デイリーアーカイブ Oct 31, 2024
後方確認の必需品 自転車用バックミラーの選び方を紹介
自動車やオートバイよりもスピードが出ない自転車は、様々な物がオミットされている。その1つがバックミラーだろう。即座に後方を見ることができるバックミラーは自転車に関して言えば装着義務はない。しかし、公道走行を行う場合は欲しいと思うことも多い。
特に左折、右折の際には後方確認は必ず行わなければならないが、バックミラーが無い場合は目視しかないが、目視の場合は、僅かに正面から目線を外してしまい、バランスを崩す可能性もある。そのような事を考えると、バックミラーを使用すれば安全性も高まるだろう。今回は様々な自転車用バッグミラーを紹介する。
ハンドル装着型ミラー
自転車用バックミラーですぐに思い浮かべるのがハンドル装着タイプだ。オートバイのようにハンドルに装着するタイプで、ママチャリ用からスポーツサイクル用まで、幅広いタイプが存在する。
ママチャリ用バックミラーは、頑丈なステーを採用しているが見た目が悪いのが欠点。オートバイや自動車の場合、見慣れているだけでなくバックミラーと車体のデザインが調和しているので、バックミラーが無い方が違和感がある事が多い。しかし、自転車の場合はバックミラーと車体のデザインが別々のため、バックミラーを装着するとクールなロードバイクやクロスバイクのデザインに違和感を与え、かっこ悪いデザインになってしまう。
スポーツ自転車用に使うのなら、コンパクトでステーが自在に動くフレキシブルタイプが良いだろう。フラットバーのクロスバイクから、ドロップハンドルのロードバイクまで幅広く使えるタイプだが、ステーがヤワな物が多く、走行中の振動でミラーの角度が微妙に動いてしまう欠点がある。
ハンドルバーエンド装着型ミラー
見栄えがよい自転車用バックミラーの主流が、ハンドルバーエンド装着タイプ。コンパクトに収まりながら、ハンドル端に装着するので後方が見えやすく、デザインと機能性を両立した物が多い。
ハンドルバーエンド装着タイプのバックミラーで、お薦めなのがGIZA(ギザ) DX-320B。ステーの回転や角度調節だけでなく、ミラー自体の角度調節も可能だ。ドロップハンドルやフラットハンドル、ブルホーンハンドルなど幅広いハンドルに使える。写真の自転車を所有している人は、このミラーを全部の自転車に装着し、ロングライドを行うメイン車種には、壊れた時のことを考えて常に予備を入れているほどだ。
ハンドルバーエンド装着タイプで欠点なのが、壁にあたった時ステーが破損する可能性がある事。ドロップハンドル用の場合、折り畳められるタイプがあるので、気になる人がそちらを使おう。
車体装着型ミラー
ハンドルではなくフレームに装着するタイプのミラー。ミラーがあまり目立たない、ハンドル周りが乱雑にならない利点がある。車体に突起ができてしまう事や、装着位置を考えないと、まったく見えない場合もある。また、折りたたみ自転車などの特殊形状のフレームには装着できない可能性もあり、購入時は注意が必要だ。
ヘルメット装着型ミラー
自転車本体ではなく、ヘルメットに装着するタイプのバックミラー。自転車の見た目も損なわずに済むだけでなく、目線が短くなる利点もある。慣れてると見やすいという意見や、ヘルメットがズレてしまった場合は使えなかったり、ヘルメットを使用しない時はバックミラーが使用できない問題がある。
アームバンドタイプ型ミラー
車体やヘルメットなどの自転車関連用品ではなく腕に装着するタイプのバックミラー。有名なのがRearvizで、このタイプのバックミラーの利点は、自転車に縛られないことだ。自転車を複数台所有している場合、全部の自転車に装着する必要があるが、このタイプのバックミラーは体に装着するので、何台自転車を持っていても1つのバックミラーで大丈夫。また、レンタサイクルなどの他人の自転車でもバックミラーが使用できる。
車体に取り付けるわけではないので、車体の振動や取り付け位置の問題に縛られる問題が少なくなる。筆者が使用しているRearvisは鏡の取り付け部分が360度回転するので、後方が見える位置が必ずあり、どんなハンドルでも使用可能だ。欠点はサイズが大きいため、手首に巻いているとデザイン上、違和感があることだ。流行のスマートウォッチのようなコンパクトで違和感がないデザインが望まれる。
シクロライダーでお薦めなのがアームバンドタイプのバッグミラー
様々な自転車用バックミラーを紹介したが、シクロライダーでお薦めしたいのがアームバンドタイプのバックミラーだ。このミラーは工具なしでかんたんにバックミラーの恩恵を受けることができ、自転車を複数台所有したり、レンタサイクルを使う時でも安心感を得ることができる。とりあえずバックミラーを体験したい人は、このタイプから始めるのをお薦めする。
超小径ポータブル電動アシスト自転車「サイクルベースあさひ・アウトランクe」
サイクルベースあさひから、軽量電動アシスト自転車「アウトランクe」が登場した。2019年7月中旬頃より販売予定とのこと。
アウトランクeは、3 STEPで折り畳み可能な小型フレームの超小径自転車「アウトランク」の電動アシスト自転車バージョン。ミッドドライブタイプの軽量電動アシストユニットを搭載し、電車や車などに気軽に積み込んで旅先に簡単に持ち出せるのを売りにしたポータブル電動アシスト自転車。
車体重量は13.2kgと電動アシスト自転車の中では軽量だ。また、3 STEPで簡単に折りたためるハンドル部分に持ち手を装備し、電車や自動車等への積載や、階段がある場所でも片手で安定して持ち運ぶことも可能だ。
■シクロライダーチェック
電動アシスト折りたたみ自転車の中でも、軽量タイプの分類に入るのがアウトランクe。バッテリはハンドル中心部に搭載されており、これは、Gic・トランスモバイリーウルトラライトE-Bikeの一部車種で見られる方式だ。
フレームには折りたたみ機構が付いていないため、横方向の折りたたみサイズが大きくなる傾向になる。フレームに装着されたグリップを使うことで、どのように上手く運用を行えるかが鍵となるだろう。
製品名 :アウトランクe
販売価格 :99,980円(税込)
カラー :イエロー/グリーン
サイズ(適応身長):14型(140cm~)
重量 :13.2kg
バッテリー :4.0Aバッテリー(LEDライト付属)
充電時間 :約3時間
一充電あたりの走行距離:最大24km
サイズ :長さ/約120cm、幅/約44cm、高さ/約61cm
付属品 :専用充電器、サドルポーチ、バッテリーカバー
発売日 :2019年7月中旬頃より販売開始予定
購入方法 :サイクルベースあさひ店舗、あさひ公式オンラインショップ、
あさひ楽天市場、あさひYahoo!店
※一部の店舗では、取り寄せ対応となる店舗もございます。
オプション :予備バッテリー4.0A(19,440円/税込)
※バッテリーに添付されるロゴがアウトランク eのものとは異なります
https://www.cb-asahi.co.jp/lp/products/ownbrand/outrunk/
秋田県でロードバイクやE-Bikeがレンタルできるレンタサイクル一覧
近年、観光地のレンタサイクルでスポーツ自転車が使われている事が増えている。その流れは地方にも広がっている。今までスポーツ自転車の観光レンタサイクルが無かった秋田県でもスポーツ自転車のレンタサイクルが登場した。今回は秋田県でロードバイクやクロスバイクなどのスポーツサイクルがレンタル可能な店をまとめてみた。レンタサイクルは日時や時間、注意事項は季節などにより違うため、実際にレンタルを行う場合は公式サイトで確認してほしい。
男鹿自転舎
前日までに予約が無い場合、火・水・木曜の当日貸し出しは未実施。12〜2月は冬季休業(イベント内貸し出し、ツアー企画は予定している)のため注意。レンタサイクルはロードバイクだけでなく、流行のE-Bike(電動アシストスポーツ自転車)もあり、TREK DUALSPORTS+がレンタルできる。
https://oganavi.com/news/2019/04/25092232/
場所:秋田県男鹿市船川港船川字栄町15(男鹿駅より徒歩2分・道の駅おがオガーレより徒歩3分)
時間:9:00~19:00(貸出受付は18:00まで) ※3月・11月は~17:00(貸出受付は16:00まで)
最寄り駅:JR男鹿駅
車種:
ロードバイク(SPECIALIZED、FELT)
E-Bike(TREK DUALSPORTS+)
料金:
ロードバイク:1日4,000円
E-Bike:1日5,000円
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