商品の試着・販売が行われます。スペシャル企画として、土浦市に移住した西尾勇人選手と金子大介選手との交流ができるカフェライドも同時開催されます。このカフェライドは初心者でも参加可能で、旧筑波鉄道コースを案内する予定です。 このサイクルフェスは、土浦市のりんりんポート土浦で初開催となり、ロードバイクの試乗やスポーツ関係商品の試着・販売のほか、キッチンカーの出店や酸素カプセルの体験会なども行われます。 西尾選手の今後の取り組みとしては、ナショナルサイクルルートにも選定されている「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を拠点にした競技練習や、茨城県内のサイクリングルートを活用した練習、地域情報の発信などが予定されています。また、自治体や企業と連携したサイクリングイベントの企画や、自転車教室、商品開発、観光情報の発信による地域振興にも取り組む予定です。 第1回りんりんポート土浦サイクルフェス(最終更新:6/19) - RIDE ON IBARAKI

Luup、新たな移動手段「電動シートボード」を発表 – 座席・カゴ付きで幅広いニーズに対応

株式会社Luupは、2024年冬以降、電動アシスト自転車や電動キックボードに続く新たな車両として、座席とカゴ付きの特定小型原動機付自転車「電動シートボード」の提供を開始することを発表しました。今回の発表は、Luupが高齢者や長時間の移動、大きな荷物を運ぶ必要のある方々のニーズに応える新しい移動手段を提供することを目指していることを示しています。 電動シートボードは、座席とカゴが付いており、長時間の移動や大量の荷物を運ぶ際に便利です。特に、足腰に不安のある方や、電動アシスト自転車や電動キックボードが利用しづらいと感じる方々にとって、より乗りやすい設計となっています。 この新しいモビリティは、Luupが提供する既存の電動アシスト自転車や電動キックボードと同様に、シェアリングサービスとして利用できる予定です。特定小型原動機付自転車として分類されるため、最高速度は車道モードで20km/h、歩道モードで6km/hとされ、16歳以上であれば運転免許不要で利用可能です。 電動シートボードは、現在開発中であり、2024年冬以降に順次シェアリングサービス内で提供される予定です。利用者は既存のLUUPアプリを通じて、この新しいモビリティを利用することができます。車両の寸法は長さ118.0cm、幅58.4cm、高さ101.0cm、重量は約29kg、耐荷重は100kgとされ、カゴの容量は約23.6Lです。また、既存の電動アシスト自転車や電動キックボードのサービスも引き続き提供され、利用者の多様なニーズに対応していく予定です。 LUUP(ループ) | 電動キックボードシェア/シェアサイクルアプリ | Luup(ループ) | 電動キックボードシェア/シェアサイクルアプリ

シマノ 海外市場でEバイク用モーター「EP5」「E5100」を発表

シマノは海外市場で、新型Eバイク用モーターであるEP5およびE5100ドライブユニットを発表しました。 EP5ドライブユニットは、E-MTBなどで使われているEP801、EP6の流れを受け継ぐドライブユニット。最大トルク60Nmで、日常の通勤から週末の冒険まで、さまざまなサイクリングニーズに対応する堅牢で静かな走行を実現すると謳っています。EP5のバランスの取れたアシスト出力は、ライダーがペダルを漕ぐたびにバッテリーの充電を最大限に活用できるようにし、フラットな通勤ルートで270km以上の走行距離を提供するとのこと。 EP5の注目すべき特徴の一つは、内装変速ハブやリアディレイラーを備えたバイクでのギアチェンジを自動化するAUTO SHIFT機能。既にEP8やEP6に採用されている機能ですが、下位モデルのEP5にも搭載するところに注目でしょう。 EP5ドライブユニットは、E-TUBE PROJECT Cyclistアプリを通じて、カスタマイズにも力を入れています。ライダーはFINE TUNEモードで最大15のユニークなアシストキャラクターを作成したり、BASICモードでアシストキャラクター、最大トルク、アシストスタートの設定を調整したりすることができます。 EP5とともに発表されたのが、日常用に設計されたE5100ドライブユニットです。E5100は軽量でコンパクト、最大トルク50Nmを提供し、通勤やカジュアルなライドに最適なドライブユニット。E5100もE-TUBE PROJECT Cyclistアプリに対応しており、ライドのカスタマイズが可能です。内装変速ハブ(IHG)ドライブトレインのみAUTO SHIFTに対応しています。 どちらのドライブユニットも、Vブレーキ、ディスクブレーキ、ローラーブレーキ、コースターブレーキなど、さまざまなブレーキシステムに対応しており、異なるバイク設定に対しても柔軟に対応できます。また、ECO、TRAIL、BOOSTの3つのカスタマイズ可能なアシストモードを提供しており、ライダーは好みのアシストレベルを選択できます。 シマノEP5、E5100の日本導入は不明です。 EP5 EP500 SERIES | SHIMANO BIKE-US E5100 SERIES | SHIMANO BIKE-US