デイリーアーカイブ Mar 10, 2025
ダホン Fu-COM お買い得価格を実現したダホンブランドの折りたたみEバイク
2023年1月20日、東京都調布市にある味の素スタジアムで行われた「ワイズロード社員試乗会」。ロードバイクやクロスバイク、Eバイクなどワイズロードで取り扱うブランドを集めて、商品知識を深めるための社内イベントで、様々なブランドが出展していた。今回、ピックアップするのはダホン Fu-COMだ。
Fu-COMはアキボウ取り扱いのダホンブランドの折りたたみEバイク。ホライズディスクの雰囲気を持つ車体は、バーファン製リアインホイールモーターとシートポストバッテリーを組み合わせることでスマートなデザインを実現した。
類似モデルで有名なのが、武田産業が取り扱っているダホンインターナショナルのK-ONEだろう。Fu-ComとK-ONEは、スイッチやモーターなど殆どの部品が同じのを採用しているが、アシストのチューニングは、Fu-ComとK-ONEは別々で実施しているとのこと。どちらも平地を乗った限りでは甲乙つけがたいと感じるほど、性能は拮抗していると感じた。
Fu-Comに装着されているシートポストバッテリーは、シートポストと車体に装着されているコントローラーをケーブルで繋ぐ方法を採用。この方式で気になるのはバッテリーの盗難だが、Fu-Comに関しては、オプションでシートポストを取り外すシートクランプに鍵付き仕様を用意する予定があるようだ。
デザインで似ているモデルとして有名なのが、ESR VENTIだろう。2023年に発売予定のESR VENTIは、DAHON Fu-Comのような水平基調のデザインを採用しているが、全く違うEバイクだ。
ESR VENTIはバーファンM200ミッドドライブを搭載しており、踏んだ時の直結感があるアシストや、最大トルク65Nmとインホイールモーターよりもパワフルなモーターを搭載。モーター単体だけを見ると、ダホンFu-Comやダホンインターナショナル K ONEよりもパワフルだ。但し、ESR VENTIは、リアキャリア、泥除け、サイドスタンド、センタースタンドを標準装備しているため車体重量は22キロと重い。時速23キロ以上で軽快に走るのならFu-Comが有利だろう。
ESR VENTIの予想価格は30万円以下とFu-Comよりも高価だが、これは直接のライバルはターン ヴェクトロンシリーズなのもある。車体デザインは似ているがFu-ComやK-ONEの直接のライバルとは言えないだろう。
DAHON Fu-Comの予想価格は20万円台前半。価格や取り扱い店の多さ、価格を考えると必要十分の性能などを考えると、他社の10万円台後半、20万円台前半の折りたたみEバイクの強力なライバルになるだろう。
関連リンク
DAHON OFFICIAL SITE - ダホン 公式サイト
神戸三宮で自動走行モビリティ「iino type-S712」の導入へむけた実証実験を実施
関西電力株式会社の100%子会社であるGEKIDAN INO合同会社は、2023年1月27日から29日にかけて、神戸市の三宮中央通り地下道(サンポーティカ)で自律走行型モビリティ「iino type-S712」の公道走行実験を実施します。来年度の道路交通法改正を見据え、各地で自動運転技術の導入が進む中、同社にとって初の公道走行試験となります。
本実験は、三宮地区で歩行者優先のまちづくりを推進する神戸市と連携し、歩行者の回遊性向上や賑わいの創出に向けた取り組みとして実施します。iino type-S712は、改正道路交通法の「遠隔操作小型自動車」規格に基づき開発されたモデルで、公道での利用を想定しています。今回の2回目の試験で、公道での走行安全性や歩行者との共存を確認し、最終的には社会実装を目指します。
iino type-S712は、家族や友人と一緒に乗れること、目線の高さが立っているときとほぼ同じであることが特徴です。リモコン小型車」規格のモビリティは1人乗りが主流ですが、「iino type-S712」は最大3人乗り。駅のデッキや街中で家族や友人と一緒に使用することができます。また、目線の高さが立っているときとほぼ同じなので、周囲の人とのコミュニケーションも取りやすくなります。
iino type-S712は、現在、日本で唯一「遠隔操作小型自動車」の規格で公道走行が可能な多人数乗車型モビリティとして期待されています。サイズは全長1195mm×全幅695mm×全高1050mm、最高速度は時速5キロ。 「動く家具」をコンセプトに、歩行者との共存性を考慮して外観にはあたたかみのある木材を使用し、街路樹の多い街中にもフィットするデザインを採用。停止中はテーブルやカウンターとして利用できます。
今回の実証実験では、「自動運転公道実証実験に係る道路使用許可基準」に基づき、安全基準を緩和した「第一種原動機付自転車」として認定され、ナンバープレートを装着しての走行が可能となります。このようなモビリティが公道で使用されるのは、日本初となります。
本実験は、将来モビリティの導入が検討されている三宮駅周辺のデッキで、歩行者の通行状況を模擬することを目的としています。車体前後のセンサーで障害物を検知しながら、時速5km以下で約150m走行し、混雑した環境下での歩行者と自動運転モビリティの共存に関する課題を明らかにします。
安全性を確保するため、車内の音響装置とLEDライトで周囲の歩行者にモビリティの存在を知らせ、乗降時には車両に並走するかタッチセンサーに手をかざすことで減速・停止します。
実証実験概要
・期間:2023年1月27日(金)〜29日(日)11時〜17時
※将来の歩行者交通状況を想定した走行実証は1月27日(金)14時半〜17時(予定)
※各日13時半~14時半(予定)は充電等のため走行停止
・走行場所:三宮中央通り地下通路(通称:サンポチカ)の三宮プラッツより東側150m程度(マップ参照)
・目的:神戸三宮「えき≈まち空間」における回遊性向上に向け、歩行者空間内での低速自動走行モビリティの技 術安全性、歩行者共存性の検証
・参加方法:実験中はモビリティが往復走行しており、自由に乗車していただけます。ただし将来の歩行者交通状況を想定した走行実証中(1月27日(金)14時半~17時)は関係者のみで走行を行っています。
・参加資格:参加自由(無料)※小さなお子様には身長制限(105cm)がございます。また、お子様を抱っこしての乗車はお控えください。
・主催:神戸市都市局 都心再整備本部 都心再整備部 都心三宮再整備課
ゲキダンイイノ合同会社
関連リンク
iino 時速5kmで自動走行するモビリティサービス (gekidaniino.co.jp)
コールマンから環境に配慮したキャンプギア「コールマン グリーンレーベル」登場
ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社コールマン事業部(通称:コールマン)は1月19日、地球の未来を守るための新たな取り組み「コールマン グリーンレーベル」を開始したと発表。その第一弾として、環境に配慮したキャンプギア「ワイドティピー/3025(グレージュ)」「XPヘキサタープ/MDX(グレージュ)」「ティピー/ST(グレージュ)」の3製品を2023年2月から順次発売していきます。
コールマン・グリーンレーベルは、再生材やリサイクル材など環境に配慮した素材を使用し、コールマンが定めた社内基準を満たした製品に与えられる認証です。
ワイドティピー/3025(グレージュ)は、広々とした室内で快適に過ごせるように設計されたティピータイプのテントです。リサイクルポリエステル素材を使用し、フライシートとフックやストラップで連結するインナーテントが特徴で、快適な室内空間を作り出します。また、テントにはフロントポールが付いており、前室空間を確保し、快適な出入りが可能です。フライシートだけでも自立するので、リビングルームやデイキャンプでの日除けとして活用できます。
XPヘキサタープ/MDX(グレージュは、再生ポリエステル生地を使用したファミリー向けの大型タープです。約460×435の大型サイズで、家族が快適に過ごせるリビングスペースを提供します。メインクロスポールとサイドポールの組み合わせでさまざまなスタイルにアレンジできるタープは、テントと併用することで、快適な居住空間を提供することができます。
コンパクトなティピー型テントTeepee/ST(Glaze)は、再生ポリエステル生地を使用し、コンパクトなサイズながら、フロアサイズ230cm×325cmで2人がゆったりと過ごせるサイズです。また、フロントポールを採用し、降雨時でも出入りがしやすい快適な前室空間を実現しています。インナーテントは取り外して日よけとして設置することができ、デイキャンプにも対応します。また、フライシート上部のベンチレーションとインナーテント下部の巻き上げ可能なメッシュ窓により、効率的な空気循環を実現しています。
問い合わせ先
コールマン カスタマーサービス
フリーコール:0120-111-957
受付時間:月曜日-金曜日10:00-17:30(土・日・祝日を除く)
ウェブサイト:http://www.coleman.co.jp