デイリーアーカイブ Apr 19, 2025

「Heritage ALTITUDE」 Valeo製ギアボックスモーターを採用したフランス製スーパーE-MTB

フランスのE-Bikeブランド「Heritage」は、Valeo製ギアボックスモーターを採用した高級E-MTB「ALTITUDE」を発表した。 Heritageは、アヌシー湖とアルプスの麓、フランスで設計・製造・組み立てを行う高級E-Bikeブランド。主に、シマノ製モーターを搭載したオートバイスタイルのE-Bikeを展開しているが、ALTITUDEは同社初のフルサスE-MTBとなる。 フランス製カーボンフレームと超耐久性高級部品を搭載したのを売りにしているHeritage Altitude。カーボン製フレームを採用しつつ、Heritageのカラーアイコンであるグリーンを採用しつつエンジンガードやタンクのトップチューブなど、ヘアライン加工を採用した金属を使うことエモーショナルなデザインを実現。 モーターは、Valeoのスマートe-Bikeシステムを搭載、定格出力250W、最大130Nmのトルクを実現し、最大450パーセントのアシストを発生する、強力なモーターとして知られている。モーターには、2002年からフランスのギアボックス専門メーカーであるEffigearと緊密に協力して開発した7速オートマチックギアボックスが搭載されている。バッテリー容量は630Wh。 さらに、オンボードテクノロジーにより、GPS同期化された市場で最も優れた盗難防止システムの1つを利用することが可能。盗難時には電動アシストが自動的に停止し、ペダルを踏むことなく内蔵の変速機が自動的にニュートラルになる。 サスペンションは前後ともにBOSSブランドを採用。ブレーキはMAGURA 4ピストンタイプの油圧ディスクブレーキ。ホイールはMAVIX DEEMAX。重量は25.3キロ。 E-MTBといえばスポーツやレーシングイメージが強いモデルが多いが、Heritage ALTITUDEのように本格的なE-MTBでありながら高級感やレトロ感をもたせているのは珍しく、スーパーE-Bikeの一種と言えるだろう。Heritage ALTITUDEの価格は9900ユーロ(日本円で約137万7000円)。日本での発売は不明。詳細スペックは以下の通り。 https://youtu.be/5QRUYrq6b9g フレーム:カーボン製前三角形 アルミニウム製後三角形 フォーク:BOSサスペンション Idylle 39 SC - 150 mmトラベル ショック:BOSサスペンション Stoy 3 - 150 mmトラベル エンジン:Valeo Smart Ebike System - トルク130Nm ギアボックス:7速オートマチックまたはシーケンシャル バッテリー:Valeo Smart Ebike System、630 Wh - 取り外し可能 航続距離:1回の充電で100km、使用状況により調整。 盗難防止システム:Valeo社製盗難防止システムをエンジンに内蔵 メーター:Valeo Smart Ebike System、ブルートゥース、USBポート ハンドルバー:エルゴテックRISER BAR ハンドル: Con-Tec レバー:Valeo Smart Ebike System ヴァレオ・スマート・エクイック・システム サドル:フィジーク テラエイドンX3ブラック テレスコピックシートポスト:マニトー・ジャック 160mmトラベル ブレーキ:フロント、リア/マグラMT7 Pro-4ピストン/203mmディスク ホイール:マヴィックEディーマックス タイヤ:シュワルベ - Eddy Current 27.5 x 2.8 フレームカラー:グリーンパールAHB、ブラック 重量:25.3kg 関連リンク Heritage ALTITUDE https://ateliers-heritagebike.com/heritagebike/43-53-heritage-altitude.html

Tern ミニベロE-Bike「NBD」が登場 乗りやすさを重視した誰にでも気軽乗れるE-Bike

Mobility Holdingsが運営する自転車ブランド「Tern」は、海外市場で新型E-Bike「NBD」を発表した。 https://youtu.be/Kq-cBS4eFwY NBDは、乗りやすくて快適で心地よい走行感を売りにしたE-Bike。ベテランライダーから、初めてのE-Bikeに乗る人、ちょっとした買い物から子供とのサイクリングまで、様々なライドに対応する。 NBDの車体はアルミフレームを採用。低重心と超低ステップオーバーを採用することで、簡単に乗り降りができる設計となっている。コックピットは調整可能となっており、工具を使わずに数秒でサイズを変更することができる。適応身長は147センチから190センチと、幅広いライダーが快適に乗れるように設計されており、家族全員でシェアすることが可能だ。 また、人間工学に基づいた幅広のハンドルバー、アップライトなライディングポジション、マルチアジャスタブルステムなどを採用し、快適なデザインを実現。ワイドなバルーンタイヤとサスペンションシートポストを組み合わせることで、路面の振動は伝えにくくする。 ハンドルステムは折りたたみが可能で、シートポストを下げることでステーションワゴンやSUVなど、様々な車に乗せることができる。リアキャリアは最大27kgの荷重が承認されたガイアラックを採用しており、ほとんどのチャイルドシートと互換性がある。また、スタンドも両立スタンドを装備しているため、安定性も高い。街乗りを重視しているがサイクリングやポタリングも楽しめるマルチなE-Bikeだ。 グレードは「NBD S5i」と「NBD P8i」の2種類を用意。NBD S5iは、Bosch Performance Lineモーターと、Bosch PowerPack500(500Wh)バッテリー、シマノ・NEXUS インター5内装5段変速の組み合わせ。NBD P8iは、Bosch Active Line Plusモーターと、Bosch PowerPack400(400Wh)バッテリー、シマノ・NEXUS インター8内装8段変速の組み合わせ。価格は3990ユーロ(日本円で約55万円)から。日本での販売は不明。 関連リンク Tern NBD https://www.ternbicycles.com/lu/bikes/471/nbd

コーダブルーム カラフルな世界の実現を目指すクロスバイク「RAILsakura(レイルサクラ)」 発売

総合自転車メーカーのホダカは7月8日、同社のスポーツ自転車ブランド「KhodaaBloom (コーダーブルーム)」から、自転車の経験値、体格、年齢、性別によらず誰もが楽しめるスポーツバイクを提供したいとの考えで生まれたクロスバイク「RAILsakura(レイルサクラ)」を発売した。 今回発売したRAILsakuraは、クロスバイク「RAIL」の特徴である高い安定性による乗りやすさと、直感的にシンプルな操作ができるフロントシングル&リヤ10段変速を搭載し、初めてスポーツ自転車に乗る人が馴染みやすい構成を採用。 サドルはサドルメーカー「VELO」とコラボレーションしたサドルを搭載。VELOは女性従業員比率90パーセントかつダイバーシティに先進的に取り組んでおり、ホダカとの協同が実現。サドル自体もデリケートゾーンの圧迫を逃がす中央の溝や、ワイド形状でお尻が痛くなりにくいサドルとなっている。 そして、RAIL sakuraの誕生にあたり、KhodaaBloomを運営するホダカは、LGBTQ+などの性的マイノリティに関する情報発信を行うホスピタリティ施設を設置し、多様性に関する様々なイベントやコンテンツの提供することを目指す任意団体「プライドハウス東京」とパートナーシップを結んだ。RAIL sakuraを1台販売するにつき1,000円の協賛費用を提供し、プライドハウス東京の活動を協賛・支援する取り組みを締結した。カラーはホワイト(グラデーションロゴ)。希望小売価格は8万6900円(税込)。 関連リンク Khodaabloom Rail Sakura https://khodaa-bloom.com/bikes/rail/railsakura/