デイリーアーカイブ Feb 4, 2025

ベネリの折りたたみE-Bike「ZERO N2.0シリーズ」に新色が登場 アウトドアイメージのサンドベージュとシティ向けのスモークブルーを用意

プロトは10月29日、Benelliの折りたたみ自転車タイプのE-Bike「ZERO N2.0シリーズ」に、新色が登場した。 ZERO N2.0シリーズは、20インチの折りたたみ自転車タイプのE-Bike。車体は一般的なフレーム横折れ式を採用し、バッテリーは荷台に装備されているのが特徴だ。 ZERO N2.0FATは、2.4インチ幅のブロックタイヤを採用したモデル。太めでゴツゴツしたタイヤは、オフロード風の雰囲気を持っている。今回、新たにアウトドアイメージがある新色「サンドベージュ」が登場した。価格は15万8000円(税抜、以下同)。 フレーム:BENELLI ALUMINUM 6061 フロントフォーク:BENELLI ALUMINUM リジッドフォーク 重量:19kg ブレーキ:TEKTRO MD-M300 機械式DISK(160mm・160mm) ギア(前):BENELLI 52T ギア(後):SHIMANO TOURNEY 外装7段変速 フロントホイール:BENELLI MD SM 20リム リアホイール:BENELLI MD SM 20+インホイールモーター タイヤ:チェンシン(CST) 20×2.4 ドライブユニット:BAFANG リアインホイールモーター(定格出力 250W、最大トルク不明) アシスト方式:リアインホイールモーター バッテリー:36V 7.8Ah 充電時間:約4~6時間 アシストモード:4段階 航続距離:最長65km ZERO N2.0は、Benelli ZERO N2.0FATのタイヤ幅を1.75インチと細くし、新たに泥除けを装備したコミュータータイプ。新たに新色でスモークブルーが登場した。価格は14万8000円。 フレーム:BENELLI ALUMINUM 6061 フロントフォーク:BENELLI ALUMINUM リジッドフォーク 重量:18.5kg ブレーキ:TEKTRO...

FANTICからファットタイヤのE-Bike「FAT INTEGRA」が登場 販売店も公開

サインハウスは11月6日、FANTIC製E-Bikeの日本販売店を公開した。また、それに合わせてファットタイヤのE-Bike「FAT INTEGRA」の販売も開始した。 FANTICは1968年に創業したイタリアのオートバイメーカー。1975年にはファクトリーチームを結成し、モトクロスレースやトライアルレースにも参戦を行い、ヨーロッパにその名を轟かせた事でも知られている。2015年からE-Bike のラインナップを行い、2018 年には、ヨーロッパのEマウンテンバイク誌「E-MOUNTAINBIKE」でデザイン・イノベーションアワード2018を獲得した。 日本では、公道走行不可の欧州仕様のE-MTB「XF1 INTEGRA」シリーズと、公道走行可能の「ISSIMO」シリーズを展開している。公道走行不可のE-MTBは、斜度のある山道を軽々登って行くことが可能になることから、全国のコース運営会社、スキー場等のリゾート観光業各所からの試乗申込やプロショップ契約を結ぶ販売店が拡大しているとのこと。 新たに登場したファットタイヤのE-MTB「FAT INTEGRA」は欧州仕様のファットタイヤのE-MTBで日本での公道は不可。本国のスペックでは、定格出力250W、最大トルク90Nmの「Brose S」ドライブユニットを搭載し、630Whの大容量バッテリーを搭載した。車体はアルミフレームに、ファットバイク用のRock Shox Blutoフロントフォークを採用。コンポーネントはSRAM SX Eagleで価格は50万円(税抜)。 FAT INTEGRAの情報公開に合わせて、FANTIC E-Bikeの販売店リストも公開された。 関連リンク FANTIC E-Bike

MTBライダーが欲しがるE-Bike「Specialized Turbo LEVO SL」を解説 忍者トレイルで検証

電動アシストスポーツ自転車”E-Bike”の中でも、様々な所で注目されているのが電動アシストマウンテンバイク”E-MTB”だ。従来の人力マウンテンバイクよりも、舗装路や長距離走行を楽しめるようになった。 一般的なフルサスE-MTBは定格出力250W、推定最大出力500W以上、最大トルク70Nm以上とパワフルなモーターと、500Wh以上の大容量バッテリーを搭載することで、楽々と力強く走行できる一方、重いバッテリーとモーターを車体に搭載したため、車体重量は22キロを超える物が多く、トレイルライドでのコーナリングの走行感が人力MTBよりも重いという欠点があった。 https://youtu.be/KmFYKSFjxcU そんな中、軽量E-MTBとして登場したのがSpecialized Turbo LEVO SL。定格出力不明、最大出力240W、最大トルク35Nmの軽量モーター「Specialized SL1.1」と、320Whの重量2キロ以下の軽量バッテリーを組み合わせ、一般的なフルサスE-MTBでは驚異的な車体重量20キロ以下を実現。一番低価格モデルのアルミフレームモデル「Turbo LEVO SL COMP」が19.5キロ。最軽量モデルのカーボンフレームモデルの「S-Works Turbo LEVO SL」は17.3キロと軽量だ。発売時から多くの人に注目され、特にMTBを本格的に行っているライダーから高い評価を得ている。 Turbo LEVO SLをインプレするには専用MTBコースで走るのが一番だと考えていた中、小田原にあるフォレストバイク 忍者トレイルで、スペシャライズドのMTB展示試乗会「Trail Days 2020」が開催されるのをキャッチしたため、取材を実施した。 Trail Days 2020では、試乗会の他に、2021年モデルのSpecialized製マウンテンバイクの展示や、で廃タイヤを活用した輪投げやボトルをマッドガードに再利用するワークショップを実施していた。 試乗車の受け渡しを行う林間運動広場では、E-Bikeを含むSpecialized製MTBが試乗可能。エントリーモデルのロックホッパーからダウンヒルMTB「DEMO」や、トレイルタイプのMTB「StumpJumper」が用意されていた。 当然、E-Bike「Turbo LEVO SL」シリーズも用意されていた。今回、メインで試乗したのがTurbo LEVO SL Expert Carbon。 Turbo LEVO SL Expert Carbonは、LEVO SLのミドルグレード。カーボンフレームの車体にはフロントフォークはFOX Performance 34 FLOAT 29、リアショックはFOX FLOAT DPS Performanceを搭載し、SRAM GXコンポーネントを採用している。価格は86万9000円(税込)。 今回、Turbo LEVO SL Expert Carbonで走行したのはフォレストバイクの忍者トレイルだ。 https://youtu.be/knPYoqKvax4 忍者トレイルは、いこいの森の中にある800メートルほどのMTBコース。バームとパンプがある曲がりくねったコースを気持ちよく走ることができる。 今回、LEVO SLで忍者トレイルを走行して驚いたのがハンドリング。MTBライダーが普通と言わしめるこのハンドリングだが、なぜ普通が凄いのかと言うと、その普通と言うのが人力MTBを基準にした場合、同じハンドリングということだ。 E-MTBのハンドリングは、一般的には人力MTBよりも悪いと言われている。昔の外付バッテリータイプのハードテールE-MTBは、ツーリングレベルの筆者でさえ疑問に思うほど忍者トレイルなら人力MTBに交換して走るか、家に帰りたいと思うほどのハンドリングだった。 その後、BESV TRS2 AMやCorratec E-POWER X VERT CX、TREK Rail...