デイリーアーカイブ Dec 24, 2024

石川県と日本RV協会、包括連携協定を締結 - キャンピングカーを活用した防災と観光振興を強化

一般社団法人日本RV協会(以下、JRVA)は、2024年11月21日、石川県と包括連携協定を締結しました。この協定により、両者は防災や観光振興を中心とした地域課題の解決に向けて協力し、石川県のさらなる発展を目指します。 この協定は、2024年1月に発生した令和6年能登半島地震に際し、JRVAが石川県からの要請を受けて珠洲市と輪島市に60台のキャンピングカーを派遣したことを契機としています。派遣された車両は、復興作業を担う自治体職員や全国からの応援職員の宿泊施設として使用され、被災地復旧の一助となりました。 さらにJRVAは「能登災害RVパーク村支援プロジェクト(JRVA-N.R.S.P)」を立ち上げ、派遣車両のメンテナンスを継続的に行うなど、キャンピングカーの安全な利用を支援しました。車両のバッテリーやタイヤの点検、修理を行うことで、長期間の活用を可能にした点が高く評価されています。 協定締結と同時に、JRVAは災害支援で活躍したキャンピングカーの一台(株式会社キャンピングカーランド製「Yosemite」)を石川県に寄贈しました。石川県知事の馳浩氏は、この寄贈に対し感謝状を贈呈し、キャンピングカーが今後観光振興や災害対策に活用されることへの期待を述べました。 キャンピングカーは災害時にプライベートな宿泊空間や基本的な生活設備を提供できるため、避難所での長期滞在のストレスを軽減し、衛生環境を維持する上でも有用です。また、車内の電源供給設備を活用することで、通信手段の確保やエコノミー症候群の予防にも貢献できます。これらの特性が、防災支援においてキャンピングカーを不可欠な存在としています。 加えて、キャンピングカーは観光面でも魅力的なツールです。地域を巡りながら宿泊が可能なことから、観光地の魅力を余すところなく体験できる手段として注目されています。 JRVAはこれまでも全国の自治体と連携を深め、防災協定を結んできました。石川県との包括連携協定はその一環であり、キャンピングカーを活用した防災・観光振興のモデルケースとして期待されています。 JRVAは今後も自治体との協定を推進し、キャンピングカー文化の普及とともに、災害時の迅速な支援体制を構築していく方針です。 JRVA.com|一般社団法人日本RV協会公式サイト

ヤマハ、「PAS CITY-SP5」2025年モデルを発表 ― 機能性と新カラーリングで通勤・通学をサポート

ヤマハ発動機株式会社は2024年11月15日、通学・通勤用途に特化した電動アシスト自転車「PAS CITY-SP5(パス シティ エスピーファイブ)」の2025年モデルを、12月20日に発売すると発表しました。 「PAS CITY-SP5」は、その名の通り、都会での長距離移動や荷物が多い通学・通勤シーンを想定して設計された高性能な電動アシスト自転車です。最大の特徴は、高回転のペダリング時にも安定したアシスト性能を発揮する快適な乗り心地と、走行状況に応じて自動的にアシスト力を調整する「スマートパワーモード」の搭載にあります。この機能により、坂道や信号の多い都市部での運転もストレスを軽減することが可能です。 また、27インチリムと太めのタイヤ、内装5段変速の採用による快適な走行性能や、大容量バッテリーによる長距離対応力も大きな魅力となっています。さらに、日常の使い勝手を重視し、大型バスケット(容量約25L)、ステンレス製リヤキャリア、両立スタンドなどの実用的な装備を標準で搭載している点も評価されています。 今回の2025年モデルでは、従来のカラーリングに加え、新たに「マットインディゴ」と「マットオリーブ」が採用されました。「マットインディゴ」は知的で洗練された印象を与える一方、「マットオリーブ」はカジュアルでどのような服装にも合わせやすいデザインが特徴です。これにより、ユーザーのライフスタイルに合わせた選択肢が広がりました。価格は15万5,000円(税込)です。 電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機

ヤマハ、「PAS babby」「PAS kiss」2025年モデルを発表 ~親子で快適に使えるフルモデルチェンジ~

ヤマハ発動機株式会社は2024年11月18日、子ども同乗基準に適合した20型小径電動アシスト自転車「PAS babby(パス バビー)」および「PAS kiss(パス キッス)」の2025年モデルを発表した。両モデルはフルモデルチェンジを経て、2025年1月30日より発売される。新モデルは「日常に冒険のスパイスを」をコンセプトに、ママやパパが日常的に使いやすく、週末のお出かけが楽しみになるような仕様を備えている。 両モデルに共通する改良点として、車体フレームがコンパクト化され、跨ぎやすさが大幅に向上。また、車体の低重心化により、走行中や押し歩き時の安定感も高められた。ペダルを漕ぐ際にはハンドルやチャイルドシートとの距離が確保され、背の高いパパでも快適に使用可能だ。 スタンドは足元近くで操作しやすい形状に変更され、小柄なママでも軽い力でスタンドを立てられるよう設計。サドルは日本人の97.5%の体型に対応するよう人体データを基にデザインされ、夫婦での共用に配慮してクイックレバーで高さ調節が可能となった。 また、制動力を強化するため、前輪にはVブレーキ、後輪には大型フィン付きローラーブレーキを採用し、安心して走行できる仕様となっている。 「PAS babby」は、オシャレなスタイリングを重視した後ろ子ども乗せモデル。新型リヤチャイルドシート「ハグシートプラス」を採用し、従来から定評のある270度包み込むヘッドレストを維持しつつ、開閉式ハンドルバーでお子さまの乗せ降ろしがよりスムーズに。座面にはクッション性を高めた素材を採用し、快適性を向上させた。カラーリングは、車体とシートの組み合わせを考慮した6色展開で、アクティブな印象から落ち着いた色合いまで幅広く揃えている。 「PAS kiss」は、親子の安心感を重視した前子ども乗せモデル。新型フロントチャイルドシート「コクーンルームプラス」は繭型の形状でお子さまを足元から包み込み、「マグネットバックル」による簡単な固定操作が可能。バックルの位置設計にも配慮し、乗せ降ろし時の煩わしさが軽減された。従来のブラック1色展開だったチャイルドシートは、ホワイトカラーが追加され、車体との統一感が高められた。全体では4色展開となり、シンプルからカジュアルまで好みに応じた選択が可能だ。 価格はPAS babbyが18万4,000円(税込、以下同)。PAS kissが18万7,000円となる。 電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機