デイリーアーカイブ Apr 4, 2025

狩猟・ハンティング用で注目されるE-Bike ハンターカブよりも凄いE-Bikeを紹介

野生の鳥獣を銃やわな・網などの道具を使って捕獲する狩猟・ハンティング。日本国内では狩猟は車を使うのが一般的だが、アメリカでは狩猟やハンティング用としてE-Bike(電動アシスト自転車)を使うのが注目されている。 https://youtu.be/qrAo7HLoiD0 狩猟用途として自動車ではなくE-Bikeを使うのは、走破性の高さ、車体の小ささ、積載性能の高さだと考えられる。野生動物がいる山の中の荒れた道を走る場合、E-Bikeのほうが狭い道を走ることができ、万が一タイヤが埋まってスタックしても、車体を持ち上げてすぐに脱出することができる。また、積載性能に関しては、モーターパワーにより通常の自転車よりも重い荷物を積んでも快適に走ることができ、トレーラーを引けば重い獲物を運ぶことが可能だ。 このような狩猟やハンティング用モビリティは、自動車以外にオートバイや4輪バギー(ATV)があるが、電動アシスト自転車がそれらの乗り物と比較した場合の大きな利点は、狩猟スポットに騒音や匂いが殆どないステルス状態でアクセスが可能なことだ。 狩猟・ハンティング用E-Bikeは、アメリカで販売されているのが多い。日本の法律では最大出力制限無し、アシスト比制限あり、アシスト可能速度時速24キロまでと決められている。欧州仕様の場合は定格出力250W、アシスト比率制限なし、アシスト可能速度時速25キロまで。アメリカの場合は州にもよるが、最大出力750Wまで、アシスト比率制限なし、アシスト可能速度時速32キロまでとなっており、州によっては親指でスロットルを操作しても大丈夫な場合もあるため、アメリカの法律では電動アシスト自転車は電動モペットの感覚に近い。日本国内で運用する場合は、自転車ではなく原動機付き自転車扱いで、法に準じた仕様に変更する必要がある。 https://youtu.be/R8E5ue11jLs 狩猟・ハンティング用E-Bikeは迷彩柄のペイントが施されただけでなく。多くの道具を積み、トレーラーを牽引できるほどのパワフルなモーターを搭載している。出力750Wクラス、最大トルク150Nm以上を発揮するハイパワー・ハイトルクモーターを搭載している。 因みに欧州仕様のE-Bikeで、このようなハイパワー・ハイトルクモーターを搭載していないのは、欧州法で時速25キロまで制限されているため、最大出力に達する前にアシストが切れてしまうため、実質的に最大出力制限が課せられているため。そのため、現在の欧州仕様E-Bikeのドライブユニットは最大出力・最大トルク競争は行わず、モーターサイズの小型化競争を行っている。 関連記事:E-Bikeのパワー(馬力)はどれだけ出ているのか? 馬力競争は起こっているのか徹底解説 ジャンルとしてはマウンテンバイクとなっており、フロントサスペンションやリアサスペンションを装備しているのが殆どだ。タイヤ幅は、柔らかく緩い地形でも十分なトラクションを得ることができるように、4インチから4.8インチの太いタイヤを履いている。 https://youtu.be/SaKtkrjGnE0 狩猟・ハンティング用E-Bikeは、アメリカのハンターに支持されつつある。JimShockey.comのJim Shockey氏は 「究極のハンティングマシンです。 奥地まで行って大物を狩ることができるんです」と語っており、MissPursuit.comのCarly Brasseuxは「電動バイクはゲームを変えました。以前は、野生の場所に行くために自転車を使うのは、坂道を下って、歩いて坂道を上る以上の労力が必要でした。私にとっては、猟場までの労力を減らし、その分、猟に集中できるようにすることが重要です。それを可能にするのが電動アシスト自転車です。静かで、速く、スポーツをよりエキサイティングにしてくれるのです」と評価している。 https://youtu.be/wK6zCQ6KU8E 車体に限らずオプションも迫力がある。例えば車体後方に装着するサイクルトレーラーは、4インチのファットタイヤを装着し、45キロの荷物を積載することができるのが多い。RAMBO ALUMINUM BIKE/HAND CART(URL)など、物によっては136キロの荷物を積むことが可能だ。 近年人気のホンダ・ハンターカブは、かつて存在した初期型モデルにはガンケースがあるなど、狩猟用として使われるのを想定していたが、アメリカの狩猟・ハンティング用E-Bikeは、ハンターカブが微笑ましい性能と思うぐらい気合が入ったモデルが出ている。 アメリカのRAMBO THE MEGATRON(URL)は、前輪、後輪にそれぞれBAFANG 1000Wインホイールモーターを搭載し、合計3000Wのピークパワーを発揮することで、急な坂道、深い雪道、砂浜を簡単に登ることができると謳っている。また、ボタン一つで前輪駆動、後輪駆動、全輪駆動の切り替えができる。バッテリーは2個装着したデュアルバッテリーで48V 34Ah 1632Whで航続距離は128キロと謳っている。価格は7,299.99ドル(日本円で約93万3900円)で、日本未発売。 狩猟・ハンティング用E-Bikeでぶっ飛んでいるのがアメリカのRungu Dualie。前2輪、後ろ1輪のファットタイヤE-Bikeで、走破性を重視している。ドライブユニットはBafang BBSHD1120Wで、Rungu独自の52Vバッテリーシステムと組み合わせて、1400Wを超えるパワーを実現。また、アメリカの一般的な電動アシスト自転車規制に正式に準拠するようにすることも可能で、クラス1またはクラス2の電動自転車として認定するようにRunguをプログラム変更もできる。車体後ろに装着されているカーゴラックは、左右にサイドバックを装備できるだけでなく、トレーラーヒッチを装備することもできる。価格は最上級モデルのRungu Dualie™ XR Rubicon Trail Edition(URL)で価格は8459ドル(日本円で約108万2000円)で、日本未発売。 このようなアメリカ系狩猟・ハンティング用E-Bikeは、日本国内では現時点で公道走行不可、価格が非常に高い等の問題があるが、電動アシスト自転車やE-Bikeの多種多様な使い方の実例として覚えておいて損はないだろう。 E-Bikeの楽しみ方 アーカイブ - シクロライダー (cyclorider.com) 関連リンク QuietKat https://quietkat.com RAMBO Bikes https://www.rambobikes.com/ RUNGU E-Bike https://riderungu.com/

JR西日本 尾道・しまなみサイクリングきっぷを発売 レンタサイクルと切符、航路がセットとなったお得な切符

JR西日本は5月20日、往復JRと指定の航路(尾道港~瀬戸田港)及びJRオリジナル自転車(レンタサイクル)がセットになった「尾道・しまなみサイクリングきっぷ(e5489専用)」を一部リニューアルして発売すると発表した。 尾道・しまなみサイクリングきっぷは、発地から尾道駅までの往復JR(新幹線普通車指定席)に、瀬戸内クルージング(尾道港~瀬戸田港往復)・JR西日本オリジナル自転車(レンタサイクル)がセットになったきっぷ。1名から利用でき、こども料金の設定はない。有効期間は2日間で、レンタサイクルは利用開始(1日目)に利用する必要がある。 レンタサイクル貸出箇所は、尾道エリアは 2022年7月13日に、JR尾道駅2階に新しくオープンするHOTEL BEACON ONOMICHI(ホテルビーコンおのみち)。瀬戸田エリアはしまなみロマン、汐待亭で貸出可能。 発売期間は2022年6月1日から2023年3月28日。利用期間は2022年7月1日から2023年4月1日(土)の連続する2日間。また、尾道エリアは2022年7月13日利用開始分から発売する。値段は非電動タイプの場合、大阪市内は1万6000円。神戸市内は1万5000円。岡山、広島は7000円。電動タイプはプラス1000円必要。 関連リンク 尾道・しまなみサイクリングきっぷ https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/tokutoku/onomichi_shimanami_cycling_kippu/

ヨーロッパを転戦する世界選手権E-Bikeレース「WES(ワールドEバイクシリーズ)」とは?

ヨーロッパを中心に人気となっているE-Bike。ドイツでは2021年の年間販売台数が200万台を突破(記事)し、ポルシェ(記事)やMVアグスタ(記事)、ドゥカティ(記事)など、様々な高級自動車や高級オートバイブランドが参入している。そんなヨーロッパのE-Bikeブームの流れで、E-Bikeレース「WES(World E-Bike Series)」が登場した。 World E-Bike Seriesは、国際的な電動アシストマウンテンバイク(以下、E-MTB)大会。2019年にモナコで初開催を行い、2020年に、初のUCI E-MTB・クロスカントリー・ワールドカップとしての権利を獲得し、上位層へのステップアップを果たした。このレースは、UCI世界選手権への参加資格となるポイントを提供し、レインボージャージを獲得するために戦うことができる。 https://youtu.be/f9KyarTOZIk E-クロスカントリー(E-XC)はWESの主要種目だが、WESイベントにはE-Gravityレース、シティトラック競技、アマチュアによるプロライド(Ride WES)なども用意されている。 国際的なネットワークとワークショップは、地方自治体や電気産業界と共同で開催され、e-モビリティの選択肢や「新しい時代」におけるE-Bikeの重要な役割、電気スポーツやサイクルツーリズムの開発について話し合うとのこと。 コースは2キロから6キロのサーキットで行われるオフロードで、1ループ、ループの長さにより複数周回可能。総距離は15キロから30キロで、登坂距離は1000メートルから1400メートルとなる。 WESの参加者はUCIシニアライセンス保持者(19歳以上)の男子・女子。 https://youtu.be/Bhxl_8-jJms UCI E-MTB XC WORLD CUPの優勝者は、男子・女子、WESの全レースにおけるチームメンバー全員のポイントの合計によるWESチーム、E-Bikeメーカー、モーターメーカー、スタート時の最速ライダーが第1コーナーを1位で通過した場合に送られるWESホールショット。フルラップでの最速ライダーのMagneti Marelli Checkstar Power Lapがある。各レースとも、男子50名、女子50名の定員制。シングルライダー、チーム、ワイルドカードについては、新シーズンの1月から3月までworldebikeseries.com / Registerからオンラインで申込書を入手することができる。 使用するE-Bikeは、EN15194に適合したモデルとなる。アシスト制限速度は25キロ。定格出力250Wで、3ヶ月以内のモーター診断を受けなければならない。また、サインイン時に提示が義務付けられている。他にも、認定証と診断書に対応するホイールサイズも確認する必要がある。WESはコースサイドにコミセンを設置し、レース中盤にチェックを行い、上位5位までの選手は全員バイクのフルチェックを受ける。また、製造者証明書に適合していないバイクや誤ったモーター診断が行われたバイクは、自転車競技界が機械的なドーピング犯罪を扱うのと同じように扱われるものとする。 バッテリーのサイズに制限は無いが、選手はスタート前に500Wh以下のバッテリーを搭載したバイクを提示しなければならない。サーキットは現在、このエネルギー量に合わせて設計されている。バッテリー数に関しては、E-XCレースでは、ライダー1人につき1個のバッテリーを使用可能。グラビティレースでは、サーキットやレースの仕様によって異なる。WESは、ライダーが戦略的にバイクを使用し、様々なモードを駆使して最速でゴールできるようなレースサーキットの設計を目指している。 https://youtu.be/CbToLXp6ZIE WES GRAVITYは、E-マウンテンバイクのスペックを最大限に生かしたダウンヒルとアップヒルの時間制ステージによるE-MountainBike Enduroレースフォーマット。最大2〜4ステージ。レースカテゴリー UCI MTB Cat. 3、UCIインターナショナルイベントカレンダーに登録されているイベント。 WES GRAVITYはUCIシニアライセンス保持者(19歳以上)、男子・女子で争われ、EN15194に適合した電動アシスト自転車で行われる。 WES GRAVITYの称号は、男女のライダーにWESグラビティチャンピオンの称号、WESの全レース(XC+グラビティ)におけるチームメンバー全員のポイントの合計による「WESチーム」、バイクメーカー (XC + Gravity)、モーターメーカー(XC+グラビティ)となる。 WESレースカレンダーは毎年公開される。これは、各WESラウンドの種目とサイドイベントの特徴を示しており。WESのウェブサイトから入手可能だ。WESラウンドでダブルXCレースが開催される場合、WESグラビティレースは開催されない。WESグラビティレースを含むラウンドでは、XCレースは1回のみ開催される。ダブルXCレースは、ライダーにとってUCI世界選手権の予選でポイントを獲得するためのダブルチャンスとなる。 RIDE WES、WESシティトラックとは https://youtu.be/MidY94vz1ak WESが主催するソーシャルライド(Amateur Randonnée)は、WESイベント期間中、様々なレベルのライダーがプロと一緒にUCI E-MTB XCワールドカップコースを走れるように企画されたもの。18歳以上であれば、誰でも参加できる。ライドWESは、WES UCI E-MTB XCワールドカップイベントのサイドイベントとして、あらゆるライダーがE-Bikeの世界を身近に感じ、ハイレベルなライド体験ができることを目的としている。 WESシティトラックはダウンタウンのコンパクトなコースで、障害物を取り外すことができ、地域の状況やニーズに合わせることができる。WESラウンドのサイドイベントとして、E-MTB、E-スクーター、その他のE-モビリティオプションに適用される場合がある。各ラウンドの開催地に合わせて調整されるため、特徴はラウンドごとに異なる可能性がある。 E-Villageは電動モビリティに関するWES独自のデザイン製品、サービス、技術を展示するダウンタウン・ショーケース・エリア。国際的なネットワークとワークショップを自治体や電動業界と共同で開催し、持続可能なモビリティの選択肢、「新しい時代」における電動バイクの重要な役割、電動スポーツの発展、WES開催地の触媒としてのサイクルツーリズムについて話し合う機会を設ける。 WESはすべてのブランドに開かれたシリーズであり、単一ブランドによる選手権ではありません。したがって、WESは世界のトップファクトリーはもちろんのこと、新しいブランドも歓迎します。E-Bikeメーカーについては、WESは、このスポーツの偉大な進化の段階の主人公となることを目指す、サテライト活動を行う電気業界のすべてのブランドとのコラボレーションを歓迎すると謳っている。」 関連リンク World E-Bike Serise https://www.worldebikeseries.com/