デイリーアーカイブ Jan 11, 2025
水戸市のシェアサイクル「みとちゃり」がステーション数と自転車数を拡大
茨城県水戸市が運営するシェアサイクルサービス「みとちゃり」は、OpenStreet株式会社が提供する国内最大級のシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を利用しており、2024年4月26日にステーション数と自転車数を拡大することを発表しました。
「みとちゃり」は、2023年4月にサービスを開始し、1周年を迎えました。現在は自転車41台、ステーション14カ所で運営されており、通勤や通学、買い物、観光など幅広い場面で利用されています。今回の拡大により、ステーション数は21カ所、自転車は98台まで増加します。新たなステーションは、水戸駅南口や保和苑、千波湖周辺などの観光地にも設置され、利便性の向上が期待されます。
「HELLO CYCLING」は、どこでも借りられて好きな場所で返せる電動アシスト自転車のシェアリングサービスです。約320万人のユーザーに利用されており、全国約8,000カ所以上にステーションを設置し、車両台数は3万3,000台を超えています。OpenStreetは、2016年のサービス開始以来、全国各地のパートナー企業とともに、地域に根ざしたシェアサイクル事業を展開しています。
水戸市では、まちなかを巡りやすくすることやバスを降りた後の移動手段を提供することを目的に「みとちゃり」を運営しています。「みとちゃり」の使い方やおすすめポタリングコースをまとめたポタリングマップも公開されています。
「HELLO CYCLING」を利用するには、専用アプリのダウンロードと無料会員登録が必要です。アプリ上で、ステーションの検索や自転車の予約、決済までを簡単に行うことができます。「みとちゃり」の料金は、利用開始30分130円、延長100円/15分、1,800円/12時間となっています。
HELLO CYCLING - 好きな場所で返せるシェアサイクル
ヒョンデとヤマダホームズが「KONA」と「YAMADA スマートハウス」のセット販売を開始
Hyundai Mobility Japan株式会社(以下Hyundai)と株式会社ヤマダホームズ(以下 ヤマダホームズ)は、Hyundaiの新型EV「KONA」と「YAMADA スマートハウス」とのセットでの販売を開始すると発表しました。
ヤマダホームズは、ヤマダホールディングスグループの「くらしまるごと」戦略の下、究極のスマートハウスである「YAMADA スマートハウス」を推進してきました。2024年4月27日(土)には、群馬県吉岡町TeccLIFE SELECT前橋吉岡店敷地内に3棟同時にグランドオープンします。
「YAMADA スマートハウス」は、太陽光発電、EV、V2Hを標準装備した究極のスマートハウスで、EVとのセット販売を進めてきました。今回、「KONA」の持つ大容量バッテリーに着目し、Hyundaiもヤマダホームズとの提携を積極的に進めてきました。
「KONA」は実用性の高いEVのコンパクトサイズSUVで、最新の先進運転支援システムを採用しています。また、ARナビやBOSEプレミアムサウンドを搭載し、48.6kWhと64.8kWhの2種類のバッテリーを選択できます。V2L/V2Hにより、アウトドアでもフレキシブルな活躍が期待できます。
ヒョンデ公式サイト|ヒョンデ (hyundai.com)
YADEA TRP-01 コンパクトなデザインと高出力500Wモーターが特徴のオートバイ系Eバイクに試乗
世界的に様々な企業が参入しているオートバイ系Eバイク。その中でも今回ピックアップするのがYADEA TRP-01だ。
中国のYADEAは、電動キックボードから電動アシスト自転車、電動オートバイまで様々な電動モビリティを製造している。日本ではハセガワモビリティ株式会社が輸入を行っており、電動キックボードと電動アシスト自転車の輸入を行っている。
https://youtu.be/1LIYLryJDgw?si=pE9Ik8uurHq_kiru
TRP-01は、海外で販売されているTROOPERを日本仕様に変更したオートバイ系Eバイク。海外仕様のTROOPERはサムスロットルを装着して自走走行可能の仕様となっているが、日本国内で販売されているTRP-01は、ペダルアシストのみで普通自転車と駆動補助機付き自転車の型式認定を取得。このようなオートバイ系Eバイクは違法車両が多い中、普通自転車と駆動補助機付き自転車の型式認定を取得することで、公道走行が可能だというお墨付きを得ている。
車体サイズに関しては小さめでSUPER73 SG1、SUPER73 Zシリーズのイメージが近い。日本国内では人気車種であるROCKAFLAME MAKAMI/FUMAとBRONX BUGGYは、車体サイズが比較的大柄で身長が高い人でも比較的運転できる乗車姿勢となっている。一方で、YADEA TRP-01は車体が小さいので身長が高い人が乗ると、窮屈に感じるだろう。
ギアに関しては変速機が無いシングルギア。シングルギアなので坂道には弱いと思うかもしれないが、TRP-01は定格出力500Wのリアインホイールモーターを搭載している。一般的なEバイクに搭載されているモーターは定格出力250Wで、2倍の定格出力を実現。坂道ではペダルを踏み込むと力強くアシストが発生して、シングルギアながら坂道を上ることができる。
バッテリーは48V、20Ahで容量960Wh。BRONX BUGGYやROCKA FLAME MAKAMIなどのライバル車と比較して3倍以上のバッテリー容量を実現。これだけバッテリー容量が多いのは、自走走行に対応するためにバッテリー容量が大きいのもあるだろう。そのため一番パワフルなアシストモードでも、長い距離を走ることができるだろう。
オートバイ系Eバイクと言えばBRONX BUGGYとROCKA FLAME MAKAMI/FUMAが有名だが、YADEA TRP-01は定格出力500Wのハイパワーモーターと大容量バッテリー、前後サスペンションを装備しつつ30万円を切る価格を実現しており、既存人気モデルのライバルになるだろう。
yadea.jp