デイリーアーカイブ Nov 19, 2024

旅行プランニング・予約サイト「NAVITIME Travel」 ドコモ・バイクシェア「1回会員」による自転車予約を開始

ナビタイムジャパンは2022年5月2日(月)、スマートフォン向け旅行プランニング・予約サイト「NAVITIME Travel」で、ドコモ・バイクシェアが提供する「1回会員」による自転車予約を開始すると発表した。 ドコモ・バイクシェアの「1回会員」は、同サービスのシェアサイクルを30分の基本料金と、30分超過するごとに追加料金が発生する料金プラン。 「NAVITIME Travel」の「シェアサイクル」タブから地図上もしくはエリアを指定して自転車ポートを選択し、「自転車をレンタルする」ボタンから「1回会員」による自転車の予約が可能だ。予約時は、お名前、電話番号等のお客様情報とクレジットカード情報を入力するだけで「bike share service」の会員登録は不要となる。 また、総合ナビゲーションアプリ「NAVITIME」で提供している「シェアサイクルルート」にて、ドコモ・バイクシェアを使用するルートが提示された場合、ルート詳細画面で「購入」ボタンをタップすると、「NAVITIME Travel」に遷移し、30分から自転車の予約が可能。更にシェアサイクル・レンタサイクル検索アプリ「どこでもサイクル」からでも、自転車ポートを選択して「自転車を予約」ボタンから「NAVITIME Travel」に切り替わり同じく予約できる。 関連リンク 『NAVITIME Travel』サイト https://travel.navitime.com/

電動アシストロードバイク「SCOTT Addict e-Ride」新モデル登場 日本での発売は?

SCOTTは2022年4月20日、Youtubeで、電動アシストロードバイク「Addict e-Ride」の新モデルを発表した。 https://youtu.be/cBSlhzeef58   Addict eRIDEはレーシングロードバイク「Addict RC」のE-Bikeバージョン。レーシングロードバイクAddict RCと同じく、フレーム素材はカーボン製を採用。フレーム重量はわずか1.04キロとE-Bikeのフレームでは非常に軽量だ。 ドライブユニットはドイツ・Mahle(マーレ)の新型E-Bikeユニット「X20」を採用。リアインホイールモーターのこのユニットは、ドライブユニットの総合重量はわずか3.2kgと最軽量のシステムを作り上げることができたと謳っている。 新しい236Wh/350Whの内蔵バッテリーは、172Whのレンジエクステンダーで補完することが可能。バッテリーチャージャーは最大4Aのインテリジェントな急速充電システムを採用し、2時間以内にバッテリーをフル容量の80%まで充電する。 そして、新しいコンパクトなヘッドユニットには、BTおよびANT+接続、明るさセンサー、3D加速度センサーが搭載され、必要な情報が1本の線に集約される。 ボトムブラケットに搭載された新しいトルク・ケイデンスセンサーは、AIと機械学習により、ユーザーが加えた1ワットのパワーを正確に読み取り、適切なレスポンスをユーザーに提供するとのこと。SCOTTとMAHLEは、Addict e-Rideを市場に送り出すために協力したと謳っている。 最上級モデルのSCOTT ADDICT eRIDE ULTIMATEの価格は9999ユーロ(日本円で137万2000円)。 日本仕様に関しては、SCOTT JAPANは2020年11月10日のFacebookページで、日本の道路交通法に沿った「ADDICT eRIDE JAPAN SPEC LIMITED」の企画に着手したと発表。当時の情報では、HMXカーボンフレームにShimano 105コンポーネント、ディスクブレーキ、JAPAN SPEC eドライブシステムを予定していたとのこと。 SCOTT JAPANは、2022年4月26日の同社Facebookページで、MAHLE X20ドライブユニットを搭載した新型Addict e-Rideを紹介しており、日本仕様発売を匂わせる発言をしている。 関連リンク SCOTT https://www.scott-sports.com/ MAHLE SmartBike System https://mahle-smartbike.com/

電アシクロスバイク「ブリヂストン・TB1e」は2種類存在する!? 限定車「B200モデル」を比較・解説

電動アシスト自転車の中でも通勤・通学向けクロスバイクタイプ「TB1e」は、手頃な価格と回生充電機能が搭載されているベストセラーモデルとして知らている。 TB1eはブリヂストンサイクルの通勤通学向けクロスバイク「TB1」の電動アシスト自転車バージョン。ドライブユニットは前輪にモーターを搭載した前輪インホイールモーター仕様の「BSデュアルドライブ」を採用している。このドライブユニットの特徴は、回生充電機能を採用していること。回生充電機能は走行中にペダル回転を止めた時および左ブレーキをかけた時に回生充電機能が発生し、自動で充電を行うため走行距離が長くなると謳っている。 https://youtu.be/SHjIV5TkrKw TB1eと言えば、一般的にはカタログモデル(TB7B42)が有名だが、実はカタログに掲載されていない、通称B200モデル(TB7B22)というのが存在する。 カタログモデル(TB7B42)とB200モデル(TB7B22)の違いはバッテリー容量。カタログモデル(TB7B42)に採用されているリチウムイオンバッテリーB400(BT-B400)は、36V 9.9Ahの容量361Wh。一方で、B200モデル(TB7B22)に採用されているリチウムイオンバッテリーB200(BT-B200)は、36V 6.2Ahの容量233Whで、B200モデル(TB7B22)のほうが容量は少ない。 充電時間はカタログモデル(TB7B42)は4時間10分。B200モデル(TB7B22)は2時間30分。カタログモデル(TB7B42)のアシスト可能航続距離は62キロから200キロ。B200モデル(TB7B22)のアシスト可能航続距離は40キロから125キロとなる。 価格に関しては、カタログモデル(TB7B42)は、15万2000円(税込、以下同)。B200モデル(TB7B22)の場合は、14万2000円と1万円ほど価格は違う。 E-Bikeのバッテリー容量は電力量(Wh)単位で表すのが一般的だ。電力量(Wh)の計算は電圧(V)とバッテリー容量(Ah)を乗算する。この方式を採用しているのは、メーカーによって電圧が違うため、バッテリー容量(Ah)だけでは意味が無いためだ。参考に一般的な電動アシスト自転車の電圧は25.2Vで、シマノやボッシュといった一般的なE-Bikeは36V、スペシャライズド Turbo SLシリーズは48Vを採用している。 カタログモデル(TB7B42)とB200モデル(TB7B22)では、123Whほどの違いがある。バッテリー容量は、上り坂を長時間走る場合や強いアシストを多用して楽に走る場合、バッテリーの消耗が大きくなる。120Whの容量の違いは大きく、E-Bike(電動アシストスポーツ自転車)の感覚だと、B200モデルのバッテリー容量233Whは、一般的な峠(獲得標高600メートルクラス)を走るにはやや不安の容量で、平地重視や距離を伸ばさない街乗り向け。一方で、カタログモデルのバッテリー容量361Whは、一般的な峠(獲得標高600メートルクラス)を走るにはゆとりがある。 一般的な電動アシスト自転車は長距離を走る例は少ないが、TB1eは価格の安さで電動アシスト自転車のサイクリングでよく使われている。街乗りやポタリングなどの自転車散歩でしか使わないのならB200バッテリー搭載車でも良いが、長距離を走りたい人や、力強いアシストを多用したい人は、バッテリー容量が大きいカタログモデルを購入したほうが良いだろう。 関連記事 電アシクロスバイク「ブリヂストン・TB1e」解説 E-Bikeとの違いやライバル車なども紹介 関連リンク ブリヂストンサイクル TB1e https://www.bscycle.co.jp/items/e-bicycle/tb1e/