デイリーアーカイブ Nov 20, 2024

E-Bikeは顔が命!? E-Bikeのフロントフェイスはどのような物があるかまとめてみた

乗り物のデザインで重要と言えるのがフロントフェイス(顔)だろう。よくわかりやすいのが自動車で、多くの自動車ブランドは独自性を出すために、グリルやライトのデザインに統一性を持たせて、ブランドイメージを向上させるのが主流だ。 しかし、自転車の場合は、車体が細すぎてフロントフェイスを装着するわけにいかず、ブランドのバッジやカラーリングでブランドの個性を表現しているが、どうしても限界があるのが実情で、似たり寄ったりな形となってしまう。 そんな中、一部のE-Bikeでは、フロントフェイスを装備したモデルが登場している。今回は、注目のモデルを紹介しよう。 ゼッケンプレートで顔を作る「INTENSE TAZAR MX」 https://vimeo.com/453508275   INTENSE TAZER MXシリーズはE-MTBでは珍しく、フロントにゼッケンプレートを標準装備している。一般的なマウンテンバイクの場合、ゼッケンプレートを装備すると、ゼッケンプレートに対して車体が細いため貧相に見えるという問題があるが、車体が太いE-Bikeの場合、ゼッケンプレートを装備しても違和感が少ない。欠点は、ゼッケンプレートでフロントフェイスを表現するのは簡単で真似されすいため、オリジナリティを重視するブランドには不向きだろう。 フロントバッジを活用した「FANTIC E-MTB XTFシリーズ」 https://youtu.be/QKoVYvvbwcQ FANTICの多くのE-MTBで採用されているのが、フロントに装備されているバッジを大きくして、左右に穴を開けてワイヤーを入れる方法。このスタイルはアクが無いのが特徴で、比較的トラディショナルなスタイルに入るだろう。 車体にライトを埋め込んだ「BESV CF1シリーズ」 BESVの街乗り向けE-Bike「CF1シリーズ」の一番の特徴が、フロントライトを車体に内蔵していること。フロントフェイスを装着する方法では一般的だが、コストがかかるのが欠点か。CF1シリーズのデザインは、近年の自動車やオートバイのような近未来的なデザインではなく、ヨーロッパ製のクラシックなモペッドやスクーターを連想させるデザインとなっている。 FANTIC ISSIMOシリーズ https://youtu.be/4R_4zhVLm2Y E-Bikeにフロントフェイスを加える方法の中でも賢いのがFANTIC ISSIMO。ISSIMOはフロントライトを汎用性があるライトを使い、プラスチックのケースをはめ込む方式を採用。コストや整備性を重視しつつ、オリジナリティを実現した。 フロントグリルを装着し高級感と独自性を両立「HaiBike AllMtnシリーズ」 一部のハイエンドE-Bikeで見られるのが、ヘッドチューブにフロントグリルを採用したモデルが登場していること。従来の人力自転車ならフロントグリルは不要だが、E-Bikeの場合、バッテリーの冷却目的でフロントグリルを搭載しているのがある。近年の高級車で見られるダミーマフラーやダミーエアインテークがある中、E-Bikeのフロントグリルは穴が空いているため、自動車のダミーパーツよりは良いだろう。 https://youtu.be/5NNrMfD-ZkI HaiBikeの一部ハイエンドE-Bikeに採用されているフロントグリルは、BMWのキドニーグリルを連想させる縦穴タイプを採用し、HaiBikeの独自性を強調している。 車体とフロントフェイスを上手くデザインし、スーパーE-Bikeとして注目された「Bianchi e-SUVシリーズ」 https://youtu.be/pa4qnnSHu4U 数あるE-Bikeの中でも、デザイン性が非常に高いのがBianchi e-SUV。e-SUVはマウンテンバイクタイプのE-Bikeだが、他社のマウンテンバイクタイプのE-Bikeよりも注目されたのが、スタイリングだろう。 シャープな車体デザインに採用されたフロントフェイスは、モーターサイクルのカウルを連想させるスラントさせたヘッドチューブに、逆スラントスタイルのフロントライトを装備。さらに、ライト下にはBMW・GSシリーズやスズキ・V-STROAMシリーズを連想させるミニフェンダーを搭載。従来の自転車デザインとは大きく違い、自動車やオートバイのような独自性とデザイン性を実現した。 https://youtu.be/FPpS8NSMeks e-SUVシリーズの系統は、同じBianchiからE-OMNIAシリーズに継承された。ただ、E-OMNIAはモデルによっては顔を取ってつけたようなタイプもあるため、デザインのまとまり感はe-SUVの方が上だろう。 E-Bikeはフロントフェイスを装着するのが当たり前となるか? 自転車は自動車やオートバイと比較して、オリジナリティを出すスタイリングを作るのは難しい。それは、車体のサイズが小さいため独自性を出す形状を作るのが難しいためだ。しかしE-Bikeは、従来の人力自転車よりも車体サイズが大き炒め、デザインに独自性を出しやすく、モーターやバッテリーの冷却目的でフロントグリルやエアインテークを装着することができるようになった。 自動車やオートバイではブランドの独自性を出す目的でファミリーフェイスを装着するのが一般的だが、E-Bikeでもブランドの独自性を出すためにフロントフェイスを装着するのが流行する可能性はあるだろう。 文:松本健多朗

TREK E-Bike限定の無金利キャンペーンを開催

トレック・ジャパンは10月1日、期間限定で、Allant+8/Allant+8 Stagger/Verve+2/Verve+2 Lowstepの4モデルを対象にE-Bikeのショッピングローンを、24回までローン金利をトレックが負担するキャンペーンを実施する。   Allant+8(アラント+8)は、Bosch製の500Whバッテリーと、Bosch Performance Line CXドライブユニットを搭載するクロスバイクタイプのE-Bike。シマノ製10速ギアや、耐パンク性に優れた50cタイヤ、悪天候でも優れた性能を発揮する油圧ディスクブレーキを搭載したマルチパーパスモデルで、前後内蔵のライトやフェンダー(泥除け)を標準装備。価格は47万3000円。月々の支払い額は初月1万9900円、2か月目以降が1万9700円となる。 Verve+2(ヴァーブ+2)は、コンパクトな300whバッテリーを搭載し、Bosch ActiveLine Plusドライブユニットを搭載する街乗り重視のクロスバイクタイプのE-Bike。ライトから荷物を積めるラックやフェンダー(泥除け)を搭載。普段の買い物から通勤通学まで対応する。価格は29万5900円。月々の支払い額は初月1万3000円、2か月目以降が1万2300円。 期間は2021年10月1日から12月31日まで。対象店はTREK e-bike取扱店及びJACCSショッピングローン取り扱い店。 関連リンク TREK e-bike限定!全店舗対象で無金利キャンペーンを開催:https://blog.trekbikes.com/ja/2021/10/01/ebike-campaign-09-2022/

パナソニック クラス最軽量の電動アシスト自転車「ビビ・SL」登場

パナソニック サイクルテックは10月4日、電動アシスト自転車「ビビ・SL」を発表。2021年12月3日に発売する。 電動アシスト自転車は一般的な自転車と比べ車体が重く、駐輪時の持ち上げや、押し歩き時の取り回しのしづらさが課題となっている。今回登場したビビ・SLはドライブユニット、フレーム、バスケットなどを軽量化し、ショッピングモデルでクラス最軽量の19.9キログラムを実現。軽量化により駐輪時の持ち上げや、押し歩き時の取り回しが向上した。 ビビ・SLに搭載されているドライブユニットは、2軸モーター式で業界最軽量の「カルパワードライブユニット」。カルパワードライブユニットは素材や部品など一から設計を見直し、基板のアナログ回路を減らしデジタル方式を取り入れるなど部品点数の削減にも取り組むことで軽量化を実現。従来のドライブユニットと比べ、約24パーセント、約900 グラムの大幅な軽量化を実現し、2軸モーター業界最軽量の約2.8 キログラムを達成した。 新制御であるカルパワーアシストは、アシストの力強さはそのままに、より軽く、快適な走行が可能となったと謳っている。漕ぎ出し時は、平地や坂道、荷物の有無などの負荷を検知し、最適なアシスト力に調整し、中速域ではスピードの伸びも向上させることで、より快適な走りを実現。坂道では、ぎくしゃくしたペダリングをモーターが補いなめらかにアシストを行うとのことだ。 車体は、ダウンチューブの形状を二重構造型から卵型にすることで、軽量化を実現しつつ、肉厚を適正化したことにより強度も確保したかるらくアルミフレームを採用。また、サドルの高さは従来モデルと比べて約5センチメートル低くし、最低地上高は67センチメートルを実現。足が地面につきやすいので乗り降り時や停車時も安心な設計となっている。シート角は従来品より寝かせたことで、サドル位置を相対的に後退させ、ペダリング時の膝の曲げ伸ばしの負荷を軽減し、より楽に漕ぐことができるとのこと。 フロントバスケットは化学素材メーカーの小松マテーレ株式会社と共同開発を行った、カーボン配合の樹脂を使用した軽量バスケット。従来品のバスケットと比較して約175グラムの軽量化を実現。高強度を生かした、網目の大きなデザインで軽量化を図りつつ、底面は網目を細かくし、小物が落ちにくい設計となっている。 ビビ・SLの価格は12万5000円(税込)。 関連リンク パナソニックサイクルテック:https://cycle.panasonic.com/