デイリーアーカイブ Oct 25, 2024

DJI、Eバイク用ドライブシステム「Avinox Drive System」を発表 小型、軽量、高出力を謳うパワーユニット

2024年7月3日、民生用ドローンなどで知られるDJIは、Eurobike 2024にて電動マウンテンバイク(eMTB)のドライブユニット「Avinox Drive System」を発表しました。 DJIのコーポレートストラテジー シニアディレクター、Christina Zhang氏は、「DJIのイノベーションに対する情熱と、ドローンやカメラの安定化システムで培った技術がAvinoxの開発につながりました。信頼性の高いモーターの開発やバッテリー管理、機械設計など、電動自転車に不可欠な技術を有しているDJIがこの分野に進出するのは自然な流れでした。Avinoxは、弊社の卓越した技術を体現し、アウトドア事業におけるトップブランドとしての新たな可能性をもたらします」と述べています。 Avinox Drive Systemの一番の特徴は、重量2.52 kgで最大出力1000W、最大トルク105Nmのを発揮するコンパクトなドライブユニット。参考として、欧州仕様のEバイクの最大出力(≠定格出力)は、Bosch SmartSystemはActiveLineが586Wで、ActiveLine PlusやPerformance Line CXなどが600W、シマノ・EP801が600W。出力1000WクラスはBAFANG ULTRAMAXなどの北米系の大型モーターが中心で、欧州系のEバイクモーターでは珍しい存在となっています。内部に関しては、複合遊星歯車列と高性能ポリマー製ギアにより、軽量かつ静かな乗り心地を実現すると謳っています。 また、ソフトウェアに関してはDJIのスマートアシストアルゴリズムを採用しており、マルチセンサーフュージョンに基づいて走行抵抗を自動調整します。標準装備の4つのモード(自動、エコ、トレイル、ターボ)に加え、ブーストモードも利用可能で、走行状況に応じた最適なアシストが提供されます。Avinoxアプリを使用してアシストレベルやパラメーターをカスタマイズすることもできます。 バッテリーは600 Whと800 Whの2種類を用意し、GaN急速充電技術により、800 Whバッテリーは1.5時間で0%から75%まで充電が可能です。2インチOLEDフルカラー制御画面とBluetooth接続対応のデュアル遠隔操作ユニットを搭載し、アプリを通じてセキュリティ機能やデータの記録、リアルタイムの状態チェックが可能です。 また、発表と同時にDJI Avinoxを搭載したオールラウンド型電動アシストマウンテンバイク「Amflow PL」が登場。Amflow Bicycles (Shenzhen) Co., Ltd.が製造する、このオールマウンテンE-MTBは、19.2 kgの軽量ボディでピークパワー850 W(通常時250 W)の出力を発揮するとのこと。カーボンフレームは重量2.27キロで、29インチと27.5インチの両方と互換性がある設計を採用しています。Amflow PLは日本では未発売です。 Amflow PL 電動マウンテンバイク - Power to the Peak  DJI - 公式ウェブサイト

新紙幣発行記念!渋沢栄一ゆかりの地をシェアサイクルで巡るスタンプラリーを深谷市で開催

OpenStreet株式会社は、2024年7月2日に埼玉県深谷市でシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」を開始し、これに合わせて「新紙幣発行記念!渋沢栄一ゆかりの地を自転車で巡るスタンプラリー」を実施します。このキャンペーンは、深谷市出身で「近代日本経済の父」と称される実業家、渋沢栄一が新一万円紙幣に登場することを記念して行われます。 「HELLO CYCLING」のステーションは深谷駅東側駐車場に設置され、キャンペーン期間中は、渋沢栄一ゆかりの地を巡るスタンプラリーが実施されます。スタンプラリー参加者は、アプリで登録した後、電動アシスト自転車を利用して各地を巡り、チェックインすることで、1カ所ごとに「HELLO CYCLING」で利用できる100円分のクーポンを受け取ることができます。さらに、7カ所全てにチェックインし、500円以上の利用をした方の中から抽選で24名に1万円分のクーポンがプレゼントされます。 今回のスタンプラリーは、株式会社埼玉りそな銀行の支援を受けて実施され、地域活性化と新紙幣の記念イベントとして注目されています。深谷市内の「HELLO CYCLING」ステーションでレンタルした自転車を利用して、深谷市の魅力を再発見しながら、渋沢栄一の歴史に触れることができる絶好の機会です。 利用者は「HELLO CYCLING」アプリを通じて、ステーションの検索や自転車の予約、決済を簡単に行うことができます。全国約8,400カ所のステーションで貸し出し・返却が可能で、便利に利用することができます。利用料金は、電動アシスト自転車が30分130円、延長は15分ごとに100円、12時間まで1,800円で利用可能です。 HELLO CYCLING - 好きな場所で返せるシェアサイクル

ツバメ・イータイムズ、ファット系電動アシスト自転車『2BM』を販売開始

株式会社ツバメ・イータイムズは、2024年6月1日、新たな電動アシスト自転車『2BM(ツービーエム)』の一般販売を開始しました。『2BM』は、これまでのEVバイクおよび電動アシスト自転車の製造・開発で培った技術を活用し、街乗りに最適なデザインをコンセプトに開発されました。 この新モデルは、性別を問わずスタイリッシュに走りたい、映える自分らしいカラーを選びたいというユーザーのニーズに応え、全てマットカラーの5色展開です。カラーはホワイト系のSNOW、カーキ系のMATCHA、ベージュ系のCHAI、ブラック系のTOKYOBLACK、そしてピンク系のBABYPINKとなっており、自分好みの一台を見つけることができます。 デザイン面では、フレームに「ちょこっとバッグを乗せられるスペース」を確保しつつ、EVバイクで特徴的な極太ファットタイヤを搭載しています。これにより、格好良さと可愛さの両方を表現するカラーバリエーションが実現されています。 航続距離においては、通常走行の標準モードで約65km、エコモードで約100km、パワーモードで約40kmと、用途に応じた選択が可能です。大型リチウムバッテリーを搭載し、取り外し可能な仕様で、車体に装着したままでも充電ができます。バッテリーには専用キーが付いており、盗難防止機能も備えています。バッテリー残量はLEDインジケーターで一目瞭然です。 さらに、走行スピードやバッテリー残量、電動アシストモードなどが確認できる大型LCDディスプレイを搭載しており、昼間でも視認性が高く、快適な走行をサポートします。また、標準装備として前後のフェンダーが付いているほか、オプションでフロントバスケットやリアキャリアも用意されています。 EVインテグレーター「株式会社ツバメ・イータイムズ」 | 道なきところに、道をつくる。 (tsubame-group.co.jp) 街乗り最適デザインの電動アシスト自転車|2BM(ツービーエム) (2bmbike.com)