デイリーアーカイブ Jan 12, 2025

シェアサイクル「チャリチャリ」、佐賀市でサービス開始 市民の回遊性向上と地域経済活性化を目指す

シェアサイクルサービス「チャリチャリ」を運営するneuet株式会社は3月13日、佐賀県佐賀市でのサービス展開を開始すると発表した。同社が九州で展開するのは福岡市、熊本市、福岡県久留米市に続き4都市目となる。 チャリチャリは、スマートフォンアプリで自転車の鍵を解錠し、手軽に利用できるシェアサイクルサービス。1分単位の料金設定で、ベーシックモデルは1分6円、電動アシスト自転車は1分15円で利用可能だ。 同社は佐賀市と共同で、市民や来街者の回遊性向上と地域経済の活性化を目的にサービスを展開。自転車の貸し借りができるポート用地の積極的な確保や、市内企業との連携強化に努める方針だ。 佐賀市におけるシェアサイクル事業は、自転車を身近な交通手段として共有することで、市民と来街者の利便性向上を図り、日常の移動や観光拠点への周遊を活性化させるのが狙い。neuetは5月上旬のサービス開始を目指しており、具体的なサービスエリアや投入車体数、ポート展開などの詳細は追って公表するとしている。 また、同社は4月4日に佐賀市とシェアサイクル事業に関する連携協定を締結予定。二次交通の活性化や交通事業者との連携、観光・地域振興、災害時の移動支援、脱炭素社会の実現、自転車走行ルールの普及啓発などで協力していく。 チャリチャリは2018年2月に福岡市でサービスを開始。現在は約4,200台の自転車と690カ所以上のポートを展開し、累計利用回数は2,000万回を突破している。2020年からは名古屋市と東京エリア、2022年4月からは熊本市、2024年4月からは福岡県久留米市でも展開を始めている。 同社は「まちの移動の、次の習慣をつくる」をミッションに掲げ、各地で日常的な移動手段としてチャリチャリが活用されている。佐賀市でのサービス開始により、九州での事業エリアがさらに拡大することになる。 ※2024年4月1日からベーシックモデルは1分7円、電動アシスト自転車は1分17円に料金改定予定。 関連リンク チャリチャリ (charichari.bike)

YADEAのオートバイ風電動アシスト自転車「TRP-01」に新色ベージュが登場

ハセガワモビリティ株式会社は、YADEAの電動アシスト自転車「TRP-01」の新色モデル「ベージュ」を2024年3月11日より先行発売すると発表した。 YADEAは世界100カ国以上に電動モビリティを販売する業界最大手の一角。電動バイクや電動キックボードなども手がけており、2017年から2022年まで6年連続で販売台数世界一を誇っている。「TRP-01」にも同社の高い技術力が注ぎ込まれている。 「TRP-01」は2023年9月に発売されたブラックモデルが話題となり、オートバイ風デザインで人気を集めている電動アシスト自転車。太めのタイヤで、オートバイ風の外観が特徴となっている。 新色の「ベージュ」は、クラシックな雰囲気をより強調したカラーリング。レトロでありながら洗練された印象を与える、大人の趣味性を感じさせるモデルに仕上がっている。 「TRP-01」の主な特徴としては、大容量バッテリーとモーターの搭載により最大航続距離90kmを実現していること、ヘッドライトやテールランプ、ブレーキランプにLEDを採用し高い視認性を確保していることなどが挙げられる。また、普通自転車と駆動補助機付き自転車の2種類の型式認定を取得しており、安心して利用できるのもポイントだ。 新色ベージュの「TRP-01」は、3月11日よりYADEA JAPANのホームページにて先行販売される。価格は297,000円(税込)。 関連リンク TRP-01 | YADEA

スペシャライズド、アルミ合金版e-MTB「Turbo Levo SL Comp Alloy」発売 Levo SL Gen2の性能をより多くのライダーに

自転車メーカーのスペシャライズドは3月15日、新型e-MTB(電動マウンテンバイク)「Turbo Levo SL Comp Alloy」(ターボ・リーヴォ・エスエル・コンプ・アロイ)を発売すると発表した。同社の人気モデル「Turbo Levo SL Gen2」のカーボンフレーム版と同等の性能を、アルミ合金フレームで実現した新モデルとなる。 新型「Levo SL Alloy」には、スペシャライズド独自開発のSL 1.2モーターシステムを搭載。最大出力320W、最大トルク50Nmと、初代SL 1.1システム(最大出力240W、最大トルク35Nm)から、トルクが43%、パワーが33%向上。320Whの内蔵バッテリーは最長5時間のトレイルライドに対応し、160Whのレンジエクステンダーバッテリーを追加することでさらに長距離の走行が可能だと謳っている。 フレーム素材にアルミ合金を採用したことで、カーボン版と比べてより多くのライダーに手の届く価格設定を実現。調節機能を各部に備え、ヘッドアングルを63度から65.5度まで調整できるほか、リアショックに組み込まれたフリップチップでBB(ボトムブラケット)の高さを変更可能。初代Levo SL Gen1では前後ホイールが29インチだったが、Gen2ではフロントに29インチ、リアに27.5インチのホイールを標準装備。また、リアも29インチホイールに対応する。 サスペンションは中小のバンプを拾いつつ、ジャンプやドロップの大きな衝撃にも耐えられるよう最適化。ライダーの好みに合わせて細かくセッティング可能なのも特徴だ。 デジタル機能も充実しており、専用アプリではバッテリー管理だけでなく、ペダリング出力や心拍数、ケイデンスのデータを確認できる。さらに、ジャンプの滞空時間や飛距離を記録する「Jump Stats」機能まで搭載している。 「Turbo Levo SL Comp Alloy」の価格は79万2000円(税込)。カラーはグロスチャコール/シルバーダスト/ブラックとサテンパイングリーン/フォレストグリーンの2色を用意し、サイズはS1からS5までの5サイズ展開となる。 関連リンク Made for riders, by riders. | Specialized.com