デイリーアーカイブ Oct 24, 2024

普通の人なら最低でも一番軽いギア比は1以下のほうが良い理由

ギア関連で重要なのは、変速の段数よりも、自分が走行する場面で適正なギア比を探すのが重要だと思う。このギア比は、走行条件や人間のパワーが人それぞれ違うため、一概にどういうギア比がいいのかは言えないのが実情だ。 少なくとも言えるのは、無意味な重いギアは意味がないことだろう。自動車でもマニュアル車で、スピードが出ていない場面でトップギアにしても加速しないが、自転車の場合重いギアを踏み続けると膝などがやられるので、注意したい。上り坂を膝が壊れるくらいの重いギアで上るのなら、素直に押したほうが良い。上り坂で歩いても、下り坂と平地は乗れるのだから、総合的には歩きよりも速く走ることができる。 個人的には普通の人が公道で楽しく乗ることができるには、一番軽いギアは1以下は必要だと思っている。これは前のギアの歯数(クランク側)と、後ろのギアの歯数(スプロケット側)を割って、1以下になっているということ。例として挙げると、2015年のGIANT Escape R3の場合、スペック表では、ギアクランク PROWHEEL SWIFT 28/38/48T 165mm(XXS、XS)、170mm(S、M)と書いてある。この場合、一番軽い歯数は前ギアの場合、一番小さい数字で28ということになる。後ろのギアは、ギア SHIMANO HG41 8S 11-32Tと書いてあり、一番軽いギアは、後ろギアの場合、一番軽いギアは32ということになる。28÷32は0.875と1以下になっている。 なぜ、自分は一番軽いギア比は1以下のほうが良いと思うのは、峠越えなどの場面などで恩恵を受けているため。軽すぎるギアは公道でのサイクリングでは」基本的に持っていて問題はほとんどない。体調が悪い時や疲れているときなどにも役に立つ。個人的には重いギアを使うのは、自転車を知っている人が使う物で、自転車を始めた人が使うものではないと思っている。 自動車やオートバイなどの原動機がついた乗り物では、エンジンにあったギア比が設定されていて、自動変速が多いためあまりギア比について考える必要がないが、自転車は走行条件や人間のパワーが人それぞれ違う。自転車の場合、ギア比を変更するのは当たり前と思っていいだろう。

Dahon OEMモデル並みの安価なのが登場したDahon 2015年モデル

比較的安価なモデルから、高価なモデルまである折りたたみ自転車ブランド「Dahon」と「Tern」。2015年モデルの展示会について書いてあるブログを発見した。 橋輪 : DAHON tern FUJI 2015年モデル速報!【橋輪Blog】 - livedoor Blog(ブログ) 2015年モデルでは、Dahon OEMに近いぐらい安価なモデルも登場するようだ。 Dahonで一番安いモデルは、Impluse D6で税抜き価格37,000円。Impluseシリーズは折りたたみフレームに2つの継ぎ手があるRe-Barというのを採用していて、旧Impluseシリーズにも装備されていた。再登場したImpluseにもRe-barを採用していて、その形もDahon OEM専用の丸みがあるRe-Barフレームではなくて、旧Impluseに近い直線的なデザインになっている。安価な一方、フレーム素材はスチールで重量は13.6キロなので、他のDahonと比べると落ちると思う。 Impluseよりも高いが軽いモデルとしてMistというモデルも登場した。フレームの形からしてMetroシリーズを復活させたようなものだと思う。フレーム素材はアルミのため重量は12.3キロと軽い。 Dahonでも安価なImpluseとMistが登場したが、細かい所がDahon OEMモデル並みだったり、ハンドル高を上下調整機能がついてないなどの欠点がある。フレームサイズが1種類しかなく、大柄な欧米人向けに作られたようなDahonの折りたたみ自転車は、比較的ハンドル高が高めで、上下調整機能がないと、身長が高くない人にとっては、ハンドル高に戸惑うと思う。 因みに、新しく登場するDahon ImpluseやMistを購入するよりも、Dahonと同じ輸入元が取扱う、Ternブランドの「Link B7」のほうが良いと思う。税抜き41,000円で、ハンドル高の調整機能がついているアルミフレームの折りたたみ自転車で、自分ならMistを購入するのなら、Link B7を購入するだろう。

公道仕様クロスバイク GIANT Escape RX4

前回の日本海縦断でロードバイク(Scott Speedster S60)を使用して、長距離を楽に走るには競技志向で考えると失敗すると痛感して、ロードバイクからスピードクロス「Escape RX4」に乗り換えた。今回はレーサーパンツ無しでロードバイクよりも楽に300キロを走れるクロスバイクをコンセプトにして、部品を選んだ。東京~直江津~糸魚川330キロを実際に行った結果、前回の東京~新潟300キロよりも、お尻の激痛、首の痛み、精神的しんどさは少なかった。前回ではお尻の激痛、首の痛み、精神的しんどさの問題が噴出したが、今回は問題となったのは耐えられるレベルでのお尻の痛みだけだった。 ・道を選ばないこと 700×28cタイヤが標準で装着でき、その気になれば28cよりも太い32cが装着できるので、公道では道はほぼ選ばなくていい。 ・乗り心地が良いこと 乗り心地が良いタイヤ「パナレーサーツアラー」と、バネ付き革サドル「Brooks Flyer」を装着したためか、乗り心地についての不満はなかった。 ・服装、靴を選ばないこと バネ付き革サドル「Brooks Flyer」を装着しレーサーパンツ無しで330キロを走行したが、最後までお尻をあげて少し休むだけで走ることができた。前回の東京~新潟日本海300キロでは厚めのスポーツ自転車用サドルにレーサーパンツで挑んだら、途中から尻の激痛で走れなくなったため、大きな進歩だと思う。 ・荷物を積むことができること 荷台取り付け用ダボ穴はあるため荷台は取付可能。 ・長時間走れる姿勢、ギア比を装着していること 個人的好みで前がMTB用クランク シマノ・Alivio42-32-22Tに変更している。もっともEscape RX4のギア比はロードバイクと比べたら、ギア比が高すぎて困ることは少ないと思う。 ハンドルはノースロードバーを装備。但し、ノースロードバーは本来、現代のスポーツ自転車に仕様するものではないらしい。ハンドルポジションは実質的に1つしかないが、今回の走行では困ることは殆どなかった。別にノースロードハンドルでなくても、ブルホーンバー等、縦に長時間握れれて安全に走ることができれば、ハンドルポジションは多くなくてもいいのかもしれない。アップライトポジションになり、しっくりこなかったので、シート角を寝かすためシートポストをDixna アークシートポストに交換。しかし、もっとシート角を寝かしたい。 ・楽に長い下り坂をくだれること 標準仕様のタイヤ「KENDA・KWEST」は路面にグリップしなく、タイヤが硬いためか振動が多いため、楽に下り坂を走れず不安があった。パナレーサー・ツアラーにタイヤ交換後は、楽に下ることができ、タイヤ幅がロードバイクよりも太いため、荒れた舗装路の下り坂も安全に下ることができる。 ・自力で修理できること 特に変な部品は無いので問題は無い。 ・耐久性が高いこと 細かい部分は、無名ブランドの部品が装着しているが、現状では不満はない。安価なスポーツ自転車なので、基本的には部品交換はアップグレードになる部品が殆どだ。 ・簡単に分解でき、持ち運びが可能なこと ノースロードハンドルのためかハンドル幅が狭いためか、輪行袋に比較的入れやすい。