デイリーアーカイブ Apr 26, 2025
スペシャライズド、ファットタイヤEバイク「グローブホールST」を海外で発表
スペシャライズドは海外市場でファットタイヤEバイク「グローブホールST」を発表しました。
グローブはスペシャライズドブランドの延長線上にあり、毎日の移動に必要な車、トラック、SUVの移動回数を減らしながら、地域の生活にもっと楽しみをもたらすことに焦点を当てると謳うシリーズ。今回登場したグローブホールSTは、スペシャライズドが展開しているEバイク「ターボシリーズ」よりも、割安で、街乗りなどを重視したコミュータータイプとなります。
アルミフレームの車体はワンサイズのみの展開。耐荷重は190キロとカーゴバイクのように使うことが可能。バッテリー容量は772Whで、外付け式となっているが目立たないようにカバーを付けています。
タイヤは20×3.5インチ。モーターはGlobe custom tuned motorで、後輪に装着したリアインホイールモーターとなっています。現行のスペシャライズド製Eバイクでは珍しい仕様です。
グローブホールSTは、ラッドパワーバイクなどアメリカで登場している低価格帯の新興Eバイク潰しのモデルと言えるでしょう。グローブホールSTの価格は2700ドルと、スペシャライズド製Eバイクの一番安価なモデルとくらべて1000ドルほど安価でラッドパワーバイクの上級モデル「RadRunner 3 Plus」の2499ドルよりもわずかに高価です。
スペシャライズド・グローブホールSTの日本での展開は不明です。
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Haul ST | Specialized.com
サイクルコンパスアプリ「U-ROUTE」、ポイ活アプリとして大幅リニューアル
株式会社ONE COMPATHが運営する自転車専用アプリ「U-ROUTE」が、2023年3月9日に「自転車ポイ活アプリ」へ大幅リニューアルされました。
今回のリニューアルは、従来のサイクルコンパス機能に加え、通勤通学や買い物、子どもの送迎など、日常的な自転車移動で「楽天ポイント」が獲得できるようになりました。楽天グループの「楽天リワード」との連携で、自転車移動やミッション達成、ガチャなどで貯まるコインを「楽天ポイント」に交換できます。また、自転車で移動する距離に応じてもコインが貯まります。
「U-ROUTE」は、従来のナビのようなルート指示はなく、目的地の方向と距離だけを知らせるサイクルコンパスアプリとして2021年に誕生。今回のリニューアルでは、移動距離や目的地到達、ミッション達成、ガチャなどでコインを貯めることができ、そのコインを「楽天ポイント」と交換することができます。交換可能なポイントは1000コインからで、交換時には楽天IDの取得とログインが必要です。
今後も、ポイントの種類や交換できる賞品が追加される予定であり、さらに利用者の利便性を高めていく方針とのことです。
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U-ROUTE(ユールート)|自転車をお得にするポイ活アプリ
スペシャライズド、あらゆる地形に対応するフルサスペンションEバイク「Tero X」を海外で発表
スペシャライズドは海外市場でフルサスペンションEバイク「Tero X」を発表しました。
Turbo Tero Xは、ダート、泥、砂、雪、アスファルトなど、あらゆる地形に対応できるように設計されたフルサスペンションEバイク。類似モデルと言えばフルサスE-MTBのTurbo Levo(日本未発売)がありますが、Tero Xは、実用性も重視したSUVと言えるモデルです。
Tero Xは快適性を最優先しており、フロント、リアサスペンション、シングルインフルチサスペンション方式、アップライトなライディングポジション、スペシャライズドの27.5インチグラウンドコントロール・タイヤ、伸縮式ドロッパーシートポストにより、ライダーはコントロールと快適性を維持しながら荒れた地形に挑むことが可能です。
Tero Xにはターボシステムロックで、ライダーはMission Controlアプリを介してモーションセンサー警報が作動したときにバイクのモーターを無効にすることができます。また、アプリは、アシストのの最適化、高度なカスタマイズ、モーターの診断、アップデートのためのツールに直接アクセスすることができ、迅速に更新することができます。
そして、Tero Xは、フロントライトとリアライト、リアラック(容量20kgまで)付きの一体型ドライテックフェンダー、容量10kgのフロントラックを装備しており、オフロードライドとツーリングの両立を実現しました。
Tero Xのアルミフレームに内蔵されたモーターは複数用意。ハイエンドモデルにはLevoにも搭載されている「スペシャライズド ターボフルパワー2.2モーター」を搭載。定格出力250W、最大トルク90Nmを発揮し、急な登り坂に挑み、ハイキングギアやその他の必需品を運ぶのに必要なパワーを生み出します。サドルポジションは快適性とアップライトな乗り心地を追求し、テレスコピックシートポストは下山時やそれ以降の安全性を確保します。
Tero Xの価格は廉価版のTero X 4.0が4350ユーロ(日本円で約62万8000円)で、ハイエンドモデルのTero X 6.0が6200ユーロ(日本円で約89万5000円)。日本での発売は不明です。
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