デイリーアーカイブ Nov 19, 2024

スペシャライズドのバイクフィットサービスRetül Fitが進化。 最新テクノロジーを用いて、さらなるパーソナライゼーションを提供

スペシャライズドは4月29日、バイクフィットサービス「Retül Premium Fit (リトゥール プレミアム フィット)」の提供を開始したと発表した。 スペシャライズドは、2005年からバイクフィッティング「Body Geometry Fit」を開始。2016年には、フィット哲学と高精度のRetülデバイスが出合い、ミリ単位でペダリング中のライダーの動きを測定できる3Dモーションキャプチャーを用いたRetül Fitをスタートした。 今回発表したRetül Premium Fitは、身体特徴に基づく、生体力学的なパーソナライズド・レンジ(個人に合わせた推奨範囲)が算出されること。フィッティング中の3Dモーションキャプチャーデータにこのパーソナライズド・レンジが組み合わせることで、今までで最も包括的であなたに合ったバイクポジションを体験できると謳っている。 パーソナライズド・レンジの作成に欠かせないトラックド・ アセスメント(モーションキャプチャーを使用した身体測定)は、iPad ProのLiDARスキャンテクノロジーを使い、 マーカーを使わないモーションキャプチャで可動域や柔軟性を測定する。従来の静的な測定に加えて、ライダー本人の動作から情報を直接集めることができ、仙骨の角度を測定するセンサーを使用し、背中の角度をより詳しく調べることが可能だ。 Retül Premium Fitのパーソナライズド・レンジは、パフォーマンスロード、エンデュランスロード、グラベル、アクティブ、マウンテンバイク、トライアスロンなど10種類を提示することができる。また、プロアスリートからホビーライダーまで、すべてのライダーに最適なフィッティングや製品を提供可能とのこと。 Retül Premium Fitのソフトウェアは、クラウド接続を利用し、Retülがライダーの最新の傾向を常に把握できるだけでなく、 その全プロセスにおいてライダーも積極的にフィッティングに関わることが可能。データはすばやく収集・分析され、フィッティングの精度を高め、フィットのデータはride.specialized.comに 保存され、簡単に確認できる。 Retül Premium Fit展開店はスペシャライズド 銀座、スペシャライズド 新宿、スペシャライズド 幕張、スペシャライズド 金沢で可能。今後、展開店舗を拡大していく予定。 Retül Premium Fitの料金は44,000円(税込、以下同)。タイムトライアルとトライアスロンなどのDHバーが搭載されたバイクでは、追加で5500円(税込)かかります。1セッションにかかる時間は約3時間30分。 関連リンク Retülテクノロジーとサービスに関して(スペシャライズド) https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/pages/retul.aspx

IRC 新型ロードバイク用タイヤ「ASPITE PRO」発売

IRCは、「ASPITE PRO」のフルモデルチェンジをサイクルモード東京で発表。軽量レーシングタイヤの「S-LIGHT」と耐久性とグリップを両立した「RBCC」の2モデルを展開する。 2014年、iRCは初代アスピーテプロが誕生。「軽いのに強く、トラブルがない」というコンセプトで設計された。2017年には国内最高峰の自転車ロードレース、ツアー・オブ・ジャパンの南信州ステージにおいて、「NIPPOヴィーニファンティーニ(当時)」のマルコ・カノラ選手が雨でぬれた路面の中勝利を飾り、レーシングタイヤとしても使用できることを印象づけたとのこと。   8年の間に、ロードバイクのトレンドは移り変わり、タイヤ幅のワイド化による規格の変化、車体の設計の変化などがあり、iRCはアスピーテプロを1から再設計を実施。 新アスピーテプロは、新ETRTO規格に対応。現行のワイドリムに対応したタイヤ幅の設計を採用。また、同社はオートバイ用タイヤの製造・開発も行う二輪タイヤメーカーで、「チューブレスに迫る性能を発揮する」クリンチャータイヤとして、チューブレスタイヤのような転がりの良さやしなやかさを持ち、軽い乗り心地があると謳っている。 タイヤのグリップ力を決定する「コンパウンド」には、iRCの独自技術で開発された「ライス ブラン・セラミック・コンパウンド(RBCC)」を採用。米ヌカから作られる、硬質多孔性炭素素材RBセラミック粒子をトレッドに配合し、転がり抵抗、グリップ、耐摩耗性、耐候性を高いレベルでキープするとのこと。センター部分のスリックは転がりを良くし、サイドの角度のついたパターン設計が、車体を傾け、コーナーに突入した際のコーナリングフォースを高めることにより、ライダーと車体をコーナリング中に安定させ、安全にカーブを曲がれるようサポートする。 近年トレンドの「フックレスリム」は、iRCはチューブレスタイヤの開発技術を活かし、フックレスリムに対応したクリンチャータイヤを業界で初めて製品化。 数年でタイヤのリム幅がワイド化し、内幅が19mmのリムが標準となってきている現状に合わせ、内幅19mmサイズのリムに装着した際、適正なサイズとなるように設計した。(30Cは21mmのリム幅用設計) 「ASPITE PRO S-LIGHT」はレースシーンで使われる「25C」サイズで200gの重量で、前作の「24C」の205gよりも、サイズアップしながら軽量化に成功。 「ASPITE PRO RBCC」は前作の名前を受け継ぎ、タフで耐パンクに優れ、グリップ力に長けたクリンチャータイヤ。トレーニングにも、レースにも1本で対応可能なのが売り。価格は7480円(税込)。 関連リンク iRC 自転車用タイヤ https://ircbike.jp¥

「日本版ツール・ド・フランス」2022ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージを5月21日開催 無料シャトルバスの事前申し込みを受付

ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージ実行委員会は4月28日、2022年5月21日に国際自転車ロードレース「2022ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージ」を開催すると発表した。 「日本版ツール・ド・フランス」とも称される「ツアー・オブ・ジャパン」は、国内最大規模かつ唯一の都府県をまたぐサイクルロードレース。今年は4日間にわたり、信州飯田・富士山・相模原・東京を転戦する。 相模原市は2021年にこのレースに加わり、今回が2年目の開催となる。相模原ステージは、東京2020オリンピック自転車ロードレース競技の一部コースを使用し、リニア中央新幹線停車駅設置予定地にほど近い橋本公園前面道路をスタートし、自然豊かな串川・鳥屋(とや)地域を周回、宮ケ瀬湖のほとりにある鳥居原(とりいばら)ふれあいの館(いえ)でフィニッシュする。また、相模原市ホームタウンチームであるTeam UKYO SAGAMIHARAも「ホームチーム」としてレースに参戦する。 日程は2022年5月21日(土) 午前8時50分から正午頃予定。走行距離は約112.3km(パレード4.6km、レース107.7km)。 また、当日、スタート会場(橋本公園前面道路)で午前8時50分のスタートを見送った後、おすすめの観戦エリアへ向かうシャトルバスを運行する。シャトルバスは事前申込制(先着順)となっている。申込期限は5月16日(月)18時まで。 関連リンク ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージ http://www.toj-sagamihara.com/