デイリーアーカイブ Dec 26, 2024
8万円以下クラスで最軽量のファットバイク Momentum iJump Rocker3-H
日本ではイオンバイクのプライベートブランドとして、中国・台湾ではGIANTの街乗り系ブランドとして有名なMomentum。ついにアメリカでも街乗り用モデルのみを販売するらしいが、これは又の機会で書く予定だ。
日本でのMomentumブランドの自転車に新たにラインナップしたモデルの1つに、iJump Rocker3-Hがある。最近流行のファットバイクにMomentumが参入したが、実は自分が知る限りではGIANT初のファットバイクだったりする。
iJump Rocker3-Hは街乗りブランドなのかはわからないが、フレームにタンブラーを入れることができるタンブラーラックを装備するという、結構凝ったフレームを採用しているが、一番の特徴は8万円以下クラスで最軽量のファットバイクということだろう。
8万円以下で購入できるファットバイクは車体重量が重い物が多い。多段変速仕様のBRONX TRは17.6kg、KHS 4-Seasonの部品グレードを一気に下げて安価にしたBlue Point X7は19.6kgと重い。
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一方で、iJump Rocker3-Hの重量は15.8kg。同価格帯のファットバイクの世界では一番軽く、一瞬ベース車として欲しくなったほどだ。タイヤはBRONX 4.0に装着されている激重タイヤのWANDAのように見えるが、KENDA K1167と別タイヤだ。
現時点で激安ファットバイクを購入するのなら、iJump Rocker3-Hだと思う。ただ、ファットバイクは専用部品が沢山あり安価にアップグレードできないため本気でファットバイクをやるのなら、高価なモデルのほうが良いだろう。個人的にiJump Rocker3-Hで気になるのは拡張性で、前ギアの多段化や、本物のファットバイクの規格に適合しているのかが気になる所だ。
(参考)
iJump Rocker3-H | momentum モーメンタム Bicycle Japan
コーヒー×ファットバイク 新登場! | momentum モーメンタム Bicycle Japan
折り畳み自転車(Dahon Mu P8)を2台も積めることができるオープンカー ポルシェ・ボクスター
ポルシェ・ボクスターと言えば、ミッドシップエンジンのオープンカーとして有名だ。1996年から販売され今でも売られているヒット商品となっている。
https://www.youtube.com/watch?v=sDDZos67gcA
そんな、ポルシェ・ボクスターのようなオープンスポーツカーは、荷室容量が少ないので、普通に考えたら折り畳み自転車を積むのは難しく、積載しても1台程度だと思うが、なんと2台積むことができるようだ。
橋輪 : 開けてビックリ玉手箱!!! - livedoor Blog(ブログ)
上記の記事では、ボクスターの前後トランクに2台の折り畳み自転車を積んでいる。車種はDahon Mu P8という20インチの折り畳み自転車。折り畳み機構はハンドルステムとフレーム横折れ方式の、スタンダートな折り畳み自転車だ。スポーツカーと言えば積載性を犠牲にするのが多く、2台の折り畳み自転車を積むことができるボクスターは凄いと言える。
橋輪 : 「DAHON を積んで出かけよう」PORSCHE BOXSTER に Mu P8 は積めるのか?Ⅱ 【橋輪Blog】 - livedoor Blog(ブログ)
但し、ボクスターでも積載性能はモデルごとに違うらしい。上記の記事では、2台積載したボクスターよりも古いボクスターに、Dahon Mu P8を積載しようとしたが、前トランクにはスペアタイヤが積載されていて、後ろのトランクは給油口が出っ張っているため、通常の方式ではトランクに積載できなかった。そのため、ペダルは着脱式ペダルに変更し、シートポストと前輪、ペダルを外して、リアトランクに積んでいる。外した部品類は前トランクに入れて積んだとのこと。また、このDahon Mu P8は、恐らく出っ張りが少ないのが売りとしているDahon独自のNeosリアディレイラーが装着されている一方、現行のDahon Mu P8は、多くのスポーツ自転車に採用されている、シマノ製ディレイラーとなっている。そのため、古いボクスターではMuを入れることができないため注意が必要とのことだ。
DAHON(ダホン) Mu P9 2014年モデル シャンパンゴールド PAA093
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DAHON(ダホン) 2013-11-20
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ついに普通に自転車を積むことができるようになった新型シエンタ
今日(2015年7月9日)ついにトヨタ・シエンタが新しくなった。近年の乗用車の世界で12年間も同じ車種が販売されたのはシエンタぐらいなもので、モデル末期だった2013年でも、新車乗用車販売ランキングで30位に入っていたという車だったりする。
そんなシエンタだが、ハイブリッド車の登場など色々なところで注目するところがあるが、自転車生活的に見たシエンタで一番注目するところは、車輪を外さなくても自転車を普通に積載できるということ。
https://www.youtube.com/watch?v=LSe_ZQczggw
初代のシエンタでは、荷室スペースはリアシートを床下収納にしたためか、自転車を積む場合、高さが足りないため、車輪を外さないと自転車を積むことができない問題があったが、新型シエンタではカタログや紹介動画でマウンテンバイクの車輪を外さないで自転車を積載できるようだ。新型シエンタで一番すごいのは、初代シエンタと同じ全高(1680ミリ)で、床下収納シートを装備しているのに、自転車を積むことができることで、さらにガソリン車の2WD仕様はスペアタイヤがオプション設定されている。あれだけ小さい車に、室内を大きくしながら部品を押し込めたのは凄い。
車体サイズが小さいわりに、人や荷物が多く乗せることができ、燃費が良いこのサイズのミニバンは、トヨタ・シエンタとホンダ・フリードの2種類しかない。ホンダ・フリードは、6人乗りモデルは、2列目は折り畳み不可能のキャプテンシートを採用しているため、自転車は、ウォークスルーするための隙間に1台しか入れることができない。また、2列目・3列目の座席はステップワゴンなどの1クラス上の乗用車のシートを採用しているため、2列目の折り畳み不可(6人乗り)3列目が跳ね上げ式なため、折り畳み時の3列シートが、左右後方を邪魔する、シエンタよりも全高が高いのに、シエンタよりも室内高が低いなど、登場時から室内スペースの追及はは詰めが甘かったが、1クラス上の質感やハイブリッド車の登場、アウトドア仕様のフリードスパイクの登場で人気車種となった。
新しいシエンタは、カタログ値でリッター27キロ以上走行する、ハイブリッド車や、室内スペースの向上により、恐らくヒットするだろう。因みに新しいシエンタのデザインはトレッキングシューズをイメージしたらしいが、どうせなら、トレッキングシューズのようにアウトドアでも使えるモデルを用意すればよかったと思う。