デイリーアーカイブ Nov 2, 2024

”スーツ自転車通勤”の約50%が 「汗が気になる」。オアシススタイル「自転車通勤」に関するアンケート調査を発表

スーツに見える作業着「ワークウェアスーツ(以下、WWS)」を企画販売するオアシススタイルウェアは、年間を通して自転車購入にかける支出が最も高い3月を目前に、東京都在住の20〜30代で自転車通勤時にスーツを着用している男性109名を対象に実施した「自転車通勤」に関するアンケート調査の結果を発表した。 WWSは「スーツに見える作業着」をコンセプトとした次世代のスーツ型作業着。素材に独自開発を行った「Ultimex/アルティメックス」を使い、ストレッチ性、速乾・撥水、水洗い可、形態安定などの高機能性とストレスを感じさせないなめらかさ・手触りを実現した。また、自宅の洗濯機で丸洗いでき、フォーマルなシーンに使用可能なジャケットとパンツのため、自転車通勤者の使用を売りにしている。 アンケートでは、自転車通勤を行っている理由として、53.2%が「健康のため」と回答。次いで「気持ちが良いため」が42.2%、「電車・バス通勤が嫌なため」が37.6%の順になった。また、自転車通勤を行うなかで、着用しているスーツへの不満については、「汗が気になる」が47.7%で最多、次いで「動きにくく、自転車に乗りづらい」「シワになる」が同率で34.9%の結果となった。 そして、「下記の特徴を持つスーツのうち、特に興味がある内容を教えてください。」という質問に対しては、「洗濯機で丸洗いできるスーツ」が46.8%で最多、次いで「伸縮性が高く動きやすいスーツ」が45.0%の順となった。今回の調査では、気持ちの良さを求めて自転車通勤をしているにもかかわらず、移動中にかく汗や動きにくさに不満を持っていることが明らかになった。 ■自転車通勤に関するアンケート調査 調査概要:自転車通勤に関する意識調査 有効回答:東京都在住の20〜30代で自転車通勤時にスーツを着用している男性109名 調査期間:2020年1月17日(金)~2020年1月20日(月) ※参考資料 総務庁家計調査より引用:https://www.stat.go.jp/data/kakei/longtime/csv/h-mon-2015.csv (補足資料) 「仕事用のスーツを何着お持ちですか?」という質問に対して、33.9%の人が「3着」と回答。週5日が出勤日数と仮定してもスーツ所持数はそこまで多くないことが判明した。 スーツのクリーニングの頻度について、30.3%の人が「月に1回」と回答。次いで、「2週間に1回」が18.3%,「週に1回」が17.4%となった。 洗濯機で丸洗いできる・伸縮性があり動きやすい・撥水性があり、雨に強い・アイロン不要の特徴を持つスーツを欲しいと思いますか?質問に対し、「欲しい」が57.8%、「価格次第だが欲しい」と合わせると99%の自転車通勤者が欲しいと回答した。 WWS公式オンラインサイト:https://www.workwearsuit.com

au損保が電動アシスト付自転車の利用実態調査を実施 選ぶ基準や故障対応に関しての調査も

au損害保険(以下、au損保)は、全国の自転車を利用している男女を対象に、電動アシスト付自転車の保有率やその利用実態を調査した。近年人気が高まる電動アシスト付自転車。自転車保険を取り扱うau損保が、「どれくらいの人が電動アシスト付自転車を持っているの?」「選ぶ基準は?」などを調査した。以下、プレスリリースから   ●電動アシスト付自転車の保有率は17.3% 自転車を保有している5,752名に、その車種を尋ねたところ(複数回答可)、電動アシスト付自転車の保有率は17.3%となりました。なお、2018年にKDDI株式会社が実施した自転車の安全・安心利用に関する意識調査(https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2018/03/20/3024.html)によると、電動アシスト付自転車の保有率は12.2%でした。 ●買おうと思った理由「居住地付近に坂道が多いから」25.6% 電動アシスト付自転車を保有していると回答した1,000人(以下同)に買おうと思った理由を尋ねたところ、「居住地付近に坂道が多いから」が25.6%で1位となりました。次いで「自転車に乗る機会が多いから」が17.4%、「脚の負担が軽減するから」が17.3%となりました。世代別に見てみると、「重いものを運ぶから」が20代30.5%、30代25.5%で最も高く、「居住地付近に坂道が多いから」が40代29.0%、50代33.0%、60代以上36.5%と1位になりました。 ●便利さを実感するのは「買い物が楽になった」45.0% 「電動アシスト付自転車の便利さを実感するとき」を尋ねたところ、「買い物が楽になった」が最も高く45.0%を占めました。次いで「通勤・通学が楽になった」が20.9%、「子供の送り迎えが楽になった」が16.5%でした。20代では「通勤・通学が楽になった」(35.5%)が全体平均よりも高く、30代では「子供の送り迎えが楽になった」(39.5%)が最も高くなりました。ライフサイクルごとに電動アシスト付自転車を便利だと感じるタイミングが違うことが分かりました。 ●選ぶ基準は「信頼できるメーカーであること」29.8% 「電動アシスト付自転車を選んだ基準」を尋ねたところ、「信頼できるメーカーであること」が29.8%で1位となりました。次いで「バッテリーが長く持つこと」が26.2%、「値段がやすいこと」が13.4%でした。20代では「バッテリーが長く持つこと」が34.5%と最も高く、30代では「子供を乗せやすいこと」が22.0%と、全体平均の8.5%よりも13.5%高くなりました。子育て世代である30代は、電動アシスト付自転車の利用においても、育児の役に立つかを重要視していることが分かりました。 ●電動アシスト付自転車の故障、24.9%が経験 バッテリー切れも 電動アシスト付自転車の故障経験の有無を尋ねたところ、24.9%の人が故障を経験していると答えました。故障の内訳を尋ねると(複数回答可)、後輪のパンクが57.0%で1位、次いで前輪のパンクが46.2%、バッテリー切れが38.6%、ブレーキの故障が24.5%、チェーン・ギア・クランクの破損が19.3%となりました。「パンク」を除くと、電動アシスト付自転車特有の「バッテリー切れ」が最も高い結果となりました。 ●故障時は「自力で家まで運んだ」が71.5% 電動アシスト付自転車で故障を経験したことがある249人に、故障した際の対応を尋ねたところ、「自力で家まで運んだ」が71.5%で1位となりました。次いで「置いて帰り、後日車で取りに来た」が5.6%、「家族に車で迎えに来てもらい、持って帰った」が5.2%でした。「自転車ロードサービスを利用した」はわずか2.8%でした。 実際に故障を経験した人からは、 ・サイクルショップまで2kmの地点でパンク。目の前真っ黒(東京26歳男性) ・坂道でバッテリーが切れて呆然とした(神奈川40歳男性) ・雨の日に急いでいたのに、バッテリーが切れ、重たい自転車を押して帰った(東京26歳女性) ・子供の送迎中にパンクし、重たい自転車を大変な思いで押して帰った(愛知39歳男性) など、自走不能となった電動アシスト付自転車を押して帰るのは「重い」「大変」などのコメントが多数見られました。 さまざまなシチュエーションで便利な電動アシスト付自転車は、年々利用者が増えています。その一方で、ならではの苦労もあるようです。au損保の『自転車向け保険』には、故障・事故の際に自転車を50Km以内の希望の場所まで無料搬送する自転車ロードサービスが付いています。もちろん電動アシスト付自転車にも対応しているので、パンクやバッテリー切れでも、重たくなった自転車を押さなくて済むので安心です。また電動アシスト付自転車はペダルを踏み込む時に急発進する場合もあるため、万が一の事故に備え自転車保険に加入しておくことをおすすめします。 今後もau損保は自転車保険の加入促進に努めると共に、安心で安全な楽しい自転車ライフの提供を目指してまいります。 【調査概要】※au損保調べ 調査方法:インターネットによるアンケート調査 対象者:自転車を保有している人 対象地域:日本全国 回答者数:5,752人(その内電動アシスト付自転車利用者の1,000人は、世代・性別を均等に配置。) 実施時期:2019年12月10日~2019年12月11日 ※n=母集団のデータの数

超軽量フルサスE-MTB! Specializedから「Turbo Levo SL」が登場

スペシャライズド・ジャパンは2月4日、フルサスペンションE-MTB「Turbo Levo SL」シリーズを発表した。 Turbo Levo SLシリーズが日本で販売されている他のE-MTBと違うのは、軽量化を追求している事。車体重量はS-Works Levo SLのLargeサイズで17.35kg。CompモデルのLargeサイズは19.4kg。TREKのフルカーボンE-MTB「Rail9.7」が21.8kgなのを考えたら、驚異的な軽さを実現した。 Turbo Levo SLシリーズはその軽さを実現するために、E-Bike界の主流から外れた設計を採用している。現在のE-Bike界の流れは、ドライブユニットの大トルク化、大容量バッテリー化が本流だ。E-Bikeに使われるドライブユニットは、最高出力が規制されているのに対し、最大トルクの規定は無いため、強いトルクで楽にアシストさせるのが主流だ。 因みに、この最大トルクの数値だけを参考にして、E-Bikeを選ぶのは意味がない。例えば、ヤマハのPASユニットは日本経済新聞の記事(2014年)によれば100Nmとのこと。2020年現在、100Nm超えのE-Bikeユニットは日本では量産車に採用しているE-Bikeは無い。数字だけを見ると、100Nmの最大トルクを発揮する電動アシスト自転車は速く走れると思うかもしれないが、実際は50Nmの最大トルクを発揮するE-Bikeのほうが速い。また、最大トルクが同じでも、ドライブユニットのブランドごとに”味”が違うので、最大トルクの数字が同じでも、同じ性能だとは限らない。 電動自転車で欧州攻める ヤマハ発、3度目の正直(日本経済新聞):https://www.nikkei.com/article/DGXNASDZ0304O_T00C14A7000000/ 一般的なE-MTBは70Nm以上の最大トルクを発揮するユニットを搭載している。一例を挙げると、Shimano STEPS E8080は70Nm、Bosch Performance Line CXは75Nm、Yamaha PW-Xは80Nm、Brose Sは90Nmだ。 しかし今回のTurbo Levo SLに搭載されているドライブユニット「Specialized SL1.1」の最大トルクはわずか35Nm。E-ロードバイク「Turbo Creo SL」に搭載されている物と同じで、ドライブユニットの重量はわずか1.95kgと他のドライブユニットと比較して軽い。(Bosch Performance Line CXは2.9kg) バッテリー容量にも注目だ。Turbo Levo SLシリーズのバッテリー容量は320Wh。E-Bikeは、バッテリー容量=航続距離のため、航続距離を伸ばすために大容量バッテリーを搭載するのが主流。特にE-MTBは上りが多いハードなコースを走るため、一般公道よりも消耗が激しくなる。そのため、E-MTBのバッテリー容量は500Wh(36Vの場合、14Ah以上)クラスがメインだ。大容量バッテリーを搭載すると車体が重くなるだけでなく、重心位置も変わり、カーブを曲がる時は人力自転車のような軽快感は無くなってしまう。 Turbo Levo SLシリーズが320Whと小型バッテリーを搭載したのも、軽量化とハンドリングの向上だろう。航続距離に関する問題は、オプションで160Whのレンジエクステンダーバッテリー(45,000円、重量は1kg)を装着すれば、合計で480Whになるので、航続距離対策も行っている。 バッテリーはフレーム完全内蔵を採用し、充電を行う場合はシートチューブの下にあるポートに差し込む方式だ。一般的なE-MTBの場合、バッテリー脱着可能タイプのフレーム内蔵式を採用している。バッテリー脱着可能な内蔵式バッテリーの場合、フレームに穴が空いてしまうため剛性を高めるために、頑丈なパイプを使用するので重くなる。Turbo Levo SLシリーズはパイプに穴を開けず、車体内にバッテリーを入れるという、実用性を犠牲にしてまで思い切った方法で軽量化を行っている。 E-Bikeの主流である高トルク、大容量バッテリーから背を向け、超軽量フルサスペンションE-MTBになった「Turbo Levo SL」シリーズ。ライトウェイトE-MTBがどこまで受け入れられるか注目だ。 e-MTB Turbo Levo SL(ターボ リーヴォ エスエル)FAQ:https://www.specialized-onlinestore.jp/contents/blog/detail/585