デイリーアーカイブ Nov 18, 2024
Bafang 中国にE-Bike専用テストコースを開発 ドライブユニットの故障と品質の判定に使用
Bafangは2022年5月18日、E-Bike用テストコースの開通式が蘇州水巴县生態公園で行われ、2022年5月18日に正式に運用が開始された。
Bafangは、2003年から電気自動車用のコンポーネントとシステムを開発し、eモビリティコンポーネントと、eドライブシステムの主要メーカーの1つ。同社は上海証券取引所に上場し、個人向けE-Bike、Eスクーター、公共自転車共有システムなど、多様なグローバルe-モビリティ・トレンドに焦点を当てている。Bafangは、本社、開発および生産センターは、中国・上海の近郊にある蘇州にあり。オランダ、米国、ドイツ、デンマーク、フランス、イタリア、台湾/中国などに販売・サービスセンターを置いている。また、ポーランドに新しくオープンした工場では、ヨーロッパ市場向けのミッドモーターシステムの生産に注力している。
このテストトラックは、百邦電機(蘇州)有限公司が第1期に100万元以上を投資して建設したもの。この社内テストコースは、Bafangの統合ドライブユニットの故障モードと品質リスクの判定に使用される予定とのこと。「これは、製品の性能パラメータと信頼性を実際の条件下で厳密にチェックするための貴重な方法であり、将来のお客様にとってより安全で快適な乗り心地を実現するためのものです」と、リリースで述べている。
Bafangの持続可能な設計による全長8キロのテストコースは、中央に位置する湖畔の1万ヘクタールの工業地帯にある。テストコースは、セメント、アスファルト、砂利、石などさまざまな路面があり、地形的な要素から日常のサイクリングシーンを反映したもので、10度や15度の傾斜や濡れた路面での走行など、実際のライディングコンディションを試すことができる。 Bafangは、トラックの建設に加えて、さまざまな体型やライディングスタイルをカバーする専門のサイクリングテストチームを設立し、さまざまなライディング習慣に関連する製品性能のあらゆる面をテストすると述べている。
関連リンク
Bafang https://bafang-e.com/
一般社団法人リュウ 電動アシスト付き自転車タクシー「トゥクタク」プロジェクト開始
一般社団法人リュウは、高齢化社会が抱える問題解決と地域社会の活性化のため、電動アシスト付き自転車を使用したトゥクトゥクタクシー(以下「トゥクタク」)を製作、運用する資金を募るため、2022年5月30日からREADYFORにてクラウドファンディングを開始した。
大阪府阪南市は少子高齢化が進み、若者の流出や移動難民などの問題が深刻化している。リュウは、「若者が減っていくのであれば、元気な高齢者が高齢者を支える仕組みを作り、社会全体の活性化を目指そう」という発想のもと、電動アシスト付き自転車を使ったタクシー「トゥクタク」を運用し、比較的元気な高齢者を運転手として雇用することで移動難民の解消、賃金を得ることによる社会参加の獲得、虚弱の予防という3つの問題を解決を考えている。
現在、1台のサンプルカーで走行テストなどを行っており、実際に運用する車両の製作資金を募るためのクラウドファンディングを開始した。
リュウは「トゥクタクはタクシーとしての運用だけではなく、キッチンカーなどさまざまな用途に対応できる可能性があります。クラウドファンディングを通して全国にPRしあらゆる事業に活用してもらいたいと考えています」と、リリースで述べている。
プロジェクト期間は2022年5月30日(月)から7月28日(木)まで。
関連リンク
トゥクタク クラウドファンディングページ https://readyfor.jp/projects/tuk-taxi
MTBで有名な南アルプス⼭守⼈ 令和4年度「自転車活用推進功績者表彰(国土交通大臣表彰)」受賞
南アルプス⼭守⼈は、5月27日、第5回「自転車活用推進功績者表彰」を受賞した。
⼀般社団法⼈ 南アルプス⼭守⼈は、MTBトレイルやパークのデザイン・設計・施⼯、MTB関連コンサルティング、会員組織「南アルプスマウンテンバイク愛好会」運営等を行う社団法人。
自転車活用推進功績者表彰は、「自転車活用推進法」に基づき、自転車活用推進本部(本部長:国土交通大臣)が自転車の活用の推進に関し、顕著な功績があると認められる個人又は団体を表彰するもの。平成30年度より毎年実施され、今回が5回目。山梨県では、山守人が初受賞となる。
南アルプス⼭守⼈は、MTBが健全に普及していくには、公に認められた走行環境が必要と考え、地域の祭りや清掃活動、高齢者コミュニティ支援、小学生の自転車教室、防犯パトロール、移住促進、山道整備など様々な地域貢献活動を長年続けることで、地域社会より賛同頂き、さらに山道利用の許認可を頂き、日本最大標高差1000メートル以上、総延長15キロ以上の巨大なフィールドをボランティアで築き上げ、初心者から上級者までのすべての層を受け入れることのできる走行環境を実現。特に、2021年に完成させた「南アルプス立沼MTBパーク」は無料一般開放し、子供、家族、仲間でMTBと自然環境を楽しむ機会の創出に貢献している。
他にも、MTBの利用に関する制度化の実現に向けた活動で、県内外の企業との連携、及び、登山道整備や移住定住促進、防犯等の業務で行政と協力し、地域と一体となったフィールド作りの事例を積み重ねてきた。2022年には「山梨MTB推進協議会」設置が予定されており、山梨県が「MTBの聖地化」を目指し本格的に動き始めている。
南アルプス⼭守⼈はリリースで「私たちはMTBを使って地域貢献活動をしています。そのためにも私たちが1番実現したいことは「MTBの制度化」です。制度化により、さらにトレイル網を拡大しMTBが健全に普及していくことで、自然環境保護や人びとのふれあいがさらに実現し、地方創生という、地域と共存する新たな巨大なフィールドを作り上げていきます」と語っている。
関連リンク
南アルプス山守人 https://www.minamialpsmtb.com/