デイリーアーカイブ Jan 24, 2025
通勤・通学用クロスバイクまとめ カゴや泥除けが付いた街乗り向けモデルを紹介
街乗り向けのスポーツ自転車「クロスバイク」。一般的なクロスバイクは、泥除けやカゴが無いため、通勤や通学では使いにくい。しかし、一部では、クロスバイクに荷台やカゴを装着して、通勤や通学向けで売るブランドも存在する。
このような通勤・通学向けクロスバイクは、最初から前カゴや泥除け、ライト等を標準装備しているため、日常的な使い方を行う人にピッタリだ。車輪を外して専用の袋に入れる「輪行」ができない、車体が重い等、自転車を本格的な趣味として楽しむのは難しいが、通勤・通学に関してはスポーツ自転車よりも安心して使う事ができる。
これら通勤・通学向けクロスバイクはママチャリには無い利点がある。スポーツ自転車風のデザインだけでなく、外装変速機を装備しているためギアを細かく変えて走行できる、靴のように車体のサイズを複数選べるため、自分にあったサイズを選ぶことができる等の利点がある。
特に注目なのが車体重量。一般的なママチャリの重量は19kgを超えるのが多い。しかし、通勤・通学向けクロスバイクでは、軽量な設計を採用することで、車体重量を16kgに押さえているモデルもある。NESTO UNIFYのように、カゴや泥除けを装備して車体重量14kg台と軽いモデルもある。
通勤・通学クロスバイク一覧
サイクルベースあさひ オフィスプレスプレストレッキング
3万円以下で購入できる貴重な通勤・通学向けクロスバイクがオフィスプレストレッキング。スチール製のフレームを採用したお陰で車体重量は20kgと重いが、車体サイズは3種類から選べる。自転車は靴のように自分の身長にあったサイズが選べるのがベストとされており、ママチャリでは窮屈に感じる人も安心して乗れるだろう。A4サイズのブリーフケースが入るカゴに、裾を傷めないチェーンケース、ビジネスシューズでも滑りにくいペダル、泥除け、LEDダイナモライト、リング錠を装備している。タイヤはママチャリよりもやや細い700×32cタイヤを採用。変速機は外装7段変速。自転車安全基準(BAA)適合。価格は29,980円(税込み)。
出典:cb-asahi.co.jp
NESTO SCORTO
ロードバイクやグラベルロード、MTB等のスポーツ自転車で有名な「NESTO」。6061アルミフレームを採用したアルミフレームの通勤・通学クロスバイクだ。前カゴに、泥除けやLEDオートライト、リング錠を装備している。タイヤはママチャリと同サイズの27X1-3/8タイヤを採用している。変速機は外装6段変速。価格は40,000円(税抜)。
nestobikes.com
NESTO UNIFY
「NESTO」の通勤・通学向けクロスバイクの上位モデルがUNIFY。6061アルミを採用したアルミフレームは、SCORTOよりもシャープな造形となっており、フロントフォークもアルミにすることで軽量化を実現。車体重量は14.1kgと、通勤・通学向けクロスバイクの中では非常に軽い。荷物積載を考慮したオリジナルの低重心設計の前カゴに、泥除けやシマノ製LEDオートライト、リング錠を装備している。タイヤは700×32とスポーツ自転車用を採用している。変速機は外装7段変速。価格は49,000円(税抜)。
出典:nestobikes.com
ブリヂストンサイクル TB1
通勤・通学向けクロスバイクの中でも定番モデルの1つがTB1。クロスバイク風のアルミフレームに前カゴを無くす事でスポーツ自転車風の軽快感を実現。車体重量は15kgで、泥除けにLEDオートライト、リング錠を装備。オプションで前カゴやチェーンケース、リアキャリア、両立スタンドを用意している。タイヤはママチャリと同サイズの27X1-3/8タイヤを採用している。3年間盗難補償や賠償責任補償付き傷害保険 フリーケア・プログラムを備えている。変速機は外装7段変速。自転車安全基準(BAA)適合。価格は46,800円(税抜)。
出典:www.bscycle.co.jp
ルイガノ MULTIWAY26/27
ルイガノの通勤・通学向けスポーツ自転車シリーズの中で、一番日常使いに合っているのがMULTIWAY26/27だ。一般的なスポーツ自転車に採用されているダイアモンドフレームとは一味違う特徴的なアルミフレームに、前荷台、フェンダー、チェーンケース、リング錠、シマノ製LEDオートライトを採用した。車体重量は15.6kg。タイヤは26インチモデルが26X1-3/8で、27インチモデルは27X1-3/8タイヤと、ママチャリと同サイズのタイヤを採用している。外装7段変速を搭載。価格は52,000円(税抜)。
出典:louisgarneausports.com(MULTIWAY26/MULTIWAY27)
ブリヂストンサイクル Ordina F5B
通勤・通学向けクロスバイクの中では異色なモデルがOrdina F5B。駆動方式にチェーンではなくカーボンベルトを採用しており、錆びない、油を差さなくても大丈夫なのでズボンの裾が汚れないのが特徴だ。乾電池式のライトとリング錠を標準装備。オプションで泥除け、前荷台やカゴを用意している。車体重量は14.5kg。タイヤは27X1-3/8タイヤ。変速機は内装5段変速と停車中でも変速できるのが特徴だ。3年間盗難補償を備えており、自転車安全基準(BAA)適合。価格は57,800円(税抜)。
出典:bscycle.co.jp
「那須ブラーゼン」が監修した宿泊施設「サイクリスト*フレンドリー*ヴィラ.Ⅰ」が2020年3月中旬オープン
「那須高原TOWAピュアコテージ」や、那須最大の別荘地「那須ハイランドリゾート」を運営する藤和那須リゾートと、住友林業株式会社は3月6日、観光地域密着型プロサイクルロードレースチーム「那須ブラーゼン」を運営するNASPO監修の下、サイクリストフレンドリーな宿泊施設「サイクリスト*フレンドリー*ヴィラ. Ⅰ」を2020年3月中旬にオープンすると発表した。
サイクリスト*フレンドリー*ヴィラ. Ⅰは、那須ハイランド別荘地内にある宿泊施設。施設内は壁のない大空間と、ほぼ全面ガラスの大開口を採用し、土間の先に広がる大空間(土間・リビング・ダイニング・キッチンで約28.5畳)は、木のぬくもりが楽しめるウォールナット材の内装で統一。日中は那須の自然豊かな景色、夜にはライトアップされた植栽の景色が楽しめる。また、消防署や警察署といった災害復興の拠点となるような施設と同等の耐震性も実現している。その他にも、自転車メンテナンス専用スペースを用意し、段差のないアプローチから自転車ごと入室でき、玄関から続く土間(専用工具やバイクラックがある専用スペース)で愛車のメンテナンスや室内保管が可能。また、プロチーム監修の専用工具を配備しており、六角レンチ一式・トルクスレンチ一式・ドライバー・フロアポンプ・シマノDi2充電器(内装・外装)・メンテナンススタンド・チェーンオイルなどを用意する予定だ。 宿泊人数は1棟で2名~6名で、宿泊料金は平日1泊39,000円(税別)から。
【宿泊施設概要】
◆名称:サイクリスト*フレンドリー*ヴィラ. Ⅰ(次シリーズはⅡ・Ⅲ...を検討中)
◆場所:那須ハイランド別荘地内(栃木県那須郡那須町高久乙3376、那須ハイランド別荘管理事務所向い)
◆構造:木造平屋建て(住友林業オリジナルビッグフレーム構法)
◆規模:1LDK・延床面積77.63㎡・建築面積82.81㎡
困ったときに駆け付ける「自転車ロードサービス」 au損保が最新の利用実態を公表
au損害保険(以下、au損保)は、自転車向け保険に付帯する「自転車ロードサービス」の利用実態を調査した。
au損保が提供する「自転車向け保険」は、パンク等で自走できなくなった際、50km以内の希望の場所まで自転車を無料搬送する「自転車ロードサービス」が付いている。「一番利用されている時間帯は?」「どんな故障で呼ぶの?」などが分かる、最新の利用実態を公表した。
【調査概要】※au損保調べ
・n=母集団のデータの数
・本調査の構成比は小数点第2位以下を四捨五入しています。
■本調査
・調査対象:2018年10月1日~2019年9月30日にau損保の自転車ロードサービスを要請された方
・有効サンプル数:2,195件
最も要請の多い車種は?
サービスを要請した車種は「ロードバイク」が59.9%で過半数を占め、次いで「シティサイクル(電動アシスト付自転車含む)」が21.5%、「マウンテンバイク・クロスバイク」が12.5%、「小径車(ミニベロ・折り畳み自転車等)」が2.2%となった(以下全て「シティサイクル」は電動アシスト付自転車を、「小径車」はミニベロ・折り畳み自転車等を含む)。
土日の要請が約42% ロードバイクの週末要請は21.7%増加
要請があった曜日は、最も多いのが「土日」で42.1%。車種別では「ロードバイク」の土日平均は72.3%、平日平均の50.5%を21.8ポイント上回りまった。「シティサイクル」の土日平均は13.3%と、平日平均の27.7%の半分以下に減少した。土日は長距離ライドをする「ロードバイク」利用者から、平日は「シティサイクル」利用者からの要請が多いことが分かる。
搬送は「1~20km」で66.3% 、「シティサイクル」は短い距離での利用が多い
トラブル場所から搬送場所までの搬送距離は、「1~10km」が39.2%で最も多くなった。「11~20km」を含めると66.3%と、過半数を超えた。車種別に搬送距離を見てみると、「ロードバイク」における「1~10km」での要請は38.0%だが、「21~30km」では、81.3%と43.3ポイント増加している。一方「シティサイクル」での「1~10km」での要請は39.2%だが、「21~30km」では8.4%と4分の1以下に減少している。「ロードバイク」は長い距離での要請、「シティサイクル」は短い距離での要請が多いことが分かる。
時間帯に関しては「早朝・深夜」の要請が17.2%
要請があった時間帯別は、昼間が24.9%と最も多い。次いで夕方が21.9%、午前中が19.6%となりった。しかし、早朝と深夜を合わせると17.2%と、早朝や深夜に、事故や故障等のトラブルで本サービスを要請する方も一定数いることが分かった。
土日(深夜平均)は7.4%となり、平日(深夜平均)の11.1%を3.7ポイント下回り、一方で土日(昼間平均)は28.2%、平日(昼間平均)の22.5%を5.7ポイント上回った。
※早朝(5:00~9:00)、午前中(9:00~12:00)、昼間(12:00~15:00)、夕方(15:00~18:00)、夜間(18:00~21:00)、深夜(21:00~5:00)とします。
au損保は、「自転車ロードサービス」の利用実態をさらに具体的に調べるため、追加で質問したところ、103名の方から以下の回答を得た。
要請の原因は故障が80.6% 故障個所は「後輪のパンク」が最多
本サービスを要請した原因は、故障が80.6%、事故が19.4%となった。故障と答えた方に内訳は(複数回答可)、後輪のパンクが55.4%で最多となった。パンクの故障と答えた人に、「自分で直すことはできなかったか」と尋ねたところ、「修理する道具を持っていなかった」という回答が55.1%と最も多く、次いで「直し方が分からなかった」が13.0%、「直すことはできたが、ロードサービスを呼んだ」が8.7%となった。
要請は「余暇でのサイクリング中」が68.0% 「自分ひとり」の時が大半
本サービスを要請した際のシチュエーションを尋ねたところ、「余暇でのサイクリング中」が68.0%、次いで「通勤・通学中」が23.3%となった。また、その際に「誰かと一緒にいたか」を尋ねたところ、「自分ひとり」が83.5%と大半を占め、次いで「友人」が10.7%、「家族」が4.9%となった。他に頼ることができる人のいない、自分ひとりだけの状況で故障や事故を経験している方が多いことがわかった。
トラブル時、98.1%が自転車ロードサービスを「すぐに思い出した」
自転車のトラブルが起きた際、自転車ロードサービス付きの保険に加入していることをすぐに思い出したかを尋ねたところ、98.1%の方が「すぐに思い出した」ことが分かった。理由を尋ねると(複数回答可)、「自転車ロードサービスに魅力を感じ、保険に加入したから」が85.4%で1位に、次いで「スマートフォンアプリ『自転車の日』をインストールしていたから」が22.3%、「以前にも利用したことがあるから」が14.6%となった。
公式サイト:au損保