デイリーアーカイブ Jan 13, 2025
キャンプ収納の定番「トランクカーゴ」に新たな利便性 ルーフキャリア固定ベルトとショルダーベルトが登場
キャンプ用収納ギア「トランクカーゴ」の人気ブランド、リス株式会社から新作ベルトが登場した。「ルーフキャリアベルト」と「ショルダーベルト」の2種で、従来の使い勝手に幅を持たせた製品デザインだ。
トランクカーゴは無骨でシンプル、しかし使いやすさが高い収納ボックスとして愛用者多数。今回の新製品はそんなトランクカーゴをさらに活用できるアイテムとなっている。
ルーフキャリアベルト(2,480円)は車載時の作業効率化を図ったもの。従来の固定ベルトでは手順が多かったが、この新作はベルトの先端が輪状になっていてキャリアへの取り付けが簡単。またカムバックル付きベルトと固定ベルトの2ピースで装着もスムーズだ。
さらにPVCカバーでルーフへの傷つきを防ぎ、余剰ベルトをまとめるファスナーベルト付き。こうした細部にまでこだわり、快適に使える設計になっている。
一方のショルダーベルト(1,980円)は小型収納ボックス「スタックカーゴ」に取り付けて活用する。スタックカーゴの連結バックルにベルトを通し、荷物を肩に掛けて運搬できるようになる。
クッション入りのショルダーパッドが肩への負担を軽減し、裏面の滑り止め加工でベルトのズレも防げる。さらにアジャスターでベルト長の調整も可能で、誰でも最適な長さに設定できる。
例えばルーフキャリアベルトは、キャンプギアを車に積む作業時間を大幅に短縮。到着時に荷物の整理で手間取る事もなくなるだろう。一方ショルダーベルトは両手が空くので、設営や撤収の際に重い荷物を運ぶ手間が軽減される。
キャンプだけでなく、レジャーでの日曜大工や園芸作業、アウトドアスポーツでの器具の運搬などにも役立ちそうだ。
キャンプ・アウトドア収納ボックスブランド|トランクカーゴ 【TRUNKCARGO】
東武鉄道とPathfinder、サイクリスト向け片道レンタカー「NIKKOカタレン」スタート 日光の春を自転車で満喫
東武鉄道とMaaS(Mobility as a Service)研究開発企業のPathfinderは3月11日、サイクリスト向けのサイクルキャリア付き片道レンタカー「NIKKOカタレン」の予約受付を開始した。東京と日光間を移動しながら、日光のサイクリングスポットを自由に巡ることができるサービスだ。
日光は春になると、いろは坂や日光杉並木など、サイクリストに人気の観光地が多数点在する。「NIKKOカタレン」は、こうしたスポットを効率よく回れるよう、自転車を簡単に積載できるサイクルキャリア付きのレンタカーを用意。東京から日光へ車で移動したり、東武鉄道で自転車とともに来訪し、現地で借りたレンタカーに乗り換えて周遊したりと、多様な旅程を可能にする。
利用ルートは、東京の北千住駅から日光の下今市駅間の片道コース、下今市駅発着の周遊コースの2種類。特筆すべきは片道利用の場合、乗り捨て料金が無料なこと。東京と日光でレンタカーをリレーする仕組みにより、回送コストを抑えているためだ。
レンタル料金は24時間で6,160円からとリーズナブル。ほかのレンタカーサービスと比べても割安感がある。サイクルキャリアで自転車を最大3台まで積載できるため、ロードバイクやマウンテンバイクを気軽に運べる。
サービス開始は3月25日だが、予約受付は本日より開始。利用車種はコンパクトカーをラインナップしている。
Pathfinder社は「『日光市サイクルタウン』構想の一環として、サイクリストに優しい観光地づくりに向けた新たな移動スタイルを提供したい」と狙いを説明。東武鉄道との連携で、電車・レンタカー・自転車を組み合わせた周遊ルートを実現した。
同社が展開する「カタレン」は、レンタカー事業者と提携し、回送車両や上下の片道利用者をマッチングするプラットフォーム。車両を効率活用することで、事業者のコスト低減と収益拡大を後押しする。
サイクリストにとって、行きたい場所から自転車で旅を始められるのは大きな魅力だ。一方、車の回送コストを削減できる新たなレンタカーの形としても注目される。自転車ブームとレンタカー需要をうまく掛け合わせた、画期的なサービスの登場と言えそうだ。
乗り捨て0円片道レンタカーカタレン|東京-日光 (kataren.jp)
Broseがeバイクにサイバーセキュリティを標準装備 – 革新的な脅威対策技術で安全性向上
ドイツのBrose eBike Systemsは2月28日、2024年に発売予定の新型48Vシステムに高度なサイバーセキュリティ機能を標準装備すると発表した。自動車分野で実績のあるCYRES Consultingと共同で、ハッキングや不正な改造から守る堅牢な概念を開発した。
新システムの心臓部であるDrive³ Peakモーターと、バッテリー、コントロールユニット間の通信には最新の暗号化技術が用いられる。これにより不正なアクセスやチューニングを効果的に防げるという。交換部品の組み込みも容易になる。
Broseのフロリアン・ザック氏は「eバイクへの不正アクセスが増えており、システムのサイバーセキュリティが重要課題となっていた。今回の対策で誤作動のリスクを最小化し、メーカーや販売店の不安を解消できる」と説明した。
主な対策は、ソフトウェアを使ったモーター・チューニングの防止だ。これがeバイクの大きな安全問題となっていた。コンポーネント間の通信の保護により、全体の安定性も大幅に向上する。さらに、不適切な修理ツールの使用もブロックされる。
自動車分野で実績のあるCYRESと協業した理由は、同社の高い基準をeバイクに転用するためだ。開発には約6カ月を要したが、革新的でクルマ並みのセキュリティ水準を達成できた。
CYRES のヤン・ピーター・フォン・フニウス氏は「Broseのサイバーセキュリティへの先見性は非常に高く評価できる。我々コンサルタントにとっても有意義なプロジェクトとなった」と振り返った。
Broseは安全性だけでなく、サイバーセキュリティもeバイクの重要な付加価値と位置づけている。ハイレベルなセキュリティ対策の標準化は、Broseがリーダーシップを発揮する点でもユニークな取り組みといえるだろう。
関連リンク
Home (brose-ebike.com)