デイリーアーカイブ May 12, 2025
日産、新型「キャラバン MYROOM」発売 自然を感じるモバイルスペースを持つ車中泊車
日産自動車株式会社は7月31日、昨年度に期間限定で販売された特別仕様車「キャラバン MYROOM Launch edition」の標準モデルとして、「キャラバン MYROOM」を8月下旬より発売すると発表しました。日常の喧騒から離れ、自然の中でリラックスできる新たな車の楽しみ方を提案するこのモデルは、昨年の特別仕様車の人気を受けての一般販売となります。
「キャラバン MYROOM」は、日常生活で感じるストレスから解放され、自然に触れ合いながら安らぎを得られるスペースとして設計されています。この車は、お気に入りの部屋を自然の中に持ち込むような感覚で使用できる、全く新しいカテゴリーの車両です。
今回の「キャラバン MYROOM」の発売に際し、既存の「GRAND プレミアムGX」グレードに加え、「プレミアムGX」グレードを新たにラインナップに加えました。ボディカラーには、人気の「ディープフォレスト」を新たに追加し、MYROOM専用色であるサンドベージュ/ホワイトの2トーンを含む全5色のカラー展開となっています。
「キャラバン MYROOM」のインテリアは、木目をふんだんに取り入れたシンプルでミニマルなデザイナーズホテルのような空間を実現しています。ベッドとテーブルを自由に組み合わせることで、リビングルームモード、ベッドルームモード、ダイニングルームモードといった多彩なアレンジが可能です。
2列目の2 in 1シートは、用途に応じて簡単に配置を変更できる設計となっており、移動時には程よい硬さで快適な乗り心地を提供し、駐車時には柔らかなソファーとして利用できます。リアハッチを開けると、車内にいながら自然の風景を楽しむことができ、外の風景を楽しむリラクゼーションのひとときを提供します。
また、車中泊に最適なベッドも用意されており、折りたたみベッドとMYROOM跳ね上げベッドの2つのタイプから選択可能です。どちらも高級感のあるヘリンボーン生地を使用しており、シンプルでありながらもリッチなクオリティを感じさせます。特にMYROOM跳ね上げベッドは、ワンアクションでの展開が可能で、手を挟むことなくベッドにすることができます。折りたたみベッドは2分割になっており、自由なレイアウトが可能です。
「キャラバン MYROOM」のスライドテーブルは、好みの位置で固定したり取り外したりすることが可能で、多様な用途に対応します。2 in 1シートやスライドテーブルを活用することで、車内をまるで部屋のようにリラックスした空間として利用することができます。
エクステリアにはブラックグリル、ブラックドアハンドル、ブラックドアミラー、ブラックスチールホイールなどの専用パーツを揃え、MYROOMのオリジナルな雰囲気を演出。リヤクォーターウインドウとバックドアにはMYROOM専用のステッカーを配置し、スタイリッシュな外観を完成させています。
さらに、電気自動車「日産リーフ」で使用されていたバッテリーを再利用して開発された「ポータブルバッテリー from LEAF」からの給電が可能です。
「キャラバン MYROOM」の全国希望小売価格は、プレミアムGXグレードが5,516,500円から、GRAND プレミアムGXグレードは5,709,000円からスタートします。また、4WDモデルやオプションを追加した場合は価格が変動します。主要なオプションにはワンタッチオートスライドドアやMYROOM跳ね上げベッド、車内カーテンセットなどがあり、ライフスタイルに合わせたカスタマイズが可能です。
日産:キャラバン ビジネスセダン/バン Webカタログ トップ (nissan.co.jp)
スペシャライズド「走る、楽しむ、つながる」をテーマとしたライドコミュニティ「S-Club」を発足
スポーツ自転車ブランドのスペシャライズドは7月24日、スペシャライズドオーナー向けの新しいライドコミュニティ「S-Club(エス・クラブ)」を発足した。自転車愛好家が集い、走る楽しさを共有する場として、年内に全国4箇所でエリアライドを開催する。
S-Clubのコンセプトは、「走る、楽しむ、つながる」。スペシャライズドは単に高性能な自転車を提供するだけでなく、ユーザーに「Pedal the Planet Forward(ペダルを回して地球を前に進めよう)」という理念を体現する機会を提供したいと考えている。
S-Clubは、心身の健康促進や地域社会との繋がりを目的とし、ライダーが自転車を通じて特別な体験を共有できるコミュニティだ。スペシャライズドのライダーたちが一緒に走り、達成感や爽快感を分かち合うことで、ライドの魅力をより深く味わうことができる。
S-Clubのエリアライドは、2024年に以下の4つの地域で開催される。8月31日に九州エリアの福岡・熊本で始まり、9月8日には東北エリアの仙台泉・仙台南・福島で続く。9月21日には富士エリアの銀座・新宿・自由が丘・稲城・厚木・静岡で行われ、10月12日には滋賀エリアの名城・岡崎・京都・箕面で締めくくられる。イベントへの参加申し込みや詳細情報は、各スペシャライズドストアに問い合わせることができる。
スペシャライズドでは、エリアライド以外にも全国のスペシャライズドストアで定期的にS-Clubストアライドを開催する。各地域のライダーが交流を深め、一体感を感じながら自転車を楽しむことができるイベントを企画している。
S-Club イベント|Specialized Store | スペシャライズドストア (specialized-store.jp)
JOeBテックの電動アシスト自転車と車輪が日本車両検査協会の試験に合格、安全性と信頼性を証明
株式会社JOeBテックは2024年9月3日、同社が製造する電動アシスト自転車および車輪が、一般財団法人日本車両検査協会の厳格な試験に合格したことを発表しました。この試験は、大阪と東京の協会拠点で実施され、両製品が高い安全性と信頼性を証明する結果となりました。
試験の内容は、電動アシスト自転車の「駆動補助力付き自転車の補助比率測定試験」と、車輪の「車輪走行耐久試験」に分かれています。電動アシスト自転車に関しては、アシスト力、トルク、強度など多岐にわたる項目で検査が行われ、全ての項目で合格判定を取得しました。一方、車輪においては、750,000回の段差越え試験を実施し、損傷や亀裂が一切発生しない耐久性が確認されました。この結果、同車輪はヨーロッパの石畳の道でも安全に走行できることが証明されました。
また、試験に合格した電動アシスト自転車と車輪は、太陽誘電株式会社製の回生モーターを前車輪に採用し、効率的な走行を実現しています。さらに、同社製バッテリーを搭載することで、長距離走行が可能となり、アウトドアでの長時間利用にも適した設計となっています。
近年、電動アシスト自転車の需要が高まる中で、厳しい試験を経ていない製品が市場に投入されるケースが増えており、品質面での不安や事故のリスクが指摘されています。JOeBテックは、メイドインジャパンの製品として、日本の厳しい品質基準を満たすことにより、消費者に安全で信頼性の高い製品を提供できるとしています。
JOeB