デイリーアーカイブ Oct 24, 2024

自転車を購入したら最初にやっておきたいこと

スポーツ自転車はママチャリ等の一般的な軽快車とは違うので、いきなり走らせたら違和感を持つと思う。 初めて、スポーツ自転車に乗る場合は、まずは自動車や人がいないところで、走らせたほうがいいと思う。コーナリングや段差、ブレーキの効きをテストして、どのような自転車か確認したほうがいい。特にブレーキは自転車に寄って効きが大きく違う。例えば、マウンテンバイクやクロスバイクに使われるVブレーキは、場合によってはロックする場合があり、安価なロードバイクは、ブレーキが効かない場合が多い。 スポーツ自転車を初めて乗るのなら、取扱説明書は読んだほうがいい。自転車の取り扱いについてのヒントが書いてある。ただ自転車によってはゲームソフトの説明書よりも内容が薄いのがある。無料で参考にできる説明書には、Canyonの説明書がいいと思う。これを読めば当分は自転車の本は読まなくていい。 参考URL Canyonの説明書 http://media.canyon.com/download/fahrradhandbuecher/2014/Canyon_MTB_JA.pdf http://media.canyon.com/download/fahrradhandbuecher/2014/Canyon_RR_JA.pdf

自転車の本場、ヨーロッパ圏の旅する自転車 Koga Randonneur

ランドナー系のメディアで、誰も言わないのは、自転車の本場、ヨーロッパ圏での旅する自転車のことだろう。旅する自転車の本でも、自分が読んだ限りでは日本やアメリカのツーリング自転車は書いても、現代のヨーロッパ圏のツーリング自転車の現在は誰も言わない。 これは、和食の本で、ヨーロッパやアメリカの和食の記事はあるが、本場の日本の和食の記事が無いような物だろう。なんで本場のことは書かないのかというと、自転車の本場、ヨーロッパ市場では殆どの旅行用自転車はドロップハンドルのツーリング用自転車は絶滅しているからだ。 自転車の本場であるヨーロッパ圏の旅する自転車は、日本のランドナーよりも重量級の自転車になっているみたいだ。日本では売られていないが、KogaにはRandonneurの名前がついている自転車がある。 写真はhttp://www.koga.com/koga/#4から引用。完全に実用性重視で、参考になる物は多い。価格は€ 2.199,00と日本円にして30万円する。どうやらKoga miyata時代から存在していて、Googleで検索すると定番車種のようだ。 自分も古いランドナーを所有しているから言えるけど、正直言って現在の日本式のランドナーが旅する自転車に相応しいとは思えない。自分のランドナーは、古くて悪い慣習を無視し実践仕様のランドナーにする予定だ。

マインドバイクに未来はあるか? オオトモ・マインドバイク

様々な企業・個人が手を組んだプロジェクトとして知られていたマインドバイク。オオトモが販売権を手に入れて少数生産で販売するようだ。前から気になっていたマインドバイクだが、サイクルモードで試乗することができた。価格は、18インチ 完成車キットで15万円とのことだ。 ・フレーム/フロントフォーク 非常に清潔感があるデザインは、自転車というよりもデザイン家具やデジタル機器を連想させる。ジョイント機能を持つアルミ押出材フレームという、他の自転車では見られない技術を採用している。また接合方法も車体全体をボルトで分解し組立が可能とのこと、フロントフォークはフレームと共通化されている。 ・ブレーキ ブレーキは前後ともデュアルピボットキャリパーブレーキを採用している。 ・変速機/ギア比 シングルギアのみだ。 ・車輪径/タイヤ幅 車輪系は18インチとのことだ。 サイクルモードで、マインドバイクを試乗することができた。 他の乗り物では見られない異様に清潔感がある形は、やはり自転車とは思えない。ギアはシングルギアのみで、普通のシングルギアの小径スポーツ自転車といった感じだ。安定性は16インチの折りたたみ自転車「ブロンプトン」よりも低く、18インチの折りたたみ自転車「BD-1・スタンダードフレーム車(セーフティーサスペンション付き)」といい勝負といったところだ。実はスペック表を見るまで18インチだと思わなかった。 サイクルモードでの試乗では、偶にごく小さな金属音が擦れる音がした気がした。溶接ではなくジョイント機構のフレームのためかもしれないが、個人的には気にならないレベルだ。それよりも根本的な問題としては、車輪は片持ちで支持するシステムのため、変速システムを安価に組み込むことができないことだ。片持ちシステムに変速システムを組み込むのは、技術的にはGIANT・Halfwayが2002年に達成しているので可能だが、ユーザーレベルの部品交換レベルで片持ちシステムに変速機を組み込むのは聞いたことがない。一応、ボトムブラケットに変速機を搭載するスピードドライブシステムが搭載可能らしいが、8万円以上する価格は非現実的だ。 マインドバイクはデザインが気に入ったら「買い」だが、性能で買う自転車ではないだろう。マインドバイクの価格は15万円だが、15万円あればBD-1やBrompton等のデザインがよくて、性能がある折りたたみ自転車を買うことができる。作り手の気合は入っているが、このままだとやたら高い街乗り小径車になり、マニアの中のマニアの乗り物で終わるだろう。BD-1やBromptonみたいな性能面での「飛び道具」が欲しいところだろう。