デイリーアーカイブ Jan 23, 2025

サイクループ ビル・マンション向け、電動アシスト自転車の無人シェアリングサービスを発表

電動アシスト自転車のサブスクリプションサービス「ノルーデ」の運営企業であるサイクループ株式会社は5月11日、宅配ボックスおよび宅配ロッカーシェアのリーダーである株式会社フルタイムシステムと提携し、マンションの生活をさらに便利にする新サービスを提供すると発表しました。 サイクループは、2022年9月より企業向けに電動アシスト自転車サブスクリプションサービスを開始。マンション管理業界からも要望が多く寄せられたものの、予約管理、鍵の保管、バッテリーの充電といった課題があった。そこでフルタイムシステムが展開する電動アシスト自転車の鍵保管とバッテリー充電が可能なシステム「F-rents(フレンツ)」との連携を見つけ、無人で電動アシスト自転車を管理する新サービスを提供することになりました。 「ノルーデ」は年2回の定期メンテナンスを含み、毎年車体の変更が可能。保険や出張修理などのオプションも選択でき、マンションの特性や居住者のニーズに合わせた車種選択が可能です。また、毎年の車体変更により、放置自転車の問題の解決にも貢献し、マンションの価値向上につながるとしています。 一方、フルタイムシステムが提供する「F-rents」は、宅配ボックス内に電動アシスト自転車の鍵とバッテリーを収納できる24時間稼働のシェアリングシステム。利用料の収納も可能で、新たな人員は不要。アプリを通じて居住者のみが利用可能で、マンションの付加価値向上に寄与します。さらに、鍵の貸出帳簿管理業務のデジタル化にも貢献するとのことです。 関連リンク サイクループ

椿本チエインの3輪Eバイク「多目的e-Cargoコンセプト」 タタメルバイクで有名なICOMAが開発した電アシの魅力とは?

5月12日から13日に開催されているBICYCLE-E·MOBILITY CITY EXPO 2023。今回は、椿本チエインのブースでは3輪Eバイク「多目的e-Cargoコンセプト」を紹介する。椿本チエインは、1917年にチェーンメーカーとして創業し、搬送システム、モビリティ、モーションコントロールなどの事業を拡大しており、多種多様な機械部品や自動車部品を手掛けているのが特徴。同社は世界シェアナンバーワンの産業用チェーンや自動車エンジン用タイミングチェーンシステムを代表とする技術力を売りにしている。 同社は長期ビジョン2030で「人にやさしい社会の実現」「安心・安全な生活基盤の構築」「地球にやさしい社会の創造」を目指しており、新商品や新事業の開発に力を入れています。「多目的e-Cargo」は、その取り組みの一つとのこと。 多目的e-Cargoのコンセプトは『誰もが気軽に乗れる多目的電動自転車』で、開発にあたっては、タタメルバイクで有名なICOMAが開発を行っている。 カーゴバイクには、2輪から4輪まで様々なのがあるが、多目的e-Cargoは、前1輪、後ろ2輪の3輪タイプを採用。このタイプではブリヂストン、パナソニック、ヤマハ発動機の3輪電動アシスト自転車が存在するが、椿本チエインの多目的e-Cargoは、これらモデルと比較して、直線的な車体デザインを採用しておりシャープで若々しいデザインを実現している。 車体サイズはハンドルに関しては、折りたたみハンドルを採用しており車載を行うのも便利だろう。 車体サイズは不明だが、ブリヂストン、パナソニック、ヤマハ発動機の3輪電動アシスト自転車が小柄な車体なのに対して、多目的e-Cargoは、大手3輪電動アシスト自転車よりは大柄で、スポーツ自転車などを乗っている人には一般的なサイズに感じる。ハンドル高は高めで、ハンドル高の下限はもう少し下げてもいいかもしれない。写真のモデルのディスプレイはシマノ・STEPSを採用しているが、走行用プロトタイプで実際にどのモーターを装着するのかは不明とのことだ。多目的e-Cargoの特徴と言えば、釣り竿やゴルフバッグなどの長物を簡単に運ぶことができること。このような長物を運ぶのは厄介だが、多目的e-Cargoはサドル後部に”枠”を装着することで、長物を運びやすくしている。シンプルだが非常に合理的だ。 ブレーキは3輪共にディスクブレーキを採用。後輪の構造は恐らく独立懸架の可能性がある。大手の3輪電動アシスト自転車の殆どが、後ろ2輪はサスペンションが無いため、路面の凹凸で車体が不安定になるという欠点があるが、多目的e-Cargoが独立懸架を採用しているのなら、走行性能は期待できるだろう。 多目的e-Cargoはあくまでもコンセプトモデルだが、車体を見る限りでは、外観だけでなく中身も凝っており期待できそうだ。多目的e-Cargoの想定価格に関しては、椿本チエイン側は不明とのこと。ただ、Bosch Active Line Plusモーターを搭載したTern HSD P9が443,300円なのを考えると、構造からして450,000円から500,000円スタートになる可能性がある。 関連リンク 椿本チエイン ICOMA

Eバイク用ライトで有名な「SUPERNOVA」インターテックが取り扱い開始

2023年4月15日から4月16日まで開催されたサイクルモード東京2023。 インターテックブースでは、SUPERNOVA製ライトが展示されていました。SUPERNOVAは自転車用ヘッドライトの中でも最高クラスのモデルを製造していることで知られており、特にEバイク用ライトに関してはハイビーム搭載モデルなどを揃えている。今までEバイク用ライトは日本国内に輸入されていなかったが、Eバイクオーナーは個人輸入で装着する事例も見られた。 インターテックブースに展示されていたEバイク用ヘッドライトは3種類を用意。一番手頃なのがMINI2 PROで、コンパクトなサイズながらハイビームも用意している。スペックはハイビームで550ルーメン、160ルクス、10W。ロービームで235ルーメン、100ルクス、5W。12V DC。価格は31,900円(税込み、以下同)。 M99 MINI PRO25は、ハイエンドモデルのM99Proのデザインを継承しただけでなく軽量化も行ったモデル。スペックはハイビームで1200ルーメン、270ルクス、8-15.5W(5V:10W、6V 8W、12V 15.5W)。ロービームで450ルーメン、150ルクス、5.2W(all V:5.2W)。5-13.5V DC。価格は47,740円。 フラグシップモデルのM99 PRO2は、デイタイムライトも装備しており、自転車用ヘッドライトとは思えないスペックが特徴。スペックはハイビームで3000ルーメン、450ルクス、11-35W。ロービームで500ルーメン、130ルクス、5W)。6-12V DC。価格は71,610円。3モデルともボッシュEバイクシステム用ケーブルが付属する。 日本国内代理店のインターテックのサイトを見ると、M99 Mini Pro 25のみ、5月に発売予定とのこと。また、テールライトも用意されており、M99 Tail Light 2 Pure 12Vが同じく5月に発売予定だ。 関連リンク SUPERNOVA(インターテック)