デイリーアーカイブ Apr 22, 2025
ヤマハ発動機、横浜みなとみらいにショールーム『Yamaha E-Ride Base』をオープン
ヤマハ発動機は6月6日、横浜みなとみらいの「横浜シンフォステージ」EAST棟1階に新しいショールーム「Yamaha E-Ride Base(ヤマハ イーライド ベース)」をオープンします。このショールームは、ヤマハブランドの新たな拠点として、来訪者との交流を通じてブランドを発信することを目的としています。
「Yamaha E-Ride Base」では、ヤマハのスポーツ電動アシスト自転車「eバイク」が常設展示され、無料で試乗体験が可能です。さらに、180度スクリーンを備えるシアターでは、大迫力の音楽と映像とともにヤマハ製品の世界観を楽しむことができます。
また、週末にはスタッフによる横浜みなとみらいをサイクリングするツアーなどのイベントも実施予定です。みなとみらいエリアは平坦な道ですが、Eバイクのモーターアシストによる加速で
そして、ショールームでは、最新のヤマハ発動機製Eバイクのフルラインナップを展示し、全サイズ・全カラーの実物を確認することができます。また、約30年前に製作された「PAS」プロトタイプなども展示されており、ヤマハの技術革新の歴史を感じることができます。
内部にはシアタースペースやラウンジ、試乗体験など、多彩な施設が揃っています。特別展示室では期間ごとに展示内容が変わり、オープン時には未来のモビリティを象徴する「モトロイド」が展示されていました。特にモトロイドを間近で見る機会は非常に貴重と言えるでしょう。
他にも、ヤマハ発動機の電動アシスト自転車が誕生した静岡県森町のお茶と「うなぎパイ」で有名な春華堂とコラボしたモビリティサブレが提供されるラウンジもあります。
さて、ヤマハ発動機と言えばオートバイを思い浮かべる人も多いですが、なぜオートバイではなくて、日本ではマイナーな電動アシストスポーツ自転車を体験できるショールームを作ったのかと疑問に思う人が少なくないと思います。
これは、日本国内ではオートバイの販売台数よりも電動アシスト自転車の販売台数が上回っており、今後も販売台数が増加傾向にあることに加え、電動アシスト自転車は免許が無くて誰でも乗れるため、幅広い人が体験できるという利点があるためです。
また、Yamaha E-Ride Baseはヤマハ発動機の電動アシスト自転車を体験することができるだけでなく、ヤマハ発動機の歴史や、同社が製造した様々な電動モビリティを展示していますが、これにより、電動アシスト自転車を通じてブランドイメージの向上やヤマハ発動機を深めるための場となっています。
Yamaha E-Ride Baseは、オープン特別イベントとして、6月6日から7月7日まで、ヤマハの両施設を横断するスタンプクイズラリーが実施されます。参加者にはオリジナルグッズがプレゼントされる予定です。この拠点の開設により、商業や観光、ビジネスと研究都市としての横浜みなとみらいの立地を生かし、新規ユーザーとのコンタクトポイントが増加し、ブランドとしての交流がさらに活発化することが期待されます。
Yamaha E-Ride Base, Yokohama | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.com)
BESV JAPAN、新型e-MTBを発売 現行モデルをアウトレット価格に改定
株式会社BESV JAPANは、MTBカテゴリのTRシリーズに新たなモデル【TRS 1.3】および【TRX 1.3】を追加。同時に、現行モデルである【TRS2 AM】と【TRS2 XC】は在庫限りでアウトレット価格に改定されます。
BESV JAPANは2018年にシマノSTEPS E8080を搭載した国内初のフルカーボンモデル【TRS1】をリリースし、翌年にはフルサスペンションモデル【TRS2 AM】とハードテールタイプの【TRS2 XC】を発表して注目を集めました。2024年には、29インチホイールを採用し、取り外し可能な630Whの大容量バッテリーによって長距離走行を可能にした【TRS 1.3】と【TRX 1.3】を発売します。
新型モデル【TRS 1.3】は、前後160mmのサスペンションシステムを備えたフルサスペンションモデルで、荒れた地形でもスムーズな乗り心地を提供します。そのデザインは、スポーツバイクの本場に拠点を置くBESV EUの開発チームによって設計され、パワー、スピード、敏捷性のすべてを兼ね備えています。630Whの大容量バッテリーは、最長175kmの走行を可能にし、ロングトレイルやアドベンチャーライドでユーザーの好奇心を満たし続けます。
一方、【TRX 1.3】は120mmのフロントサスペンションを採用したハードテールモデルで、トラディショナルなe-MTBの魅力を提供します。シマノ製のパワフルなモーターとBESVの大容量バッテリーを装備し、あらゆるロングライドを楽しむことができるこのモデルは、スムーズなトレイルやオフロードアドベンチャーに最適です。
既存モデルの【TRS2 AM】と【TRS2 XC】は、それぞれ548,000円(税込)から498,000円(税込)に、438,000円(税込)から388,000円(税込)に価格が改定されます。これらのアウトレット価格は在庫限りの販売となります。
【TRS 1.3】は、重量はSサイズで26.3kg、Mサイズで26.5kgです。バッテリー容量は630Whで、充電時間は4.5時間、モーターはShimano STEPS E8080を搭載しています。フロントフォークにはSUNTOUR DUROLUX36-Boostを、リアショックにはSUNTOUR EDGE LOR8を採用し、変速システムはDeore 12s、タイヤはMaxxis Minion DHF & DHR IIを装備しています。
【TRX 1.3】は、TRAIL KHAKI – NIGHT BLACKのカラーで提供され、重量はSサイズで24.3kg、Mサイズで24.5kgです。バッテリー容量は630Whで、充電時間は4.5時間、モーターはShimano STEPS E8080を搭載しています。フロントフォークにはSuntour XCR34-AIR-Boostを採用し、変速システムはDeore 12s、タイヤはMaxxis Ardentを装備しています。
BESV JAPAN(ベスビー ジャパン) | 次世代のプレミアムe-Bike | 電動アシスト自転車
ホンダ、新型軽商用EV「N-VAN e:」を発表 幅広いニーズに応える電動バンで日本のEV展開を本格化
ホンダは、軽商用電気自動車(EV)「N-VAN e:」を2024年10月10日に発売します。
「N-VAN e:」は、商用からホビー用途まで幅広いニーズに応えるガソリンモデル「N-VAN」をベースに、EVならではの利便性を加えたモデルです。フラットで低い床と高い天井による広い荷室空間や、大開口部のデザインをそのままに、給電機能や静粛性などのEV特有のメリットを提供します。
「N-VAN e:」は、大容量バッテリーと電動アクスルの小型化、高電圧部品の集中配置により、実用的な航続距離と大容量の荷室空間を両立させています。配送業務に十分対応できるよう、一充電走行距離はWLTCモードで245kmを実現し、普通充電(6.0kW出力)で約4.5時間、急速充電(50kW)で約30分と充電の利便性も追求しています。また、バッテリー冷却・加温システムにより、高温や低温でのバッテリー性能の低下を抑え、特に冬季における充電時間の短縮と航続距離の向上を図っています。
「N-VAN e:」は、商用から個人ユースまで対応する4タイプがラインアップされています。標準的な「e: L4」は4席配置で広い荷室空間を持ち、7インチの液晶メーターやツートンカラーのエクステリアを採用。趣味やレジャー向けの「e: FUN」は、明るいベージュのインテリアとLEDヘッドライト、急速充電の標準装備が特徴です。商用特化型の「e: G」は、運転席1席のみの設定で長尺物の積載が容易になり、4人乗りタイプと比較してフロア高を下げています。「e: L2」は運転席と後席1席のタンデム配置で、大開口部と広い荷室空間を提供します。
「e: G」と「e: L2」は、法人営業部および新車オンラインストア「Honda ON」でのリース契約限定での販売となります。また、全タイプには先進の安全運転支援機能が標準装備され、軽商用バンとして初めてサイドカーテンエアバッグを運転席と助手席に標準装備しています。さらに、衝突事故での二次被害を軽減する衝突後ブレーキシステムも採用されています。
「N-VAN e:」は、Hondaの会員制サポートサービス「Honda Total Care」のID取得により、スマートフォンアプリを通じてお出かけ前のタイマー設定や充電待機時間設定など、快適な移動と電気代の抑制、航続距離の向上を実現するさまざまな機能を利用できます。
新型「N-VAN e:」の全国メーカー希望小売価格は、e: L4が2,699,400円(税込、以下同)から、e: FUNが2,919,400円から、e: Gが2,439,800円から、e: L2が2,549,800円からとなっています。これにより、幅広いニーズに対応する新しい選択肢として、Hondaは日本のEV展開を本格的にスタートさせます。
N-VAN e:|Honda公式サイト