デイリーアーカイブ Dec 24, 2024

ヤマハ、通学向け新型電動アシスト自転車「PAS ULU」を発売 ~高校生の日常にフィットするファッショナブルでタフな一台~

ヤマハ発動機株式会社は2024年11月18日、通学向け電動アシスト自転車「PAS ULU(パス ウル)」を2025年3月21日に発売すると発表した。「PAS ULU」は、高校生の日常使用を想定し、デザイン性と実用性を両立させた新しい通学モデルである。 「PAS ULU」は、「気張らずに使えるファッショナブルでタフなモデル」をコンセプトに開発された。力強い新型骨太フレームを採用し、低重心設計により安定した走行性を実現。毎日の通学や部活動での利用に耐える堅牢さを備えつつ、洗練されたスタイリッシュなデザインが特徴だ。 主な機能として、重量物を運びやすい5kg耐荷重のワイヤーバスケットや、荷物の安定性を高める幅広リヤキャリアを搭載。特にリヤキャリアは高い位置に配置したことで、リュックを背負ったまま乗車した際、リュック底面をリヤキャリアに載せやすく、肩にかかる荷物の重さを軽減可能になった。また、リフレクターをリヤキャリア下に設置したことで、転倒時や駐輪場での外的損傷の機会を防ぐ。 さらに、大型フィン付きリヤローラーブレーキを搭載。長い下り坂でも安定した制動力を維持できる放熱性に優れた設計となっており、安全面でも安心して使用できる。 「PAS ULU」のタイヤには前後とも1.95インチのワイドタイヤを採用。日々の長距離通学に適し、安定感と操縦性を高めた仕様だ。これにより、高校生にとっての走行時の安心感を向上させている。 カラーは、カジュアルでタフな印象の「マットカーキグリーン」、落ち着いた中にも個性を感じさせる「マットダスティダークブルー」、エレガントで洗練された「マットエクリュ」、どんな服装にも合わせやすい「マットブラック2」の4色展開。それぞれフェンダーやキャリア部分にマットブラックの塗り分けを施し、シンプルながら個性を引き立てる仕上がりとなっている。PAS ULUの価格は15万5,000円(税込)。 電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機

沖縄発の次世代Eバイクブランド「RIDEARTH」、先行予約販売開始 

沖縄県国頭郡を拠点とするONE’S WORD株式会社は、環境に優しい設計と高度な技術を組み合わせた電動アシスト自転車「RIDEARTH(ライダース)」を発表し、2024年12月1日正午からクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて先行予約販売を開始した。この販売プロジェクトは2024年12月30日23時59分まで続き、購入者には2025年3月末までに製品が届けられる予定である。 「RIDEARTH」は、脱炭素社会の実現に向けて日本国内で設計・製造された次世代モビリティブランド。この電動アシスト自転車は、航空機部品に用いられる高強度アルミ素材「A7204」をフレームに採用。駆動システムには世界的な自転車パーツメーカーのシマノ9段変速機構が搭載されている。 今回発表された製品ラインナップには、用途や嗜好に応じた2つのモデルが用意されている。 モデル「EARTH1 CE」は、モーターサイクルを連想させるデザインを採用しているのに対し、MOON 1は跨ぎやすいステップスルータイプを採用した。 ブラックとホワイトの2色展開で、最大航続距離は110km(48V/21AH仕様時)。モーターはOKAWA製のリアインホイールモーターで定格出力500Wを発生する。 RIDEARTHは環境配慮の面でも革新的な取り組みを行っている。VOC(揮発性有機化合物)を含まない塗装技術を採用することで、大気汚染の原因物質を排除するとともに、フレームや主要パーツにリサイクル可能なアルミ素材を使用。これにより、製品のライフサイクル全体を通じて環境負荷を最小限に抑えることを可能にしている。さらに、リアルタイムでCO2削減量を表示する機能も搭載されており、国土交通省の基準に基づく算出により、利用者が自身の環境貢献を視覚的に把握できる仕組みを導入している。 https://youtu.be/KqMepfCKyiE この次世代モビリティの生産拠点となるのは、沖縄県に設立された電動モビリティ専門工場「JOeB」である。この施設は、2022年に内閣府の認定を受けて設立され、最先端の製造設備と若手技術者によるチームが手掛ける製品で、国内外から高い評価を得ている。全ての工程を日本国内で完結させることで、品質と安全性を徹底管理し、JIS規格の認証を取得。これに加え、購入者には5年間の長期保証と国内自転車専門店でのメンテナンス対応を提供することで、安心して製品を利用できる体制が整えられていると謳っている。 ONE’S WORD株式会社は、製品そのものが持続可能なライフスタイルの一端を担うよう設計されている点を強調している。自転車の購入者には特別保証が付与されるだけでなく、NFT(非代替性トークン)を活用した体験型サービスも提供される予定で、単なる移動手段としてだけでなく、新しいライフスタイルの一部として位置付けられている。 日本の技術と環境配慮が生んだ次世代モビリティ!移動革命が新しい価値を届けます。 - CAMPFIRE (キャンプファイヤー) RIDEARTH

国内初の常設型eモビリティ体験施設「eモビリティパーク東京多摩」、東京都武蔵村山市にオープン

株式会社キズキは11月29日、国内初の常設型電動モビリティ体験施設「eモビリティパーク東京多摩」をイオンモールむさし村山の「つむぐひろば」内に開設した。同施設は、電動二輪車や小型モビリティを一般ユーザーが気軽に試乗できる場を提供し、東京都が推進するゼロエミッション社会の実現に寄与する取り組みの一環である。 東京都は2035年までに都内で販売される二輪車の100%非ガソリン化を目指しており、電動モビリティの普及はその重要な柱となっている。「eモビリティパーク東京多摩」はこの政策に応える形で設立され、電動モビリティを実際に体験できる日本初の常設型施設として注目されている。 施設では、16歳以上の若年層から高齢者まで幅広い層が利用可能で、最新モデルを含む20種類以上のeモビリティが試乗できる。免許不要の特定小型原動機付自転車から、通勤や配送に適した原動機付自転車、趣味用途の普通自動二輪まで多彩な車種がそろう。 加えて、同施設では利用者が安全に電動モビリティを活用できるよう、交通ルールやマナーに関する講習も実施。体験走行エリアには、実際の道路環境を再現するために坂道や排水溝の金属格子(グレーチング)などの障害物が設置されており、街中に近い条件での試乗が可能となっている。これにより、楽しさと利便性に加え、安全意識の向上を図ることができる設計だ。 国内初となるこの施設は、利用者が電動モビリティの特性を理解し、実生活での活用方法を具体的にイメージするきっかけとなることを目指している。試乗体験はもちろん、免許が不要な車種もラインアップされているため、これまでモビリティに触れる機会がなかった人々にも新たな移動手段を提案する。 「eモビリティパーク東京多摩」は、水曜日から日曜日までの週5日間営業しており、体験料は税込み220円と手頃な価格設定となっている。 eモビリティパーク東京多摩