デイリーアーカイブ Oct 31, 2024
お洒落なシティスポーツ車「LOUIS GARNEAU MULTIWAY 26」にあさひ70周年特別モデルが登場
LOUIS GARNEAUから、日常使いに最適な機能が搭載された「MULTIWAY 26 あさひ70周年特別モデル」を数量限定特別価格で発売する。
LOUIS GARNEAU MULTIWAY 26は「毎日の通学をもっと楽しく、スポーティーに」をコンセプトに企画された自転車。クロスバイク風のデザインだが、泥除けやハブダイナモライトなど、日常利用で役に立つ機能を標準装備した自転車。
今回のあさひ限定モデルでは、「MULTIWAY 26」をベースに様々な物を装備。車体には70周年特別モデルであることを表す「Asahi 70th Anniversary」のロゴを配置したり、レザー風のハンドルグリップやサドル、下部に籐風のデザインが施された、お洒落なフロントバスケットを採用した。
発売日は7月17日(水)から。あさひ公式自社ネット通販サイトの「ネットで注文・お店で受取サービス」を利用した販売のみでの扱いとなる。
製品名 :LOUIS GARNEAU MUTIWAY 26 あさひ70周年特別モデル
販売価格 :49,980円(税込)
カラー :LGホワイト
サイズ :420mm
メインコンポ:SHIMANO TOURNEY 7 SPEED
重量 :15.6kg(420mm)
発売日 :2019年7月17日より販売開始予定
70周年特別記念サイト:https://www.cb-asahi.co.jp/lp/contents/campaign/70th_anniversary/
MTB風味を持つグラベルバイク GIANT TOUGHROAD SLR
https://youtu.be/tqBJR6Dzybk
2016年モデルで登場した、GIANTの新世代ツーリング自転車「TOUGHROAD SLR」シリーズ。マウンテンバイクみたいに太いタイヤを履き、道を選ばないツーリング自転車だ。
フレーム素材は、ALUXX-SLRというGIANTのアルミの中でも軽量を売りにしている。GIANTの自転車の中でも高価なモデルに採用されている種類のアルミだ。フレームはマウンテンバイクみたいだが、ヘッドチューブが長く、サスペンションの装着は想定していないように見える。全体的な形状もGIANTの近年のハードテールマウンテンバイクのように、極端にスローピングせず、各部の隙間もMTBよりも狭いように見える。
シートポストは、D型形状のD-FUSEシートピラーを採用。撓りやすいシートピラーを特徴としていて乗り心地を良くする一方、汎用性が低くなる。フロントフォークはサスペンションが無いリジッドフォークでカーボン製だ。
ギア比はマウンテンバイク用で軽いギアが有り、上級モデルのSLR1は前2段と流行のダブルギアを採用している。タイヤはマウンテンバイク用。29インチは700のリムと径が同じなので、700のクロスバイク用タイヤの装着が可能と思われる。スプロケットは36Tと大型のギアを装備している。SLR1は、前後キャリアやチェーンステーカバーを装備している。前後キャリアは溶接から見て恐らくアルミ製。前キャリアは片側7.5kg、リアキャリアは25kgまでの荷物を積むことができる。また、荷台を使用しないで車体に装着するバッグ「SCOUTシリーズ」を装着することもできる。
GIANT TOUGHROADに乗ってみた
今回、サイクルハーバー青梅でレンタサイクルとして使われているGIANT TOUGHROADに試乗することができた。このTOUGHROADは、SRAMの1×11速仕様に、後付でハブダイナモを装備している。
最初に見て、クロスバイクと大きく違うように感じるのがタイヤとホイールだ。ホイールの大きさは29インチと、マウンテンバイクに使われている規格だ。車輪径を大きく障害物が乗り越えやすい29インチは、クロスカントリーMTBレースでよく見る形式だ。
TOUGHROAD SLRの標準タイヤはグラベル重視のブロックタイヤを装備しているが、今回試乗したTOUGHROADはWTB Thickslick 29×2.1というスリックタイヤを装備。タイヤの重量は786g。
舗装路では、GIANT Escape R3などのスピードクロスバイクと比較すると安定感が高いのが特徴だ。カーブを曲がる時の感覚も同じで、細いタイヤを装着したロードバイクやクロスバイクのひらひらとした軽快感とは対称的な走りとなっている。公道にある段差も特に気にしないで通過できるため、
漕ぎ出しに関しては、タイヤが太いためオンロード用スポーツサイクルと比べると重いが、マウンテンバイクよりも軽快だ。Specialized Diverge E5+パナレーサー・グラベルキング700×38Cと比較した場合、Diverge E5のほうが軽快だろう。しかし、スピードを出さなければ、これで舗装路の長距離サイクリングもできるレベルだろう。
ギア関連に関してはSRAM GX1000 36T+SRAM PG1130 11S 11-42T。1×11ながら、ギア比1以下のギアが装備されているので、長距離サイクリングでの山越えも可能だ。
舗装路では、タイヤの太さを生かして安定感がある走りが楽しめるTOUGHROADだが、ジープロードでもその良さを実感できる。今回、TOUGHROADで林道の下りを走行したが、スピードは遅いながら”操縦”して下ることができた。このような砂利道だと、一般的なクロスバイクは恐る恐る走行しないといけない一方、TOUGHROADが安定して走行できたのは、29インチホイールの走破性もあるだろう。
TOUGHROADが合っている人は、嘗てマウンテンバイクでサイクリングを楽しんでいた人だろう。ジャンプやハードなコースは走らないが、砂利道は安定して走行できる頑丈さを求める人は今でもいる。今のマウンテンバイクは、オフロード走行に特化した影響で、低価格のエントリーモデルでも重装備となっており、舗装路はマウンテンバイクよりも軽快に走行でき、砂利道はクロスバイクよりも安定して走れるTOUGHROADは貴重な自転車だ。
注意点を挙げるとするならタイヤだろう。TOUGHROADに採用されている29インチタイヤは、MTB用のブロックタイヤか、重い街乗り用タイヤしかない状況だ。流行のグラベルロードでは、650B×47Cというロードプラス規格を使用できる自転車がある。こちらでは軽量なタイヤが用意されており、600gを切る太いスリックタイヤも存在する。(パナレーサー・グラベルキング 27.5×1.90:584g)舗装路走行がメインの人なら軽量タイヤが装備できるグラベルロードを選ぶのも1つ。TOUGHROADはグラベルをメインに楽しみ、オンロードはマウンテンバイクよりも軽快に走行したい人のためのグラベルツーリングバイクだろう。
車両協力:サイクルハーバー青梅
東京23区の折りたたみ自転車宅配レンタサイクル「WHeeLING TOKYO」が登場
合同会社FANGOWは東京23区内で訪都観光客に向けたデリバリー・レンタサイクル ”WHeeLING TOKYO(ウィーリング・トーキョー)” のサービスを開始した。
シェアサイクルを中心に自転車レンタルサービスが拡がりを見せている東京。東京オリンピックを来年に控え、増加する訪都観光客に向けて移動手段の手段の一つとしてシェアサイクルの利用が注目されている。WHeeLING TOKYOは、より簡単で、使い易く、東京の交通事情にマッチした自転車利用手段として、折りたたみ自転車を利用客の宿泊施設までデリバリー・レンタルするサービスを開始した。
レンタル可能な自転車は、英シンクレア・リサーチ社のA-bike city。折りたたみ、オリジナルのバックパックに収納したときのサイズは縦71cm×横43cm×奥行22cm、重量はおよそ7kg。一般的なスポーツバッグと同等の大きさにまとまるので朝の満員電車にも難なく持ち込むことが可能。車体の耐荷重制限は100kgまで。8インチのパンクレスタイヤを装着している。オンラインで簡単に予約・決済を行い、利用日の朝には自転車が宿泊施設まで届くシステムとなっている。また、返却もフロントへ行うとのことだ。利用プランは、1日プランで ¥2,500(消費税、往復デリバリー料含む)。連泊プランは¥2,500 + ¥1,000/翌日以降1日ごと。時期により価格は変動する場合がある。
WHeeLING TOKYO ホームページ:https://www.wheelingtokyo.com
https://www.cyclorider.com/archives/20504