デイリーアーカイブ Nov 20, 2024
BenelliからE-Bike「MANTUS 27 TRK」発売 税込15万円台で購入できるクロスバイクタイプのE-Bike
プロトが取り扱っているE-Bikeブランド「Benelli」から、クロスバイクタイプのE-Bike「MANTUS 27 TRK」が登場した。
Benelliはイタリアのオートバイ、E-Bikeブランド。特にミニベロタイプのE-Bike「Mini fold」シリーズを中心に展開していることで知られている。今回登場したMANTUS 27 TRKはクロスバイクタイプのE-Bikeとなる。
アルミ素材を採用した車体は低価格帯のE-Bikeでは内蔵バッテリーを採用し、スッキリとしたデザインを実現。バッテリーは36V、10.4Ahで容量は374Whとなる。ブレーキは機械式ディスクブレーキを採用。
フロントサスペンションはSR SUNTOUR NEXシリーズ。低価格のクロスバイクに使われるサスペンションフォークで段差の衝撃を吸収する目的で使われるタイプだろう。
タイヤはCST 27×1-3/8。クロスバイクではよく700Cサイズを採用しているが、MANTUSはクロスバイクでは珍しくママチャリなどで使われている規格。利点はホームセンターや街の自転車店でタイヤやチューブが手に入れやすいこと。欠点はタイヤの選択肢が少ないことだろう。
ドライブユニットはAKM製リアインホイールモーター。AKMは日本国内では特に知られていないが、Benelliが積極的に採用している。特にMini fold PopularシリーズなどMini foldシリーズの中でも低価格バージョンに使われている。スイッチは、航続距離表示などのディスプレイが無いシンプルなタイプとなっている。
アシスト可能航続距離は100キロメートル。ただし、この数値は一般的な電動アシスト自転車に使われている、「業界統一テスト条件により計測される、走行条件から導き出した走行時間に対する目安」ではなく、独自の最良条件社内測定値となる。走行条件は平均速度18km、平坦路、無風、郊外幹線路周回で、業界統一テスト条件よりも上限が良いため参考値として見よう。
クロスバイクタイプのE-Bikeでは珍しく、泥除けやサイドスタンドを標準装備しており、実用性も重視している。価格からして、大手E-Bikeのような本格E-Bikeを購入する人を対象にしているというよりは、ブリヂストンサイクルのTB1eや、パナソニックのハリヤやジェッターといった、ママチャリ用ユニットを搭載したクロスバイク風電動アシスト自転車をライバルにしていると思われる。
カラーリングはホワイト、シルバーの2色を用意。価格は15万6000円(税込)。
フレーム:BENELLI ALUMINUM 6061
フロントフォーク:SUNTOUR SF14 NEX
重量:22kg
ブレーキ:TEKTRO MD-300 機械式 ディスクブレーキ
ギア(前):BENELLI 44T
ギア(後):SHIMANO 7段変速
フロントホイール:アルミ HE 27
リアホイール:アルミ HE 27
タイヤ:CST 27×1-3/8
ドライブユニット:AKM(定格出力 250W、最大トルク不明)
アシスト方式:リアインホイールモーター
バッテリー:36V、10.4Ah 374Wh
充電時間:約4~6時間
アシストモード:4段階
航続距離:-(最良条件社内測定値で100キロメートル。走行条件は平均速度18km、平坦路、無風、郊外幹線路周回)
関連リンク
Benelli:https://www.benellibike.jp/
シェアサイクルサービス「Charichari(チャリチャリ)」西日本鉄道との連携を開始
neuetは10月7日、西日本鉄道と連携し、西鉄バス営業所の敷地内にneuetが運営するシェアサイクルサービス「Charichari」の駐輪ポート設置を実施した。また、西日本鉄道が開始する月額性サブスクリプション型サービス「ちょいよか」へ参画する。
シェアサイクルサービスのCahriChariは、福岡市との共同事業として福岡市内に400箇所以上の駐輪ポートを設置している。前から、西日本鉄道が所有するビル・不動産物件への駐輪ポート設置による連携を実施していたが、今回、新たに西日本鉄道のバス・鉄道事業との連携を広く開始する。この一環でバス営業所にポートを設置することで、バスと自転車の新たなシナジーを生み出すと謳う。
他にも、西日本鉄道が2021年10月8日から提供を開始するサブスクリプション型サービス「ちょいよか」へにも参画。これによりバスや鉄道を降りた後のラストワンマイルの移動手段の提案をする。
関連リンク
ChariChari:https://charichari.bike/
サードバイクスから税込20万円以下のE-Bike「FESMOTOR」登場
2021年10月6日にホダカは、THIRDBIKES、NESTOスタンダード、Marukinブランドの展示会を実施。今回はホダカの自転車ブランド「THIRDBIKES」初のE-Bike「FESMOTOR」を紹介する。
THIRDBIKESは、ホダカの自転車ブランド。「ファン」「イージー」「セーフティー」を大切に考え、「あらゆる人が気軽に楽しめるスポーツバイク」をコンセプトにしており、低価格の街乗り用スポーツ自転車をラインナップしている。その中でも、FES MOTORはTHIRDBIKES初のE-Bikeで、クロスバイクのジャンルになる。フレームは6061アルミで、フロントフォークはアルミ製リジッドフォークを搭載。フレームサイズは460mmの1種類のみで、サドル最低地上高は81センチメートル、適応身長は160センチメートルから。
ブレーキは機械式ディスクブレーキを採用。キックスタンドは標準装備。ホイールは前後共にナット留めを採用。タイヤは700×32c。
ドライブユニットはBAFANG M200。定格出力250W、最大出力不明、最大トルク65Nmを発揮するミッドマウントのモーターとなる。
バッテリーはフレーム内蔵式で脱着可能な36V 10.4Ah 374Whバッテリーを搭載。充電時間に関しては執筆時点では不明。
スイッチ、ディスプレイ関連は、BAFANG製スイッチを搭載。電池容量やアシストパワーの切り替えをライトの光で知らせるタイプだ。
カラーリングはレッドとマットブラックの2色を用意。価格は19万8000円(税込)。
関連リンク
THIRDBIKES:https://thirdbikes.com