デイリーアーカイブ Oct 24, 2024

スペシャライズド 50周年記念のプレミアムEバイク「Vado SL 2 Carbon」を発表

スペシャライズドは、都心での通勤やフィットネス、環境に配慮した移動手段として、プレミアムEバイク「Vado SL 2 Carbon」を発表した。2024年10月9日に公開されたこの新モデルは、独自開発の超軽量モーターとバッテリーを搭載し、持続可能性とパワー、そして快適な操作性を兼ね備えた一台として、世界限定250台の「Turbo Vado SL 2 Carbon LTD - Forward 50 Collection」が日本で発売される。 Vado SL 2 Carbonは、わずか14.9kg(Mサイズ)の軽量な車体に静音性に優れた「Specialized SL 1.2モーター」を装備し、最大320Wのパワーで最大トルク50Nm、最高時速24kmまでのアシストを提供する。参考として、初代Turbo Vado SLに搭載されていたSpecialized SL1.1モーターは最大出力240W、最大トルク35Nmで、Specialized SL 1.2モーターは旧型よりも出力、トルク共に上昇している。 バッテリーは初代Turbo Vado SLシリーズの320Whバッテリーよりも大容量の520Whのバッテリーにより、約5時間の連続走行が可能で、都心での1週間分の通勤(片道20分)もカバーする持久力を誇る。 フロントサスペンションは最新のサスペンション技術「Future Shock 3.2」が20mmのトラベルを備え、どのような路面でも快適にハンドルを安定させ、スムーズな走行が楽しめる。さらに車体は初代Turbo Vado SLよりも太い47mm幅のタイヤに対応し、舗装路やグラベル路での走行性と安定感が向上した。 セキュリティ面では、Appleとの提携によりiPhoneアプリ「探す」と連携することで、盗難時には追跡が可能で、バイクの所在を容易に確認できる。バイクのハンドルバーに組み込まれたコンピュータとiPhoneを同期させるだけで、AirTagを追加する必要がない利便性も特徴だ。 また、専用アプリ「Specialized」も活用し、バイクのメンテナンスを統合的に管理できる「サービスインターバル」機能も新たに導入された。この機能により、バイクの定期点検時期が近づくと通知が表示されるため、愛車を長期間にわたって良好な状態で使用できる。 デザイン面では、スペシャライズドが50年にわたる革新の歴史を記念した「Forward 50 Collection」仕様が施され、美しいペイントとともに登場。価格は99万円(税込)で、限定車は仙台、東京、名古屋、大阪、福岡の主要店舗で展示される。 Made for riders, by riders. | Specialized.com

Amazon、新型リヤカー付き電動アシスト自転車を日本市場に投入 過密地域での配送効率化と温室効果ガス削減を目指す

Amazonは、過密地域での配送負担を軽減し、温室効果ガスの排出削減に貢献する新型リヤカー付き電動アシスト自転車を、日本市場に投入すると発表した。 米国テネシー州ナッシュビルで開催された「Delivering The Future」イベントで発表されたこの新モデルは、日本市場向けに独自開発されたもので、安全性と効率性を向上させ、狭い路地など自動車でのアクセスが難しい地域での配達業務をサポートする狙いがある。 昨年より運用を開始したリヤカー付き電動アシスト自転車は、運転免許証を保有していなくても使用可能なうえ、車両通行が難しい地域でも配送の効率化を実現。さらに自動車配送に比べ温室効果ガスの排出が少なく、持続可能な配送方法として注目されている。今回の新モデルは、Amazonのデリバリーサービスパートナー(DSP)からのフィードバックをもとに、利便性や安全性を大幅に改良した。 新型モデルにはより強力なモーターが搭載され、DSPが少ない力でスムーズに加速でき、坂道での走行もより楽に行えるよう設計されている。また、バッテリー性能も向上し、1回の充電での走行距離が従来モデルに比べ約30%向上した。これにより、長時間の連続運用も可能になり、再充電の頻度を抑えられる。安全面でも耐荷重性が強化され、悪天候時でも安定したブレーキ性能を提供するための改良が施されている。 アマゾンジャパンのアマゾンロジスティクス代表、アヴァニシュ・ナライン・シング氏は、「DSPの声を反映して設計された新モデルにより、配達の安全性や利便性が向上し、より多くの人が配達業務に携われるようになりました。また、電動アシスト自転車による配送は、ラストワンマイル配送の脱炭素化にも貢献し、サステナブルな配送ネットワークを支える未来の取り組みです」と述べた。 現在、Amazonのリヤカー付き電動アシスト自転車は、33の都道府県で数百台が稼働しており、その導入数は月々増加している。今回の新型自転車の投入は、Amazonが日本でラストワンマイル配送とドライバーの働き方改革に向けた施策を拡大するため、250億円の追加投資を行う計画の一環である。この取り組みにより、Amazonは配送エリアのさらなる拡大と、地域社会における環境負荷の軽減を進めている。

「Kuiperbelt S1」スウェーデンデザインのファットEバイクが日本に本格上陸

スウェーデンデザインのファットEバイク「Kuiperbelt S1」が、日本に上陸するようだ。 「Kuiperbelt S1」は、スウェーデンデザインのファットタイヤEバイク。36kr Japanによるとエンジェルラウンドで険峰長青(K2VC)から日本円で約12億円を調達しており、注目のファットタイヤEバイクブランドとして知られている。 Kuiperbelt S1の特徴はデザインだろう。従来のファットバイク系Eバイクと言えば、オートバイを模したデザインが特徴だが、Kuiperbelt S1は一筆書きデザインのフレームが特徴的と言える。車体のデザイン自体もファットバイク系Eバイク=オートバイというイメージがある中で、他ではあまり見られないスタイリングを採用することで、独自性を保っている。 輸入代理店は株式会社弘進。(旧社名:潤天株式会社)。福岡のFUTURE BIKE STOREでも販売されているが、弘進によると本格輸入を行うためFUTURE BIKE STOREからオファーを受けて正式に輸入を行うようだ。 ただ、このままの状態では、サドルサイズが大きすぎて型式認定を取得することができないため、発売される仕様はサドルサイズを小さくし、ハンドル幅を狭くして型式認定を取得を行う予定とのこと。海外のサイトによればロングシートのオプションが存在するため、ブロンクスバギーやロカフレーム マカミ・フーマのように日本でもロングシートのオプションは欲しい。 株式会社弘進(junten.com)