デイリーアーカイブ Jan 18, 2025
LOOK ROVER45 ロードバイクの「LOOK」とCIXIがコラボしたチェーンレスのスピードEバイク
ロードバイクで有名なLOOKと、マイクロモビリティのCIXIは共同で「LOOK ROVER 45」の開発を行った。
両社がコラボレーションしたLOOK ROVER 45の一番の特徴は、PERS(ペダリングエネルギー回生システム)。これは、チェーンやベルトドライブ、トライブシャフトなど、クランクと後輪を機械的に接続しなくても機能する機構で、ライダーが生成した電力は、ボトムブラケットで電力に変換されてモーターに電力を供給し、推進力を生成する。これにより変速やチェーンメンテナンスの心配をすることなく、反応的で直感的なスピードコントロールを可能にするシステム。ライダーは自分のケイデンスを設定したり、システムを「ロック」したり、アクティブパイロット・アプリを使ってデジタルキーを誰かと共有することもできる。
CIXIは、元々は高速道路で時速120キロを出すことができるマイクロモビリティ「VIGOZ」を開発していたが、LOOK Cycleとの協力により、その技術をEバイクにも適用しているとのこと。
CIXIとLOOK Cycleの共同プロジェクトは、1年半に及ぶ緻密な研究と開発を実施。ROVER 45は、最高アシスト速度が時速45キロ(欧州市場では免許が必要なS-pedelec扱い)、バッテリー容量は700Wh。車体は、3Dメタルプリント技術を使用している。
1年半にわたる開発では、LOOKは豊富なリソースと専門知識を提供。特にS-Pedelecバイクに特化したフレームデザインで、CIXIの革新的なPERSテクノロジーを補完し強化した。両社の専門家チームは、緊密な協力の下で、それぞれの長所を最大限に活かすことに焦点を当てました。CIXIのチェーンレス・ペダリング技術は、自転車の走行性能を大幅に高めるもので、それをLOOKの卓越したバイクデザインと融合させることで、高性能かつ統一感のある製品が生まれたと謳っている。
https://vimeo.com/855762399
日本国内では2023年8月28日時点では、PERS(ペダリングエネルギー回生システム)を採用した電動アシスト自転車は認可されておらず、最大アシスト速度の関係もあり、日本での扱いは原動機付自転車扱いになると思われる。日本での発売は不明。
関連リンク
LOOK x CIXI(LOOK ROVER45)
トップ 完全フル内装のチタンエアロロードフレーム「AVEDIO PEGASUS ADR」発売
株式会社トップは、チタンエアロロードフレーム「AVEDIO PEGASUS ADR」を、2023年10月上旬に登場します。この新製品は、TOKENとTRIGONが協力して開発した最新ブランド「BLKTEC(バルクテック)」の技術を活かしています。
価格設定は700,000円(税別)で、製品情報はAVEDIOの公式ウェブサイトで確認できます。
フレームにはAVEDIOが自信を持つTi-3Al-2.5Vチタニウム合金が採用され、特別な「トリプルバテット」加工が施されています。この結果、軽量かつ高剛性でしなやかな乗り心地を実現しているとのこと。
さらに、ヘッド周りのカーボンパーツは「BLKTEC」が採用され、フロントフォークにはT1100とT800が組み合わされています。これにより、高度な操縦性と快適な乗り心地が得られると謳っています。
タイヤ対応サイズは700×25Cから32Cまでと幅広く、ホイールの交換だけでロードレース、トライアスロン、ロングライド、グラベルといった多様な用途に対応します。参考重量は500サイズで7kgとなっています。
仕様についても、Di2対応、ディスクブレーキ専用、BBはT47シェル幅68mmとなっています。フレームセットには、BLKTECの一体型カーボンハンドル、ヘッドセット、カーボンフロントフォーク、カーボンシートピラー、そしてシートクランプが含まれます。
関連リンク
AVEDIO – エヴァディオ – Japan Bicycle Brand
シナネンサイクル Eバイク・電動アシスト自転車ブランド「TRAVIX」に新モデルを公開
自転車の製造から、小売り店舗「サイクルプラザダイシャリン」を展開している自転車会社で知られているシナネンサイクルは、公式サイトでEバイクブランド「TRAVIX」を公開している。
TRAVIXブランドは、正式には販売されていないが、2022年時点でカタログが公開されており、クロスバイクタイプ、マウンテンバイクタイプ、折りたたみ自転車タイプのEバイクが公開されていた。
新たに公開されたのが、一般的なクロスバイクタイプのEバイク。現代では古典的なイメージがある外付け式バッテリーや、後輪インホイールモーターなどの構成を見ると、価格を重視したモデルの可能性がある。泥除けや荷台が装備されているので、サイクリングだけでなく通勤、通学に対応しそうだ。
また、ママチャリタイプの電動アシスト自転車も用意している。他社と大きく違うのは、バッテリーをシートポスト内蔵タイプを採用していることだろう。バッテリーの脱着に関しては、国産電動アシスト自転車タイプのほうが有利だが、デザインに関してはTRAVIXのほうがスッキリとしたデザインを実現している。価格に関しては、いずれも不明だ。
関連リンク
シナネンサイクル株式会社 – 自転車の企画・OEM・卸・フランチャイズ (daisharin.co.jp)
【未発売】TRAVIX catalog | シナネンサイクル商品カタログ (actibookone.com)