デイリーアーカイブ Dec 25, 2024

シクロライダーの小ネタ 自転車店員から見るシクロライダー・一番受けなかった記事等

自転車店員から見るシクロライダー 出版社系自転車情報サイトより、ユーザー視点でタメになるシクロライダーはお気に入りのサイト。 店員仲間同士でも“シクロライダーのあの記事みた?”というのが普通に会話で出てきますが、う、うちのサイトが引用されている!? ikupon.comの2015/6/19から引用。シクロライダーが、このような評価されているのを見ると、感慨深いのと同時にもっと注意して書かないといけなく、今後もユーザー視点で公道思考で書いていきます。 引用について 有益な情報があった場合、他の人にも教えたいので、どうしても引用しますが、シクロライダーシリーズでは、詳しい内容は積極的に引用元を見ることを薦めるように心がけています。 一番受けなかった記事 結構力を入れて書いたのに、反応が非常に薄いのがこの記事 80年代バイクブームより遥かに過激な1970年代の第1次バイクブームまとめ 高校生で現役時代のオートバイ(原付は新車、それ以外は古くても全部2~3年落ちのモデル)を4台乗り変えた(スズキ・ハスラー50→ヤマハ・RX350→カワサキ・W1スペシャル”W1SA”→ホンダ・ドリームCB500Four)某氏のお蔭で、日本で一番詳しい第1次バイクブームの記事ができた。 この時代の高校生は、既に新車価格で大卒初任給の4~7倍する現役オートバイを乗っている。普通に大型オートバイが乗れたので、ナナハンを有難る人はあまりいなかったのか、この写真ではCB750Fourよりも、コンパクトで扱いやすいCB500Fourが多い。(両車とも人気車種で新車価格は大卒初任給(約5万円)の6.5~7倍以上)で、第2次バイクブームでは、高価でも大卒初任給(1988年で約15万円)の4~5倍と考えると、高校生でいかに高価なオートバイを乗っていたのかわかる。また、高校によっては大型オートバイで通学していたところもあったようだ。 この記事、実際に時代を生きていた某氏には好評な一方、Google検索で上位に表示されているが、第1次バイクブームは殆ど話にはなく、自転車サイトが一番詳しい状況となっている。個人的に第1次バイクブームを見ると、安価なオートバイが殆どの第2次バイクブームなんて大したことが無く、第1次バイクブームの熱気を知ると、第3次バイクブームは燃えカスのようなブームなのがわかる。

公道思考で見る、2016年モデルGIANT TCR DEFYの選び方

GIANTのロードバイクで、15万円以下で購入できるモデルはアルミフレームのTCRとDEFYが挙げられる。多くのメディアでは競技思考で解説するが、シクロライダーは、公道思考で見るので、公道思考で見た場合でTCR・DEFYを解説し、公道思考ならどれがいいかを考えてみた。 TCRとDEFYのフレームの違い TCRはDEFYと比べて前傾姿勢が強く、ホイールベースが短い一方、DEFYはTCRよりも前傾姿勢が緩く、ホイールベースが長い。ホイールベースが短いと直進安定性が低い一方、コーナーでの回転性が高いと言われてる。 フレーム素材の違い TCR DEFY 1.2はALUXX-SL(6066アルミ)、DEFY 3.4はALUXX(6061アルミ)グレードのアルミ素材を採用している。GIANTではALUXX-SLのほうが素材のグレードが高いようだ。 TCR DEFY 1.2はプレスフィットBB(BB86)を採用している。 ALUXX-SL素材を採用したTCR DEFY 1・2はプレスフィットBBという圧入式ボトムブラケットを採用している。圧入式ボトムブラケットは従来のねじ切り式ボトムブラケットとは違い、工具で叩いて外す方式となっている。工具でたたいて外すとなると、外す時フレームにダメージが加わる可能性が高い。実際にプレスフィットBB(BB30)を外した際、カーボンフレームにヒビが入る事例や、プレスフィットBBをやめて、従来型のねじ切り式BBに戻る事例を見ると、プレスフィットBBは公道仕様には向かない。 破損事例 プレスフィットBBの挿入時にフレームが破損 DEFY 1・2はD-Fuseカーボンシートピラーが装備されている。 DEFY1・2にはD-Fuseシートピラーが装備されている。D-Fuseシートピラーはかまぼこ型のカーボンシートピラーが装備されている。このシートピラーの特徴は、前後方向にしなるので乗り心地が良いらしい。一方でフレームはD-Fuseシートピラーしか使用できないようだ。 GIANT DEFY2のD-FUSEシートピラーはどれ位しなるのか!|Y'sRoad PORTAL DEFY 3・4は荷台や泥よけ装着台座がある DEFY 3・4は、フレームに荷台や泥除け装着可能な台座が装備している。荷台取り付けや泥除けの装着を想定しているだろう。荷台や泥除け装着台座が無い自転車に、無理やり泥除けや荷台を装着することは可能なことが多いが、台座があるほうが良い。 DEFY 4は補助ブレーキレバーを装備している。 補助ブレーキレバーを標準装備しているモデルはDEFY 4のみとなっている。補助ブレーキ補助ブレーキレバーは部品だけでも売られているため、欲しい人は装着すればいいだろう。 公道仕様に適しているGIANTのロードバイクは、DEFY3・4 公道仕様のロードバイクを作る場合、公道仕様で適しているモデルは、DEFY3・4だろう。DEFY3・4は荷台や泥除けの装着が可能で、ねじ切り式のボトムブラケット、汎用性がある従来型のシートポストを採用している。補助ブレーキレバーはDEFY 4のみ標準装備しているが、部品だけで売られていて後付可能な部品だ。 公道仕様を抜きにして個人的に気になるのが、DEFY 1・2。D-Fuseシートピラーがしなり、乗り心地が良いのを売りにしているで興味がある。実はD-Fuseシートピラーはアルミ製もあり、Liv THRIVEシリーズ(2015)にも採用されており、THRIVEはアルミ製のD-Fuseシートピラーになっていて、アルミ製でどのくらいの効果があるのか気になるところだ。 GIANT 2016モデル 12車種を先行販売! - INFORMATION

Escape Airのフレームよりも軽い、GIANT ESCAPE R3のフレーム重量

GIANTのクロスバイク「Escape R」は、既に主力車種を「Escape RX」シリーズに変え、Escape R3のみの1グレードとなっている。2016年モデルは、2015年モデルのカラーチェンジで値上がりしているがお買い得なクロスバイクとして君臨している。 現行モデルのEscape R3の特徴は、旧型のEscape Rよりも軽量なことを売りにしている。従来型のEscape R3よりも1.2キロ軽量な現行モデルのEscape R3だが、凄いのはフレーム重量で、旧型のフレーム重量が1520gだったのが、現行型では1260gと超軽量となっている。 参考:2015 Giant Bicycle 参考として、Escape Airのフレーム重量が1380g、Cannondale CAAD9のフレーム重量が1250gなのを考えると、いかにEscape R3のフレームが軽量なのかがわかると思う。ここまで軽いと、Escape Airの立場が無いほどで、もしかしたらEscape Airは消えるか、Escape R3の超軽量部品装着仕様になるのでは?と思うほどだ。 フレーム等、あらゆる部品が軽量なEscape R3だが、ここまで軽量だと普段使いに使用するのは少しためらう。基本的に軽量な物は外からの衝撃に弱いリスクが必ず付きまとうからだ。Escape R3は日常的な利用よりも、趣味重視の使い方のほうが良いだろう。日常利用で乗るのなら、もう少し重くても頑丈な車種にするか、軽量な物に対するリスクを承知して乗ったほうが良いだろう。