デイリーアーカイブ May 13, 2025
シトロエン 3列シート7人乗りのロングボディバージョン「ベルランゴ・ロング」を発売開始
ステランティスジャパン株式会社は1月18日、シトロエンのベストセラーMPV「ベルランゴ」の3列シート7人乗りロングボディ版「ベルリンゴ・ロング」を発売すると発表しました。
ベルランゴは、2020年10月に日本市場に導入されて以来、シトロエンの国内販売の約半分を占めるトップセールスモデルです。個性的なデザイン、優れたユーティリティ、快適性により、ファミリー、趣味人、プロフェッショナルなど、幅広い層のお客様に支持されています。
全長4.7mを超えるベルランゴ・ロングは、前後スライド可能な3列目シートと十分なヘッドクリアランスにより、大人の乗員がゆったりとくつろげる空間を確保していると謳っています。さらに、3列目シートを外して2列目シートを畳めば、最大2,693リットルの大容量ラゲッジスペースが出現し、汎用性の高い7人乗りピープルムーバーとして利用できます。
ボディサイズは、全長4,770mm、全幅1,850mm、全高1,870mm、ホイールベース2,975mmで、トヨタ・ノアや日産・セレナなど、日本国内で主流のミニバンよりも大柄な車体となっています。エクステリアデザインは、BERLINGOの個性的な表情をそのままに、ヨーロピアンテイストの落ち着いたスタイルに仕上げており、上開きのリアゲートは、雨天時に荷物が濡れたり、風に飛ばされたりするのを防ぐのに役立ちます。
パワートレインは、現行のショートボディモデルと同じ1.5Lクリーンディーゼルエンジンと電子制御8速オートマチックトランスミッションを組み合わせています。
ベルランゴ・ロングのグレード構成は、「SHINE」と「SHINE XTR PACK」の2種類を用意しました。基本的な装備はショートボディの「SHINE」「SHINE XTR PACK」と同様ですが、上級グレードの「SHINE XTR PACK」には、17インチホイール&タイヤ、アンダーガード風装飾のフロント&リアバンパー、オレンジマット・カラーパック、フロントドアバッジ、専用シートパターン、専用ダッシュボード&ドアトリムを装備しています。ベルランゴ・ロングの両グレードには、縦列駐車・並列駐車の入出庫時に自動操舵を行う「パークアシスト」を追加装備しています。希望小売価格は4,433,000円からです。
関連リンク
CITROËN BERLINGO & BERLINGO LONG | シトロエン公式サイト (citroen.jp)
VOTANI Q5 ステップスルー仕様で乗りやすいお洒落な電動アシスト自転車
2023年1月20日、東京都調布市にある味の素スタジアムで行われた「ワイズロード社員試乗会」。ロードバイクやクロスバイク、Eバイクなどワイズロードで取り扱うブランドを集めて、商品知識を深めるための社内イベントとなる。
BESVブースでは、発売予定車種である「VOTANI Q5」に試乗することができた。VOTANI Q5はQシリーズの新モデル。Qシリーズで先行登場しているQ3は、20インチの街乗り用の電動アシスト自転車。発売予定のQ5は、Q3の車輪を大きくしたモデルと言っても良い。
デザインはQ3のデザインをベースにしており、Q3と同じくフロントラック装着用の台座などを装備している。
バッテリー容量は360WhクラスとVOTANI Q3(252Wh)より大容量化を実施。VOTANI Q3のバッテリーよりも大きくなるため互換性は無い。バッテリーの外装の一部部分にプラスチックを採用することで軽量化を実現したようだ。
ディスプレイはVOTANI Q3と同じものを使用している。モーターはフロントインホイールモーターを採用しており、発進時の少しもっさりしたアシストなどは先行販売しているVOTANI H3・Q3と似たアシスト感だ。変速機は内装5段変速を採用。VOTANI Q3に装備されている内装3段変速よりも、細かく変速することで、VOTANI Q3よりも幾分軽快に走ることができる。
車体デザインはママチャリだが、身長180cmの人でも乗ることができる車体設計となっている。VOTANI Q5は、日本ブランドのママチャリタイプの電動アシスト自転車よりもお洒落なモデルが欲しい人に向いている。予想価格は23万円台か、それ以下だろう。
関連リンク
Votani(ヴォターニ)|コンパクトでカジュアルなe-Bike|電動アシスト自転車
ヤマハ YPJ-MT Pro 2023年モデル E-MTB界の絶対王者が死守するために進化
2023年1月20日、東京都調布市にある味の素スタジアムで行われた「ワイズロード社員試乗会」。ヤマハ YPJブースでは、現在販売されているEバイクを展示、試乗を行っていた。
その中でも注目したいのがフラグシップモデルのYPJ-MT Proだ。YPJ-MT ProはフルサスペンションタイプのE-MTBで70万円以上と高価格だが、ヤマハ発動機の担当者曰く「入荷したら、在庫の奪い合いになるほどの売れ行き」とのことだ。
日本E-MTB界の絶対王者に君臨しているYPJ-MT Proは、シクロライダーでも初代モデルを評価した時、「YPJ-MT Proを乗らずしてE-MTBは語れない」とインプレ記事を書いている。また、様々なEバイク企業にYPJ-MT Proの購入を薦めており、YPJ-MT Proを超える物を作れとハッパをかけている。
2023年モデルのYPJ-MT Proは、日本E-MTB界の絶対王者を死守するために進化。部品のグレードアップや、海外で先行登場していたフラグシップモーター「PW-X3」を搭載したこと。詳細なインプレを行う予定なので、詳しい内容は紹介しないが、音質は間違いなく変化している。ギアの音鳴りはヒューン系となり、登場時は日本国内で一番静かだったPW-X2よりも静音化されていると感じ、無音では無いが無音クラスに近づいているのでは?と思った。パワー・トルクに関しても旧型以上はあると感じる。
PW-X3の恐ろしい所は、モーターを小さくしても、音、パワー、トルクの全てを犠牲にせず向上させたということ。電動アシスト自転車のリーディングカンパニーの力を見せつけられたと言ってもいいだろう。
関連記事(インプレッション)
ヤマハ・YPJ-MT Pro PW-X3搭載モデル 日本E-MTB界の絶対王者はどのように進化したか? - シクロライダー (cyclorider.com)
関連リンク
YPJ-MT Pro - スポーツ電動自転車 | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)