デイリーアーカイブ Nov 2, 2024
電動バイクメーカーが作るEバイク「FUELL Flluid-2S」 航続距離300キロ超え、Valeo製ギアボックスモーターを搭載
電動アシストスポーツ自転車(Eバイク)の世は従来の自転車ブランドだけでなく、新興企業も参入している。その1つが、電動バイクメーカーで有名なFUELLだ。
FUELLは、かつてアメリカのスポーツモーターサイクルメーカーの1つだったBuellの創業者であり、エンジニアとして知られるエリック・ビューエルと、Buell時代のチームが作り上げる電動スポーツコミューターを提案するスタートアップブランド。2024年には電動オートバイ「FLLOW」を発売する予定で、日本ではモータリスト合同会社が取り扱いを行う予定となっている。
FUELLは、Eバイク「Flluid-1」を海外で発売しており、2023年現在、新モデルであるFlluid-2Sをクラウドファンディングサイトで先行予約を行っている。
目を引くのが最大225マイル(約360キロ)と驚くべき長い航続距離。バッテリー容量は2000Whと非常に大きいバッテリーを搭載している。最大アシストでも115マイル(約180キロ)の走行が可能とのことだ。
モーターは、フランス・ヴァレオ製のモーター「Cyclee」を搭載しており、7速ギアボックスやギアチェンジの手間を省いてくれるオートマチックシフトなどを備えており、最大130Nmとトルクと強力なトルクを実現。アシスト速度は、最高時速28マイル(約45キロ)までアシスト可能。(日本国内法では原動機付き自転車扱いになる)
また、組込型コネクティビティシステムにより、自転車と常に接続された状態を維持でき、専用アプリでEバイクの位置確認やロック・アンロック、異常が発生した場合の警告などを行う。
FUELLの輸入販売元であるモータリストのサイトによると、Eバイクに関しては後継機種の開発に協力して日本仕様を導入する予定とのこと。今後に注目だ。
関連リンク
Flluid-2S - FUELL
サイクルベースあさひ オリジナル電動アシスト自転車「エナシス」の新色を発表
株式会社あさひは4月11日、電動アシスト自転車ブランド "エナシス" に新色を追加したとは発表しました。
今回、"エナシスコンパクト "と "エナシスミー "の2機種に新色を追加しました。
"エナシスコンパクト "は、スタイルと機能を兼ね備えたコンパクトモデルで、鋲が付いたテリー型サドルやメッシュの底面が付いたスタイリッシュなバスケットを採用しています。また、自転車のデザインにマッチする砲弾型LEDライトや、走行時の安定性を高める幅広タイヤ、USBポート付き液晶スイッチパネルもありスマホの充電もできます。車体はコンパクトなので、エレベーターに乗せたり、玄関前や屋内で保管するのも簡単で、小回りが利いて扱いやすいのが特徴です。3月下旬より新色「マットブルー」「マットアイボリー」「マットチャコール」の3色を発売し、全5色となります。
エナシスミーは、通勤・通学を想定したモデルで、4月上旬より新色「マットマスタード」を追加し、全5色となります。価格は139,700円(税込)で26型のフレームは、耐荷重27kgのキャリアや内装3段変速、LEDライトや液晶スイッチパネル、両立スタンドやサークル錠、軽量でハンドルがふらつきにくい樹脂バスケット、パイプキャリアなども搭載しており、通学を重視した仕様です。
関連リンク
ENERSYS (エナシス)|製品情報|サイクルベースあさひ (cb-asahi.co.jp)
KTM MACINA MULTI、日常からアウトドアまでSUVのように楽しめる電動アシストカーゴバイク
Eバイクの中でも、市場規模が伸びている物の1つがカーゴバイクタイプ。カーゴバイクタイプといえば軽トラック並に沢山の荷物を積むことができるモデルが有名ですが、KTM MACINA MULTIのように一般ユーザーが気軽に使うことができるモデルも用意されています。
「あなたが多才であるように、多才な自転車をお探しですか?」というキャッチコピーのMACINA MULTIは、通勤時の利用から週末の家族とのピクニックに最適なEバイク。重量物を運搬するために設計されたカーゴバイクタイプのEバイクですが、SUVのように多用途に使うことができるEバイク。
許容総重量200キロと、一般的な自転車よりも遥かに重い荷物を積むことができる車体は、24インチのホイールを採用することで、重心が低く重い荷物を積んでも安全な走行が可能です。車体中心部にはラックが装備されており、荷物を載せることができます。カーゴバイクらしい機能を持っている一方で、シャープでラギットなデザインは、カーゴバイクというイメージを感じにくいデザインとなっています。
モーターはボッシュ・パフォーマンスライン(定格出力250W、最大トルク65Nm)で、最大170kgの荷物を積むことができます。バッテリー容量を1000Whまで拡張可能なデュアルバッテリー(2x500 Wh)を搭載することが可能です。また、EUROBOX対応のキャリアと「RACKTIME SNAP IT 2.0」取り付けシステムにより、さまざまなバッグやバスケットを装着可能です。
https://youtu.be/Akybz1pHpS8
Eバイクをセカンドカー代わりとして使う場合、問題になるのが沢山の荷物を積むのが難しい事でしょう。カーゴバイクタイプなら通常のEバイクよりも沢山の荷物を積むことができますが、物々しいデザインは一般ユーザーが使うには取り扱いが難しいモデルが多いです。しかし、KTM MACINA MULTIのように、日常利用と積載性を両立できるカーゴバイクなら、積極的に購入する人もいると思います。KTM MACINA MULTIは日本未発売モデルです。
関連リンク
MACINA MULTI - KTM Bikes (ktm-bikes.at)