デイリーアーカイブ Apr 21, 2025
シマノから販売されているハブダイナモ用テールライト「EW-NX30」を紹介
スポーツサイクル用のテールライトで一般的なのは電池式のテールライトだろう。今のテールライトはLEDを採用しているため、長時間点灯することが可能だ。またシティサイクル系統のテールライトでは、ソーラーパネルを装備したテールライトを装着しているシティサイクルもある。
一般的な使い方をするのなら電池式テールライトで十分だが、それ以上を求めるとなるとハブダイナモから給電を行うテールライトになるだろう。スポーツサイクル用ではブッシュアンドミューラーが有名だが、シマノからもハブダイナモ用テールライトが販売されている。
http://www.g-style.ne.jp/item.php?brand_id=25&item_category_id=43
シマノ・EW-NX30というテールライトはハブダイナモ用テールライトだが、実はスポーツサイクル用ではなく、子供用自転車用のテールライトとして売られている。Escape RXWに装着されているタイプはシートステイ装着式だが、マウンテンバイク風リアフェンダーに装着したテールライトタイプも存在する。
http://entry-parts.shimano.co.jp/category/special/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88/%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88/
EW-NX30はJISに準拠した4方向点灯を売りにしており、実際に点灯しているのを見ると明るくて目立つ。昼間でも点灯できるが昼間でも点灯しているのが見えるので、子供用自転車用だけにするのはもったいないと思う。
EW-NX30を装着する時に注意する事として、J2端子対応ということだろう。装着車両のGIANT Escape RXWはワールドサイクルのオリジナルホイール ハブダイナモ+OPEN SPORT ブラックを装着している。
オリジナルホイール ハブダイナモ+OPEN SPORT ブラック ハブダイナモ付ホイール
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ほとんどのスポーツサイクル用ハブダイナモホイールに装着している端子は、E2端子と呼ばれる物のため、通常のスポーツサイクル用ハブダイナモではEW-NX30の装着できないため配線の加工が必要となる。
SHIMANO(シマノ) テールライト(シートステイマウント), エレクトリックワイヤーセット同梱 1240mm EW-NX30-2B,EW-NX30 CONVERTER-2 SM-RTX2 13,16,19mm 2個 X グレー ELPRTX2SG311
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部品のグレードの違いを実感するのはどんな所? クランク編
自分のメインメインマシンとなっているGIANT Escape RX3で不満な所の1つにギア比がある。フロントクランクはかつてロードバイクに乗っていた時のロードバイク用トリプルクランクを入れていたが、自分の使用条件からするとギア比が合わないからだ。
このロードバイク用トリプルクランクのギア比は50-39-26T。一番重い50Tは発進が重く、巡航用しか使えないが今まで使用した感覚では、公道でのサイクリングで50Tを使う場面は殆ど無かった。真ん中の39Tは平地重視で主に使用するギアだが、奥武蔵グリーンライン等のアップダウンがあるコースでは39Tは重い。一番軽いギアの26Tはキツイ上り坂だけを走るのは有効だが、やや緩い峠では軽すぎるという問題があった。
ロードバイク用トリプルクランクでは自分の使い方に合うギア比を得られないと判断して、新たにシマノ・アリビオTシリーズのクランクを購入した。
アリビオTシリーズは、マウンテンバイク用のコンポーネントグレード「アリビオ」のトレッキングバイク用シリーズ。マウンテンバイクが車体や部品が山専用に特化していくにつれてなのか、シマノはマウンテンバイク用コンポーネントグレード以外に、クロスバイクやトレッキングバイク用コンポーネントのシリーズを展開している。
http://cycle.shimano.co.jp/content/sic-bike/ja/home/components1/trekking-bike/alivio-trekking.html
ALIVIO Tシリーズのクランクの価格は実売価格で8,000円以下と、この手の2ピースクランクとしては安価な部類に入る。かつて購入したSORAクランクが10,000円近くの価格と比べると、安価になったが、カタログ写真では見えない所でコスト削減している。
左が今まで使っていたSORAクランク、右が今回購入したALIVIO Tシリーズクランク。ALIVIOのほうはシャフト部分がメッキされていなく錆びやすいと思われる。
2ピースクランクは構造的に水や汚れが入りにくい構造に見えるので、組み付け時はサビ防止としてグリスを塗り、偶に分解して確認すればいい考えかもしれない。ただ、実際にコスト削減した部分を見ると考えさせられる所もあるのが正直な感想だ。
SHIMANO(シマノ) ALIVIO FC-T4060 クランクセット(48×36×26T) 175mm ブラック EFCT4060EX866CL
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自転車の軽さは走行中よりも押している時が重要になる
自転車を選ぶ時、重要な項目の1つに車体の軽さを言う人が多い。一般的に車体は軽いほうが加速が良くて楽に走れるため軽い自転車が好まれるが、公道サイクリングでは加速が良いだけではなく、楽に押していくことができる利点もある。
車体が軽いと楽に押すことができるのを実感したのは、自分ではなくEscape RXWを所有している某Y氏。将来的に山越えだけの日本縦断自転車を作っていて、テストで写真のように荷物を装備して走った時、自転車を押す場面で車体が重くて苦労したとのことだ。
自転車に乗って上るのがツライくらいの坂を自転車押しながら歩くとなると、当然その速度は激的に下がる
まして自転車に重い荷物を積んでいる場合はなおさらだ
キャンプ装備の自転車を延々何kmも押して上って峠超えするなんてつらすぎる
そんなことしてたら自転車ツーリングを楽しもうという気持ちすら失せてしまう
出力1人力から
自転車に荷物を積んで走るライフスタイルを行う人は、軽いギアを装着する必要がある。逆にルノー・ウルトラライト7のように、ギアが1枚しかない自転車でも上れない坂は押せば良いという考えで行けば、移動距離を伸ばすことはできるのではないかと思う。
また、カーボンフレームの軽量ロードバイクも車体が軽いため、上れない坂は押していくのも1つだろう。但しロードバイク用のビンディングペダルは歩行が難しい物が多いので注意が必要だ。
サイクリング用自転車で車体を軽くする簡単な方法は、軽量な部品を装着するのではなく、車体に装着している荷物を外すのが効果的だ。もっともサイクリングで単に荷物を外した場合はにっちもさっちも行かなくなるので、荷物の選択はよく考えて行ったほうがいいだろう。