デイリーアーカイブ Apr 27, 2025

しまなみ海道で、サイクリング初心者がE-BIKEの魅力を体験するイベントを実施【E-BIKEアクションしまなみ】

2019年10月19日(土)、E-BIKEアクションしまなみは、「サイクリストの聖地」しまなみ海道でE-BIKEを使ったスペシャルサイクリングツアー「E-BIKEで亀老山チャレンジ!」を開催した。 現在、しまなみ海道ではサイクルメーカー8社と地方自治体が一体となって、E-BIKEの魅力を発信し、E-BIKEによる新たなサイクリングライフを提案していくプロジェクト「E-BIKEアクションしまなみ」を実施している。そのプロジェクトのひとつとしてツアーが実施された。以下プレスリリースから。   ツアー当日、今治市側しまなみ海道すぐそばのマリーナパーク王浜に18名の参加者が集まりました。参加者は50~60代を中心とした年齢層で、男女比も半分、E-BIKEに乗るのは全員初めてでした。 このサイクリングツアーではマリーナパーク王浜を出発後、来島海峡大橋を渡り、大島の亀老山(きろうさん)展望台までE-BIKEで往復するコース。今回、初めてサイクリングをされる方でも安全に走れるように、ツアーガイドとしてプロのサイクリストである門田基志(かどた・もとし)さんをお招きしました。ツアー開始前には、門田さんによるE-BIKEの乗り方やサイクリングのマナーやルールの講習を実施。参加者たちは真剣な表情で講習を受けていました。その後、E-BIKEに慣れるために乗り方の練習を行いました。 いよいよサイクリングツアーがスタート。スタート早々いきなりの坂道でしたが、E-BIKEの電動アシストによって参加者全員がスイスイ走ります。途中、しまなみ海道の風景を撮影したり、お昼休憩をはさみながら目的地である亀老山展望公園へ向かいました。 亀老山は、サイクリストの間では「激坂」と呼ばれる急こう配の山道が続くことで有名な山ですが、参加者は立ち漕ぎをしたりE-BIKEを降りることなく、座ったまま激坂をスイスイ登っていきます。そして、無事に亀老山展望公園へ到着。幸運にも登った直後に霧が晴れ始め、しまなみ海道の絶景に参加者たちは歓声を上げました。参加者は「しまなみ海道を自転車で走ることが長年の夢だったので、今回叶ってうれしい。亀老山の坂では何度も降りようと思ったが、登り切ることができてE-BIKEってすごいと思った」「普通のクロスバイクでしまなみ海道を渡ったことがあるけど、E-BIKEだと軽々と走れるので全然違った。今度は奥さんを連れて一緒に走りたい」と亀老山を自分の足で登った達成感を語り、参加者同士でゴールした喜びを分かち合っていました。 今回のサイクリングツアーでは、参加者がE-BIKEの快適なサイクリングを体験するのはもちろん、ツアーを通じて参加者同士が交流するといった新たな出会いも楽しんでいただくことができました。E-BIKEではない自転車のサイクリングでは参加していなかった方にも多く参加していただくことができ、E-BIKEの新たな可能性を感じるものとなりました。 次回のスペシャルサイクリングツアー「E-BIKEで亀老山チャレンジ!」は、2019年11月23日(土・祝)に開催いたします。参加の詳細については南海放送アプリをご覧ください。 南海放送アプリ→https://www.rnb.co.jp/appli/ E-BIKEアクションしまなみ:https://e-bike-action.com/

東京・青梅にある自転車の発着基地がCycleTripに登録した理由とは?

個人間スポーツ自転車シェアリング「CycleTrip」は、個人ユーザーだけでなく、多くのレンタサイクル店も登録している。その1つが、東京・青梅にある「サイクルハーバー」だ。サイクルハーバーでは、ロードバイクやクロスバイクといったスポーツ自転車のレンタサイクルから、スポーツ自転車の預かりにカフェ等を行っている“自転車の発着基地“だ。なぜ、サイクルハーバーが「CycleTrip」に登録を行ったのかインタビューを実施した。 -サイクルハーバーは、レンタサイクル以外も行っているとのことですが、具体的な内容を教えて下さい。 サイクルハーバーは、ロードバイクを中心としたスポーツ自転車のレンタサイクルだけでなく、お客様の自転車を預かりや、荷物を預けるコインロッカーにシャワー、コーヒーや軽食の提供を行うカフェなど、自転車やアウトドアを楽しむ人たちの基地として使って頂ける場所として運営しています。 -CycleTripに登録した理由は? 一番は営業です。サイクルハーバーの名前だけだと、お客様がなかなか呼べないため、営業も兼ねて登録しました。 -CycleTripには盗難補償やロードサービスが用意しています。これらのサービスに関して、サイクルハーバーさんはどのように考えていますか? 盗難補償やロードサービスは、店舗独自で行うと多額の費用がかかるため、此方としてはありがたいです。特に、レンタサイクルを行うにあたり必要だと実感するのがロードサービスです。かつて、レンタサイクルが壊れてしまい、代車を渡すことがありました。クルマがあれば代車を載せて運べますが、クルマがない場合は、部品を持って自転車で行くこともあったため、ロードサービスはありがたいのです。サイクルハーバーは、ワンオペで行っている事が多く、レンタサイクルのトラブルが発生した場合、お店を閉める必要があります。Cycletripのロードサービスがあれば、このようなことも少なくなるので助かります。 -サイクルハーバーでは、どのような自転車をメインにレンタルしていますか? スポーツ自転車を中心に取り扱っています。その中でもロードバイクをメインに用意しています。しかし、ロードバイクだけだと初心者の方も不安な場合もあるため、フラットハンドルで扱いやすいクロスバイクも用意しています。スポーツ自転車以外に関しては、街乗り用のママチャリや他には無い自転車を取り揃えています。 -他には無い自転車に関してですが、どのような自転車を借りることができますか? 一例を挙げるとすると折りたたみ自転車です。コンパクトに折り畳める折りたたみ自転車「ブロンプトン」や、独特の乗車姿勢で運転できる「タルタルーガType-F」といった、他ではあまり見られない折りたたみ自転車がレンタルできます。 -レンタサイクルはロードバイクをメインに取り揃えているとのことですが、どのような自転車を取り揃えていますか? GIANT DEFY等、乗りやすい初心者向けのロードバイクから、コルナゴ・マスターといったクラシックなクロモリフレームのロードバイク、カンパニョーロレコードを搭載したSCOTT CR1やSpecialized S-WORKS Tarmac等のレース用のカーボンフレームのロードバイクなど、ロードバイクを乗り込んでいる人向けのハイエンドモデルも用意しています。自分の自転車をサイクルハーバーに置いて、ハイエンドロードバイクをレンタルして乗っていく人もいます。 -サイクルハーバーは高い自転車も用意しているが不安はありますか? サイクルハーバーのコンセプトが「良い自転車を体験できる」のをコンセプトにしているので、高いスポーツ自転車も用意しています。高価なロードバイクに関しては経験者限定のため、安心感を担保にして貸しているのですが、不安はあります。そういう意味で言えば盗難補償は助かります。 -おすすめのサイクルコースはありますか? 初心者でお勧めなのが、クロスバイクを借りて青梅市内にある七福神を巡る10kmほどのコースです。もう少し走りたいのであれば、春の桜を見るコースや秋の紅葉を見る往復20kmのコースがお勧めです。 ロングライドを楽しみたいのなら、サイクルハーバーからスタートし、奥多摩湖の先を行く風張峠経由で五日市まで回って走る、山ありの1週コースや、山梨県の塩山に行くコース等、走りごたえがあるコースもあります。 -レンタサイクルを借りる人は、どのような楽しみ方をしていますか? 様々な人が借りていきます。山梨県の山中湖や河口湖を往復する200kmのロングライドを楽しむ人や、レンタル自転車を持ち帰り、3泊4日の長距離サイクリングを楽しむ方、借りた自転車をクルマに積んでサイクリングを行う人もいます。ハードなサイクリングだけでなく、50km先の秩父にサイクリングに行き1泊2日を行うなど、気軽にサイクリングを行う人もいます。 サイクルハーバーでレンタルできる自転車を一部紹介 Tartaruga Type-F URL:https://cycletrip.jp/bike/detail/1000000120 「タルタルーガ」ブランドの折りたたみ自転車。セミリカンベントとも言える独特の乗車姿勢は、他にはない特徴を持っている。坂道よりも平地をゆったりとした速度で走るのが良いだろう。車体デザインからは想像できないが、折り畳み機構があるため、折り畳めればクルマに載せることも可能だ。 Brompton URL:https://cycletrip.jp/bike/detail/1000000121 イギリスの折りたたみ自転車ブランド「ブロンプトン」の折りたたみ自転車。独特の折りたたみ構造により、コンパクトに折り畳める。変速機も装備しているので、ちょっとしたサイクリングなら楽しめる。街乗りやクルマに載せてサイクリングを楽しむのにオススメ。 Colnago MASTER URL:https://cycletrip.jp/bike/detail/1000000110 イタリアのスポーツ自転車ブランド「コルナゴ」のクロモリロードバイク。星形成形されたジルコ加工のパイプを採用した、80年代のレーシングロードバイクの復刻モデル。レンタサイクルで乗れるのは貴重だ。 CycleTripでサイクルハーバー青梅の自転車をレンタルする 提供:CycleTrip

アップライト・スポーツバイク「Specialized Roll」が日本発売か

クロスバイクよりもアップライトな姿勢で快適なサイクリングが楽しめる「アップライト・スポーツバイク」。海外ではクラシックスタイルで高価な「Rivendell」で有名だが、日本ではマイナーなジャンルの自転車だ。しかし、ビーチクルーザースタイルの「Electra・Townie」や、スポーツ自転車風のスタイルでセミアップライトとも言える「Cannondale・Treadwell」の登場で、今後、増える可能性があるだろう。 そんな中、Specializedブランドの自転車やパーツが購入できるSpecialized Online Storeでアップライトスポーツバイク「Roll」が登場した。RollはSpecializedブランドのアップライトスポーツバイク。モダンなA1アルミフレームにBMX風のハンドルを装備することで、クロスバイク「Sirrus」よりもアップライトな乗車姿勢を実現。ホイールは650B×2.3インチのニンバス2SPORTスリックタイヤを採用し、多少荒れた道でも安心して走行できるだろう。 https://www.youtube.com/watch?v=9fhg-VELkho Rollは、ロードバイクやクロスバイクにアップハンドルを装備したインチキなモデルではない。ハンドルが手前に曲がったアップハンドルにも対応するためにトップチューブ長を長く取った。また、アップライトな乗車姿勢で後輪に荷重がかからないようにチェーンステー長を480ミリと、一般的なスポーツ自転車よりも長く取った。ロードバイクが410ミリ、クロスバイクが430ミリなのを一般的だと考えると、いかに長いかがわかるだろう。 そして、姿勢に合わせてシート角を67度と一般的なスポーツ自転車(70~74度)よりも寝かせているのも注目だ。アップライトなポジションの場合、シート角を寝かすことでペダルを前に押すトルクタイプのペダリングになり、低速トルク重視の設計となる。また、スポーツ自転車のペダリングのように足を後ろにかきあげないため、ママチャリみたいに幅広いサドルを装着しても、安心してサイクリングできる。 ROLLは「ROLL ELITE」「ROLL SPORT」の2種類を用意。ROLL ELITEはフロントシングルギアにリアワイドスプロケットを採用した高価格仕様で、価格は¥95,700(税込) ROLL SPORTは、フロントトリプルギアを採用した多段変速モデルで価格は¥64,900(税込)。街乗りだけでなくサイクリングも楽しめそうな貴重なアップライト・スポーツバイクだ。 specialized-onlinestore.jp