デイリーアーカイブ Mar 9, 2025
国内最大級のオーダーメイド自転車展示会「2023ハンドメイドバイシクル展」トークショーの詳細を決定
一般財団法人日本自転車普及協会 自転車文化センターは1月17日、2023年1月21日、22日に東京都千代田区北の丸公園の科学技術館で開催される「ハンドメイドバイシクル展」のトークショーの内容を発表しました。
ハンドメイド自転車は、サイクリストの体格や脚力、使用目的に合わせてビルダーがオーダーメイドで製作する自転車。作り手の個性やデザイン、創造性、技術力が反映されたこれらの自転車は、スポーツ用だけでなく、高齢者や障害者用、よりスタイリッシュな自転車を求める人など、様々なラインナップがあり、現在では、その技術を教える学校もあり、多くの若いビルダーが誕生しています。
2023ハンドメイドバイシクル展では、高い技術力と自転車への深い造詣を持つ国内のビルダーが製作した自転車やパーツが多数展示される予定です。今回のトークショーは、ハンドメイドバイシクルのポータルサイト「ジャパンハンドメイドバイシクルズ」とのコラボレーションを企画し、ビルダーや業界関係者がハンドメイドバイシクルに関するさまざまなテーマでトークショーを行います。
トークショーは、各回開始1時間前にトークショー会場で配布されるチケットを入手することで、会場にて無料で視聴することができます。また、当日会場に来られない方のために、有料のライブ配信やもう一度見たいという方向けに見逃し配信を実施します。
■1月21日(土) 13:30~14:30
■テーマ:「スチール以外の素材によるハンドメイドバイシクル」
■ゲスト:ウラジミールス バラホブスキス 氏(エクイリブリウムサイクルワークス)
ファシリテーター:吉本司
ウラジミールス バラホブスキス 氏
北欧ラトビア出身 1978年生まれ。英国ロンドンでピストバイクに出会い、NJSフレームに興味を持ったことが自転車作りのきっかけ。来日後、近隣にあった大瀧製作所の大瀧氏にフレーム制作を教えてもらい、アドバイスを受けながら自宅のガレージで工房を開いた。現在は大田区矢口に工房を移転し、チタンバイクを中心に製作を行っている。日本だけでなく、海外からのオーダーも多く受けている。美しさと機能性を追求し、進化し続けられる工房であることをモットーにしている。
■1月21日(土) 15:30~16:30
■テーマ:「新時代のハンドメイドバイシクル」
■ゲスト:服部晋也 氏(Shin・服部製作所)
ファシリテーター:吉本司氏
服部 晋也氏
1985年生まれ。名古屋郊外の愛知県丹羽郡大口町に工房を構える。同じ名古屋圏のDobatt’sの齋場氏の影響を受け、米国へビルダー修行に出る。UBIで制作技術を学び、NAHBSにも足を運んだ。元競輪選手で、現在米国でビルダーをしている案浦氏と同氏自宅で一緒に研鑽し帰国。遊び道具としての自転車を追求する。Dobatt’sの出口氏とは同じ大学のサイクリング部で先輩後輩の関係。
■1月22日(日) 11:00~12:00
■テーマ:「自転車のこと」
■ゲスト:千葉洋三氏(アマンダスポーツ&ミニラボ アマンダ)
ファシリテーター:小島裕樹 氏
千葉 洋三 氏
1940年生まれ。石渡製作所でスチールチューブの開発に携わりつつ、60年代中頃からフレームを製造。カーボン素材にいち早く注目し、東レや三菱レーヨンなど素材メーカーとのチューブの開発にも参加するなど、ビルダーでありながら技術者・研究者としての手腕にも優れる。国内外の名選手への機材の供給を行いながらも、遊び道具としての自転車を常に見続けている。
■1月22日(日) 14:00~15:00
■テーマ:「ハンドメイドバイシクル工房の事業承継」
■ゲスト:齋場孝由 氏・出口旭 氏(ドバッツ・ライノ・ハウス)
ファシリテーター:吉本司 氏
齋場孝由 氏 1958年生まれ。出口旭 氏 1984年生まれ。名古屋市郊外の尾張旭市にショップ兼工房を構える。Dobbat’s Rhino House(ドバッツ・ライノ・ハウス)の代表とスタッフであり、二人ともがフレームビルダー。2023年で65歳となる齋場が「長年の良きパートナー」と呼ぶ出口旭(でぐちあきら)は、齋場の後継者として指名されている。
【ファシリテーターご紹介】
吉本司 氏
ジャーナリスト/元サイクルスポーツ編集長
小島裕樹 氏
サイクリングラボ主宰/ジャパンハンドメイドバイシクルズ コーディネーター
※各トークショーにおいては開始1時間前にトークショー会場前にて整理券を配布致します。
※当イベントは新型コロナウイルス感染症対策(マスク着用・手指消毒・検温等)を実施の上、開催いたします。
※会場には入場制限を設けております。定員に達した場合は入場規制をかけさせていただく場合があります。
※新型コロナウイルス感染症の影響により企画内容が変更となる場合がございます。
出展ブランド全38社
atelier KINOPIO、Abukuma、アマンダスポーツ、WELD ONE、EQUILIBRIUM、ENMA Bicycle Works、EmmeakkA、GRANDBOIS、CHERUBIM、GOKISO、COLUMBUS、サイクルストアーオカダ、Sanomagicマホガニーバイク、SHIZTECH、シルク サイクル、Shin、SOYOTYRE、TATSUMI SHOKAI、TOEI、東京サイクルデザイン専門学校、
東京サンエス、Dobbat’s、NITTO、BIKE&HIKE、Bakansucycles、PATTO BIKE、Panasonic、BIXXIS、
BYOB Factory Tokyo、5LINKS、フジチカ、HELAVNA、HONJO、MAKINO、MONTSON、ラクラックーン、RAVANELLO、LEVEL(五十音順)
一般財団法人日本自転車普及協会 自転車文化センター/東京都品川区上大崎3-3-1 自転車総合ビル1F
TEL.03-4334-7953 E-Mail:bccask@jifu.jp
10:00~16:00 (休館日:月曜日 但し祝日の場合翌平日、年末年始)
自転車文化センターホームページ:https://cycle-info.bpaj.or.jp/
関連リンク
自転車文化センター (bpaj.or.jp)
折りたたみEバイク「ESR VENTI」 2023年発売予定か
折りたたみ自転車「PURSUER」などで有名な日本の自転車ブランド「ESR」。2022年春には、サイクルモード東京で折りたたみEバイク「VENTI」を公開しており、2023年にEバイク市場に参入する予定です。
VENTIの車体は水平基調のデザインを採用しているところ。このようなデザインは、折りたたみEバイクでは、ダホン「Fu-COM」、ダホンインターナショナル「K-ONE」で見かけますが、VENTIはパワー・トルクが強いミッドドライブを採用しているのが大きく違います。
標準装備品も豊富で、リアキャリア、センタースタンド、サイドスタンド、ヘッドライトを標準装備しています。フロントキャリアはオプションです。
今回、ESR VENTIに試乗する機会ができたため、追ってESR VENTIの詳しい内容を紹介します。
関連記事
ESR VENTI ESR初の折りたたみEバイクの実力を先行チェック - シクロライダー (cyclorider.com)
関連リンク
折り畳み自転車 | ESRバイシクル | 日本メーカー (esr-bicycle.jp)
バイク王ダイレクト、上野・昭和通りに電動モビリティ専門ショップをオープン
株式会社バイク王&カンパニーの小会社である株式会社バイク王ダイレクトは1月6日、電動モビリティのセレクトショップ「e-bike UENO」をオープンしたと発表しました。
株式会社バイク王&カンパニーは車輌本体購入時に、ヘルメットやバイクウェア、スマホホルダーなどの周辺アイテムを同時に購入される顧客が多い傾向にあるのに加えて、コロナ禍による通信販売の需要が増加していることから、車輌とその用品・部品を取り扱うECサイト「バイク王ダイレクト」を2021年7月に開設。また、2022年3月には電動モビリティ専門ECサイトの「e-bike」をオープンしました。
コロナ対策の行動制限緩和に伴い、試乗を希望するという顧客の声が増えた事を背景に、リアル店舗で実際に電動モビリティを見るだけでなく、試乗など体感できる場として「e-bike UENO」をオープン。
ラインナップは、電動アシスト自転車10車種約25台や、キックボードなどの電動モビリティの展示、試乗、販売を行います。
■ e-bike UENO 概要
所在地 東京都台東区東上野4丁目26-8
営業時間 11:00~19:00
定休日 木曜日
お問い合わせ 03-6803-8825(バイク王ダイレクト)
オープン日 2023年1月6日(金)
関連リンク
『e-bike UENO 』が東京・上野にOPEN‼ 【バイク王ダイレクト】 – E-BIKE (バイク王ダイレクト) (e-819.jp)