デイリーアーカイブ Apr 28, 2025
手頃な価格で購入できる5万円以下の折りたたみ自転車まとめ
車体が折り畳めることで、車体がコンパクトになる折りたたみ自転車。袋に入れて公共交通機関で移動したり、クルマに載せて出先で移動できる交通機関としても使用できるマルチな乗り物だ。この手の折りたたみ自転車は、折りたたみ機構が複雑になるので、一般的な自転車よりも高価になりやすい。そんな中でも低価格で購入でき、気軽に折りたたみ自転車ライフが楽しめるモデルも存在している。今回は、5万円以下で手頃な価格で購入できる折りたたみ自転車を紹介する。価格は特に表記が無い限り税抜。
20インチモデル
折りたたみ自転車の中でも、手頃な価格と街乗りや軽いサイクリングに使える20インチ折りたたみ自転車は、初心者が初めて買うのにピッタリだ。折りたたみ方式は、フレーム・ハンドルステムを折りたたみ、サドルを下げる方法で一般的な折りたたみ自転車に使われている。比較的コンパクトに折りたためるが、車体重量は11~12Kgの物が多くやや重い。頻繁に輪行を行うのではなく、クルマに入れて移動したり、家に置くときは折りたたんで使うのが合っているだろう。
サイクルベースあさひ アルブレイスF:¥35,981(税込み)
3万円クラスの折りたたみ自転車では、4万円クラスに匹敵する折りたたみ自転車が「サイクルベースあさひ・アルブレイス」。フレームや各部部品にアルミフレームを採用することで、車体重量は13kgとなっている。ハンドル高の調節もできるため、幅広い身長に対応。折りたたみのヒンジ等もワンタッチで開閉でき、安い折りたたみ自転車にある、折りたたみがしにくい問題も無いだろう。
ルノー ライト10:¥46,000
低価格でできるだけ軽量な20インチ折りたたみ自転車が欲しい人に向いているのがルノー・ライト10。車体重量は10.8kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く)と軽い。こちらもハンドル高を調節できるアジャスタブルステムを搭載している。持ち運びを頻繁に行う人にお薦め。
ブリヂストンサイクル CYLVA F6F:¥44,800
4万円台の折り畳み自転車では珍しく、車輪の着脱が容易に行うことができるクイックリリース方式を採用している。また、3年間盗難補償も用意しており3年以内に盗難されても、低価格で同等の自転車が手に入る。折り畳みサイズは大きいが4万円台の折り畳み自転車の中ではお買い得な1台だ。
https://www.cyclorider.com/archives/14887
14インチモデル
14インチホイールを採用した折りたたみ自転車は、コンパクトに折り畳め、数kmを歩きよりも気軽に素早く移動できるモビリティだ。車体重量は9kgを切り、その気になれば片手で持ち運べるだけでなく、シートポストを外すとコインロッカーに入るほどコンパクトになるため、市街地を素早く移動するのにピッタリだ。
その一方で、20インチ折りたたみ自転車のようなサイクリングは楽しくない。車輪径が小さすぎるため点字ブロックに車輪が取られやすく、前輪と後輪の距離が短いため安定感が少ないハンドリングとなっている。割り切った使い方を行えば、楽しい自転車だろう。
ルノー ライト8:¥40,000
ルノーの14インチ折りたたみ自転車の中で、手頃な価格で購入できるエントリーモデルが「ライト8」。コンパクトなアルミフレームのおかげで車体重量は8.7kgと、軽く、コンパクトに折り畳めるため気軽に持ち運べる折りたたみ自転車だ。ギアは1つしかないため、長距離移動は不向き。頻繁に電車輪行や持ち運びを行う、短距離移動しか行わないのならピッタリだ。
12インチモデル
12インチ折りたたみ自転車は、14インチ折りたたみ自転車と同じく短距離移動向けの自転車だ。今回紹介する折りたたみ自転車は、縦折れ式の設計が特徴だ。折りたたみサイズは大きくなるが、床面積を抑えることができる利点がある、また、折りたたんだ状態でも押し歩きで気軽に移動できる。
MOBILLY ONE:¥32,000
独特の縦折れ式Xフレームを採用した折りたたみ自転車。スチールフレームのため重量は13kgと重いが、折りたたんだ状態でも車輪が動くので気軽に移動できる。ただし、ハンドルには折りたためないので注意が必要。折りたたみハンドルが付いたモデルが欲しいのなら、MOBILLY ONEと同フレームを採用した「Harry Quinn MOBILLY FIELD」がお薦めだ。
https://www.cyclorider.com/archives/30222
Harry Quinn MOBILLY FIELD:¥40,000
「MOBILLY ONE」に泥除けを外し、グリップ付サドルと折りたたみハンドルを採用したのが「Harry Quinn MOBILLY FIELD」。折りたたみ式ハンドルを採用することで、折りたたみ時の奥行きが小さくなり、更に狭いところに置けるようになった。
ハンドルも折り畳める縦折れ式折りたたみ自転車「Harry Quinn MOBILLY FIELD」を解説
軽量折りたたみ自転車「ルノー・ライトシリーズ」や、軽量電動アシスト自転車「TRANS MOBILLY」で有名なGic。保有しているブランドの1つ「Harry Quinn」に、新たに「MOBILLY FIELD」が登場した。
MOBILLY FIELDは、Gicの折りたたみ自転車「MOBILLY ONE」と同じ縦折れ式折りたたみ自転車。両車とも、かつてのブリヂストンサイクル・トランジットコンパクト風のデザインで注目された1台だ。
https://www.cyclorider.com/archives/30222
「MOBILLY FIELD」の価格は¥40,000と、「MOBILLY ONE(¥32,000)」よりも¥8,000アップ。フレーム素材は同じスチールで、泥除けは廃止されたが、グリップ付きのサドルや折りたたみ式ハンドルを装備した。
特に折りたたみ式ハンドルの標準装備は大きな利点だ。標準ハンドルを採用したMOBILLY ONEの奥行きは500mmなのに対し、折りたたみ式ハンドルを採用したMOBILLY FIELDは280mmと、半分近くまで折りたたみサイズを縮めることができた。これにより狭いスペースに入れる事ができるだろう。
デザインはかつて存在したブリヂストンサイクルのトランジットコンパクトを真似した物だが、折りたたみ式ハンドルを装着することで、さらに便利なモデルになったと言えるだろう。
URL:http://www.gic-bike.com/product/harryquinn/mobilly-field/
https://www.cyclorider.com/archives/17120
ヤマハがフルサスE-MTB「YPJ-YZ」を東京モーターショー2019で公開
ヤマハ発動機は、10月24日(木)~11月4日(月・祝)の期間、東京ビッグサイトで開催される「第46回東京モーターショー2019」で出展を行うと発表した。東京モーターショーで世界初披露となる出展物の中には、フルサスペンションタイプのE-MTB「YPJ-YZ」(参考出展車)も出展するとのことだ。
YPJ-YZはE-BIKEのレーシングマシンを表現したコンセプトモデル。モトクロス競技専用オートバイ「YZ」の名前を受け継いでおり、車体の重心に重量を集中させることで運動性能を高めるセンターマスコンセプトを採用。2本のダウンチューブでバッテリーを挟み込むレイアウトを採用した。YPJ-YZは参考出展車とのことだが、外連味の無い車体デザインとカラーリング、YPJ-YZと市販車に採用されてもおかしくない名前がついており、市販される可能性は否定できない。
また「YPJ-YZ」のような名前を付けることができるのなら、ヤマハ製オートバイを意識したE-Bikeも作れるだろう。世界にはBenelli、Fantic、ハスクバーナ、カワサキ、KTMなどオートバイブランドが付いたE-Bikeが売られているが、ドライブユニットまで設計している所は筆者が知る限りではヤマハしかない。ヤマハなら「YPJ-YZR」や「YPJ-XSR」「YPJ-Tenere」「YPJ-Niken」のようなE-Bikeを製作しても多くの人を納得させる力を持っている。今後のヤマハのE-Bikeに注目だ。
URL:『人はもっと幸せになれる』をテーマに18モデルを出展 第46回東京モーターショー2019 ヤマハブース概要
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