デイリーアーカイブ Nov 7, 2024

ヤマハ YPJ-MT Pro 2023年モデル E-MTB界の絶対王者が死守するために進化

2023年1月20日、東京都調布市にある味の素スタジアムで行われた「ワイズロード社員試乗会」。ヤマハ YPJブースでは、現在販売されているEバイクを展示、試乗を行っていた。 その中でも注目したいのがフラグシップモデルのYPJ-MT Proだ。YPJ-MT ProはフルサスペンションタイプのE-MTBで70万円以上と高価格だが、ヤマハ発動機の担当者曰く「入荷したら、在庫の奪い合いになるほどの売れ行き」とのことだ。 日本E-MTB界の絶対王者に君臨しているYPJ-MT Proは、シクロライダーでも初代モデルを評価した時、「YPJ-MT Proを乗らずしてE-MTBは語れない」とインプレ記事を書いている。また、様々なEバイク企業にYPJ-MT Proの購入を薦めており、YPJ-MT Proを超える物を作れとハッパをかけている。 2023年モデルのYPJ-MT Proは、日本E-MTB界の絶対王者を死守するために進化。部品のグレードアップや、海外で先行登場していたフラグシップモーター「PW-X3」を搭載したこと。詳細なインプレを行う予定なので、詳しい内容は紹介しないが、音質は間違いなく変化している。ギアの音鳴りはヒューン系となり、登場時は日本国内で一番静かだったPW-X2よりも静音化されていると感じ、無音では無いが無音クラスに近づいているのでは?と思った。パワー・トルクに関しても旧型以上はあると感じる。 PW-X3の恐ろしい所は、モーターを小さくしても、音、パワー、トルクの全てを犠牲にせず向上させたということ。電動アシスト自転車のリーディングカンパニーの力を見せつけられたと言ってもいいだろう。 関連記事(インプレッション) ヤマハ・YPJ-MT Pro PW-X3搭載モデル 日本E-MTB界の絶対王者はどのように進化したか? - シクロライダー (cyclorider.com) 関連リンク YPJ-MT Pro - スポーツ電動自転車 | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)

スコットが電動アシストロードバイクに参入か 価格などを聞いてみた

2023年1月20日、東京都調布市にある味の素スタジアムで行われた「ワイズロード社員試乗会」。この試乗会では、ロードバイクやクロスバイク、Eバイクなどワイズロードで取り扱うブランドを集めて、商品知識を深めるための社内イベントとして知られている。 今回の社員試乗会でスコットブースは、1台の電動アシストロードバイク「アディクト Eライド」が展示していた。 アディクト Eライドは、レーシングロードバイク「アディクト RC」のEバイクバージョン。レーシングロードバイクのアディクト RCと同じく、フレーム素材はカーボン製を採用しており、フレーム重量はわずか1.04キロとE-Bikeのフレームでは非常に軽量なことで知られている。 ドライブユニットはマーレ製のリアインホイールモーターを採用。バッテリーは内蔵式となっている。 今回展示されていた車両は欧州仕様であくまでも参考出展となっている。そのため、日本国内で販売されるモデルとは、車体のカラーやデザイン、部品構成が異なる。但し、マーレ製ユニットは日本国内仕様に変更して採用するとのこと。 予想価格は100万円。スペシャライズド ターボクレオSLなどのライバルと比較して、どれだけの性能を持っているのか気になるだろう。 関連リンク 株式会社スコットジャパン(公式ホームページ) (scott-japan.com)

VOTANI F3 ミニベロ電動アシスト自転車「VOTANI H3」の折りたたみ版

2023年1月20日、東京都調布市にある味の素スタジアムで行われた「ワイズロード社員試乗会」。この試乗会では、ロードバイクやクロスバイク、Eバイクなどワイズロードで取り扱うブランドを集めて、商品知識を深めるための社内イベントとして知られている。今回、そんな社員試乗会に潜入して、新しく登場するEバイクを一台ずつピックアップする。 まず紹介するのは、発売予定車種の「VOTANI F3」VOTANIは、Eバイク専業メーカーで有名な「BESV」のサブブランド。BESVのアシスト制御技術や、フレームデザインのノウハウを集約し、価格と性能を両立し、より気軽にコンパクトに日常的に利用できるブランドとなっている。 VOTANI F3は、ミニベロ電動アシスト自転車「VOTANI H3」の特徴を持ちつつ、折りたたみ化を行ったモデル。VOTANI H3の特徴である取り外し可能なセンターバスケットは、F3にも標準装備されている。センターバスケットのサイズはH3よりも小ぶりだ。 モーター、内装3段変速、コンパクトなディスプレイなどの電気系や駆動系の機能はVOTANI H3と同じだと思われる。アシストの感覚はVOTANI H3と同等。ただし、フロントフォークはVOTANI H3がサスペンションフォークを搭載していたのに対し、VOTANI F3はサスペンションが無いリジッドフォークとなっている。 折りたたみ機能はハンドルポストとフレームに採用。折りたたんだ状態は、折りたたみ自転車として大きい。折りたたみ機能は、あくまでも家の中での保管や車載用だろう。 VOTANI F3の予想価格は20万円以下と思われる。この価格帯の折りたたみ電動アシスト自転車は、様々なモデルがあるが、VOTANI F3は、街乗り向け電動アシスト折りたたみ自転車では強力なライバルとなりそうだ。 関連リンク Votani(ヴォターニ)|コンパクトでカジュアルなe-Bike|電動アシスト自転車