デイリーアーカイブ Jan 12, 2025
ジヤトコ、韓国のMYVELOと自転車用電動アシストユニットの供給で提携
ジヤトコ株式会社(本社:静岡県富士市)は3月4日、韓国の自転車メーカーMYVELO Co., Ltd.(本社:韓国順天市)と自転車用電動アシストユニットの開発・生産・供給に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。
この提携により、ジヤトコは3月より50台の試作ユニットをMYVELOに順次供給し、MYVELOの電動アシスト自転車の開発・生産・供給に貢献する。ジヤトコが開発した電動アシストユニットは、モーターと変速機が一体となった世界初の2-in-1システムを採用しているのが特徴だ。
ジヤトコは自動車のトランスミッションメーカーとして知られており、これまでに1億2,500万台以上のオートマチックトランスミッションを送り出してきた。今回の提携は、自動車の電動パワートレインの技術を活かし、電動アシスト自転車市場への参入を図る狙いがある。
MYVELOは韓国のトップクラスの電動アシスト自転車メーカーで、欧米でも高い販売実績を持つグローバル企業だ。ジヤトコとの提携により、高品質かつ革新的な電動アシストユニットを搭載した自転車の開発が期待される。
なお、ジヤトコのユニットを搭載した電動アシスト自転車は、7月にドイツで開催される「EUROBIKE 2024」に展示される予定だ。
関連リンク
ジヤトコ株式会社 | CVTの世界トップシェア (jatco.co.jp)
MY VELO – 국내생산 전기자전거, 조이휠 (JOYWHEEL)
加須市、自転車とグルメを通じた観光振興イベント「KAZOLINGグルメ&サイクリング2024」を3月24日に実施
観光まちづくり事業を手掛ける株式会社おいでなせえは、加須市物産観光協会(埼玉県加須市)の委託を受け、加須市の豊富な食を堪能できるサイクリング×グルメツアー「KAZOLINGグルメ&サイクリング2024」を2024年3月24日(日)に開催する。
加須市は関東平野の中心に位置し、平坦な地形や「渡良瀬遊水地」「利根川自転車道」などサイクリングに適した環境を有する。市では観光を通じたサイクリング事業「KAZOLING」を推進しており、今回のツアーはその一環として企画された。
イベントの見どころは、①豪華ゲストライダーとのサイクリング、②体力に合わせて選べるコース、③加須の美味しいグルメの3点。ゲストライダーには、オリンピアンの飯島誠氏、自転車ツアーの企画に長けた則包高希氏、加須市出身のYouTuber武正倫氏が参加する。
コースは約40kmのAコースと約18kmのBコースの2種類。Aコースではグルメポイントを巡りながら加須の歴史・文化を、Bコースではうどん打ち教室込みの自転車散歩を楽しめる。各スポットでは加須の伝統食であるうどんや地元産の米・果物が提供され、生産者から直接話を聞く機会もある。
ツアーは現地集合・現地解散で、参加料金は3,000円(税込)。定員はAコース30名、Bコース20名。申込み締切は3月21日まで。詳細・申込みは加須市のウェブサイトから。
株式会社おいでなせえは埼玉県内で活動する観光まちづくり会社。今後は県内各所で自転車を活用し、「行ってみたくなる」観光まちづくりの実現を目指す。
関連リンク
KAZOLINGグルメ&サイクリング 2024/加須市
au損保、全国の自転車保険加入率が65.6%に上昇 義務化地域は67.7%で非義務化地域との差が拡大
au損害保険株式会社(au損保)は3月14日、全国の自転車利用者1万5381名を対象に実施した自転車保険加入状況に関する調査結果を発表した。それによると、自転車保険への加入率は65.6%となり、調査開始以来6年連続で上昇した。
2023年度の加入率は前年度から2.1ポイント上昇し、伸び幅が再び拡大。2022年度は0.9ポイントと過去最小の伸び幅だったが、再び勢いを取り戻した格好だ。
地域別の加入状況を見ると、自転車保険への加入が義務化されている地域は67.7%、義務化されていない地域は50.9%と、義務化の有無で大きな差が出ている。都道府県別では、熊本県が77.1%で最も高い加入率となった。2023年度に新たに義務化された広島県は59.5%で、前年度から4.9ポイント上昇した。
2024年3月現在、全国47都道府県のうち33都道府県で自転車保険の加入が義務化されており、義務化地域は日本全体の7割に達している。一方で、義務化地域の住民に自転車保険の加入が義務化されていることを知っているか尋ねたところ、「知っている」と回答した割合は39.1%で、2年連続で低下。半数以上の18都道府県で義務化の認知率が下がっており、周知活動の継続が必要とされている。
また、自転車保険に加入している人の47.6%が、加入している保険の個人賠償責任補償限度額を「分からない」と回答。au損保は「もしもの場合に備えて、補償内容を確認し、自身に合った保険の加入や見直しが重要」と呼びかけている。
au損保の公式サイト - 自転車保険・ペットの保険・海外旅行保険 (au-sonpo.co.jp)