デイリーアーカイブ Nov 17, 2024
メリダジャパンが自治体・法人向けの相談窓口を開設
メリダジャパンは5月6日、電動アシスト付きスポーツ自転車「E-Bike」を、自治体・法人向けに導入支援を行う特設ページと相談窓口を開設した。
ヨーロッパにおいて急速に市場が拡大し、日本国内でも注目を集めている電動アシスト付きスポーツ自転車「E-Bike」は、幅広い層が無理をせず楽しめる新しいアクティビティツールとして、ホテルや道の駅、観光施設でのレンタルサイクル事業への導入や相談が増えている。しかし、初期の導入費用が心配、バイクのメンテナンスが出来ない、サイクリングコースやガイドなどソフト面の提供が不安など様々な相談をが寄せられているとのこと。
メリダジャパンは、こうした課題や様々なニーズに応じて、導入モデルの選定だけに終わらず、レンタルやリースなどでの導入提案、アフターメンテナンスや装備の追加、サイクリングコースの設定などプランニングからコンサルティングまで、専門スタッフが案内を行う自治体・法人向けの相談窓口を開設した。
自治体・法人向けの相談窓口では、E-Bikeを活用した新しいサイクリングライフの提案や、特設ページにて観光業界や地方自治体、一般企業様などへの導入提案や事例などを紹介している。
関連リンク
MERIDA・MIYATA自治体・法人様向けページ: https://www.merida.jp/business/
世界初の折り畳み生体認証バイクロック 「Ziilock」日本初上陸 予約販売開始
dandyque(ダンディーク)は4月30日、折り畳み式生体認証バイクロック「Ziilock(ズィーロック)」を5月4日からGREENFUNDINGにて日本先行予約販売を開始した。
「Ziilock」は、海外で2901万円の支援を受けた注目のプロジェクト。0.5秒ワンタッチ指紋認証でロック&解除が可能で、高度なシステムと破壊困難な構造でできていると謳う自転車用ロック。
鍵には508DPIの高解像度タッチパネルを搭載し、安全で高速なキーレスロック解除操作が可能。また、ZiilockとスマートフォンをBluetoothで常時接続することにより、ワンタップでZiilockが起動し、瞬時に解錠することができる。因みに無線通信はすべてAES128で暗号化されている。また、Ziilock APPを使うと、自転車をロックするたびに位置がマークされるので、Ziilockを簡単に見つけることが可能だ。
鍵自体の性能は、12トンの油圧カッターのせん断耐性、アンチドリリング&ピッキング耐性、IP67準拠の防水性能、AES 128暗号化などの強化設計を採用。打撃、せん断、水濡れ、錆び、凍結などの危害から守るとのこと。また、鍵自体には、敏感なモーションセンサーが組み込み、振動を感じたらスマートフォンを介してZiilockから即座にS.O.S.を受け取って通知する。
一般予定販売価格は2万2800円(税込)で、GREENFUNDINGでは最大38パーセントオフで購入可能だ。
スペックは以下の通り
寸法 :192mm×45mm×75mm
重量 :1.6kg
素材 :合金鋼
充電ポート :USB Type-C
解除方法 :指紋、APP/メカニカルキー
サポートされているデバイス:iOS10.0/Android6.0以降
登録できる指紋の数 :20
保証期間 :1年間
リターンお届け :2021年8月末
https://youtu.be/iD3GynGAhVU
関連リンク
「Ziilock」商品紹介ページ: http://ziilock.dandyque.com/
最大トルク85Nmを発揮するバッテリー着脱可能な軽量フルサスE-MTB「ROTWILD R.X375」【海外E-Bikeニュース】
世界のE-Bikeムーブでも注目の国の1つと言えばドイツだろう。ドイツは、BoschやBroseと言ったE-Bikeサプライヤーや、E-Bike専業メーカーなどがあり、E-Bikeで非常に加熱していることで知られている。そんな数あるドイツのE-Bike&自転車ブランドの中でも「ROTWILD」は、最大トルク85Nmを発揮し、バッテリー着脱可能な軽量フルサスE-MTB「R.X375」などをラインナップしている。
https://youtu.be/DoRRbYc3i9Q
(動画はエンデューロモデルのR.E375)
ROTWILDはドイツにあるE-Bike&自転車ブランド。人力自転車に関してはエンデューロモデルのR.E1シリーズしかなく、実質的にE-Bike専業メーカーと言っても良い。ROTWILDと言えば、ドイツの高級スポーツカーメーカー「ポルシェ」とコラボレーションしたE-Bikeで有名だが、自社ブランドのE-Bikeでも注目すべきモデルは多くある。
ROTWILDのE-Bikeは大トルクを発揮する「Brose-Sシリーズ」のモーターを搭載したモデルと、2020年に発表された「シマノ EP8」モーターを搭載したモデルの2種類に分けることができる。その中でもシマノ EP8を搭載したモデルは、375Whとコンパクトなバッテリーを搭載している。
オールマウンテンモデルの「R.X375」で特徴的なのがバッテリーが着脱可能だと言うこと。Specialized Turbo Levo SLやOrbea RISEなど、一般的な軽量E-Bikeはバッテリーを内蔵化しバッテリーを外す場合は取り扱い店に持ち込んで有料で外す必要がある。これは、車体に穴を空けると剛性悪化を抑えるために、補強を入れるため重量が重くなる、バッテリーを装着するベースが重い、バッテリーを脱着するための鍵で重量が嵩むといった問題を解決するのもある。
しかし、ROTWILD R.X375は375Whの軽量バッテリーでバッテリーの脱着が可能な状態にしつつ軽量化を実現。重量は、車体価格8499ユーロ(日本円で約112万円)のR.X375 ProのLサイズが19.4キログラムで、(出典:emtb-news.de)車体価格11499ユーロ(日本円で約151万円)のR.X375 UltraのLサイズが18.8キログラム(出典:ebike-mtb.com)と報じている。参考として、Specialized S-Works Turbo Levo SL(車体価格169万4000円)のLサイズの重量が17.35キログラムとなる。
https://youtu.be/5X4RkhfCxDk
ドライブユニットはSHIMANO EP8。定格出力250W、最大出力500W、最大トルク85Nmを発揮する。EP8は一般的なE-MTB(500Wh以上のバッテリーを搭載したモデル)に採用されているドライブユニットだが、ROTWILDは軽量フルサスE-MTBに採用した。
因みに、Specialized Turbo Levo SLシリーズに搭載されている「Specialized SL1.1」は、定格出力推定240W、最大出力240W、最大トルク35Nm。単純計算するとROTWILD R.X375はSpecialized Turbo Levo SLと比較して、最大出力で2倍以上、最大トルクで2.4倍以上のパワー、トルクを持っている。
最上級モデルのR.X375 Ultraのスペックは、車体はフルカーボン製で、フロントフォークはFOX 36 Factory Kashima E-Tunedを採用。リアサスペンションはFOX DPS Factory Kashima。ドライブトレインはShimano EP8で、バッテリーは375Wh。コンポーネントはSHIMANO XTR drive train / 12-speed cassette。クランクはE13 Race Carbon cranks。ブレーキはSHIMANO XTR 4 piston disc brake。ホイールはDT SWISS HXC1200 SPLINE...