デイリーアーカイブ Nov 2, 2024

オールドMTBスタイルの街乗りスポーツ自転車「ThirdBikes SURFSIDE」

自転車会社のホダカは2月12日、スポーツバイクブランド「THIRDBIKES (サードバイクス)」から、オールドマウンテンバイクスタイルの「SURFSIDE (サーフサイド)」を発売したと発表した。 THIRDBIKESは「ファン」「イージー」「セーフティー」を考えたスポーツ自転車ブランド。SURFSIDEは、海沿いの道をゆったりと流して走る様子をイメージした街乗りスポーツ自転車。往年の26インチマウンテンバイクをモチーフに現代のトレンドに合うようアレンジ。乗った時の前傾姿勢を控えめにしてゆったりとした姿勢を取れる設計と、お尻が痛くなりにくいバネつきサドル、荒れた道や段差が気になりにくい幅広タイヤを採用した。 また、ライト、ベル、リフレクター、スタンドが標準装備なので、購入してすぐに乗り出すことが可能だ。フレーム、フロントフォークはスチール、変速は外装6段変速、価格は29,900円(税抜)。 本格的なアップライトスポーツバイクとの違いは? 26インチの太めのタイヤを装着したアップライトスポーツバイクと言えば「Rivendell ClemSmith Jr」が有名だ。Rivendellはカリフォルニア州サンフランシスコ郊外に工房を構える自転車会社。非競技者向けの自転車を製造しており、他ブランドではあまり見られないアップライトスポーツバイクを製造している事でも知られている。 29,900円の「ThirdBikes SURFSIDE」と、218,000円「Rivendell ClemSmith Jr」では、設計から部品、質感まで何もかも違う。設計に関しては「Thirdbikes SURFSIDE」は、本格的なアップライトスポーツバイクと比べると、トップチューブ長が短い。トップチューブ長が短いとフラットハンドル等のバックスイープ(手前に曲がった角度)が無いハンドルを装着するのは合っている。その一方、本格的なアップライトスポーツバイクに使われている、手前に曲がったハンドルを装着すると、ハンドルとサドル間が短くなりすぎてしまう。SURFSIDEとClem Smith Jrは似て非なるものだろう。 SURFSIDEは30,000円以下の街乗りクルーザーと見れば妥当なレベル。サスペンション等が装備されていないお陰で、スチール製フレームを採用しても車体重量は13.9kgを実現。サスペンションを装着したMTBルック車だと、17kgとママチャリ並に重いのもあるので、本格的なスポーツ自転車が欲しいなど多くを求めなければ悪くない選択肢の1つだろう。 THIRDBIKES:https://thirdbikes.com/ Rivendell:https://bluelug.com/contents/rivendell/

プロロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」が増田成幸選手ロードレース日本代表へ向けて、クラウドファンディングを開始

宇都宮ブリッツェンを運営するサイクルスポーツマネジメント(以下、宇都宮ブリッツェン)は、2月12日、パルコのクラウドファンディングサイトBOOSTERで、選手強化の資金を募集するためのプロジェクトを2月14日から開始すると発表した。 宇都宮ブリッツェンは、日本でロードレースの認知が高くなかった2008年に旗揚げしたサイクルロードレースチーム。当時、自転車関連事業者による企業型チームが多い中、日本初の地域密着型プロロードレースチームとして登場した。活動開始時のビジョンは、ジャパンカップ開催の地でもあるこの宇都宮から日本一を目指すこと、より多くの人にロードレースの魅力を知り、日本でもメジャースポーツとして認知されることの2つを目標にしていた。 宇都宮ブリッツェンが国内トップレベルと言えるチームに成長した現在、“世界に認められるチームになること”を新たなビジョンになった。2020年はチームキャプテンの増田成幸選手を世界の舞台に送り出すべく、国内外の選考対象レースへの参戦とそれに向けた強化費を支援するため、クラウドファンディングを行う。 パルコは2015年~2017年にわたりロードレースを題材にしたアニメ「弱虫ペダル」とのタイアップキャンペーンで話題を集め、また宇都宮PARCOでは2014年~2018年にかけジャパンカップとコラボレーションを実施。宇都宮ブリッツェン含めたチームとのイベントを数多く開催し、ロードレースの応援を行っている。 ■増田成幸選手プロフィール 1983年生。仙台市出身。宇都宮ブリッツェンキャプテン。大学在学中よりロードレース選手として活動開始。2017年4月にバセドウ病の闘病を経て同年9月に復帰。直近の戦績は2019年日本選手権タイムトライアル優勝、ツール・ド・おきなわ優勝。 ■クラウドファンディング概要 プロジェクト名:宇都宮ブリッツェン・増田成幸を世界へ!「フェニックス プロジェクト」 URL:https://camp-fire.jp/projects/view/229788 目標金額:5,000,000円 募集期間:2020年2月14日(金)~2020年4月5日(日) リターン(返礼品):増田成幸選手、鈴木譲選手使用のロードバイク実車、チームカー同乗&トレーニング帯同権ほか全10種類。また全ての支援者の方にチームからのサンクスレターをお届けします。

【自転車漫画】「サイクル。」電子書籍版まとめ

レンゴクさんがTwitterやInstagramで公開している人気の自転車漫画「サイクル。」。TwitterやInstagramで公開されている漫画や、シクロライダーでまとめた漫画だけでなく、電子書籍(Amazon Kindle)で読むことも可能だ。今回は、Kindleで販売されている「サイクル。」の漫画を紹介しよう。 4コママトメズン/SNSマトメズンシリーズ 「サイクル。」の電子書籍の中で、「4コママトメズン」と「SNSマトメズン」は、TwitterやInstagram上で公開された漫画を電子書籍でまとめている。紙媒体に近い状態で読めるため、自然な感覚で読めるだけでなく、描きおろしを巻末に入れているのも特徴だ。1~4巻までは、4コマ漫画の形式を採用している。 5巻目からの「SNSマトメズン」は、表現手法を普通の漫画に変えて再スタートした電子書籍。普通の漫画に変わったため、電子書籍のほうがより見やすくなった。こちらも巻末に描き下ろしの漫画が用意されている。 「サイクル。」電子書籍オリジナル版 「サイクル。」には、SNS上で公開された漫画だけでなく、電子書籍限定のオリジナル漫画も用意されている。 「ゲンカイギリギリ30min」は、ナイトロバンビ達がシクロクロスレースに挑戦する漫画。実際にシクロクロスレースを観戦している雰囲気になる漫画だ。 「まるちゃんホイールを買う?」は、ナイトロバンビたちが、入りびたる峠の茶屋「三色茶屋」での日常の一コマを描いた漫画。ナイトロバンビたちがホイールについて語るあるある話をまとめている。 「ナイトオブザともちゃん: エピソード番外編 サイクル。」は、自転車から外れた外伝的漫画。「サイクル。」で登場するともちゃん(桜井朋美)が家で一人でいる時にアレに出会ってしまうエピソード。 「サイクル。: 第一話 まるちゃん自転車を買う」は、サイクル。の始まりを新たに描き下ろした漫画。4コマ時代と比較するのも面白いだろう。 https://www.cyclorider.com/archives/23758