デイリーアーカイブ Jan 23, 2025

京都精華大学とレクビィ Z世代向けキャンピングカー制作プロジェクト開始 学生の新規発想でキャンピングカーの魅力再定義へ

京都精華大学、株式会社キャンピングカーランド、株式会社レクビィは5月12日、共同で「キャンピングカー制作プロジェクト」を開始したと発表しました。このプロジェクトは、全学部の学生が履修可能な共通教育科目「社会実践育成プログラム」にて行われ、約50種類の連携授業の一つ、「キャンピングカーの新しいデザイン提案」授業で行われます。 京都精華大学の全学部(国際文化学部、メディア表現学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部)から学生を募り、販売ターゲットの想定から車両のデザインと制作、製品の販売方法まで、産学共同で取り組む。成果物として実車7台を制作し、2024年2月のジャパンキャンピングカーショー(会場:幕張メッセ)で発表・発売する予定です。 本プロジェクトの目的は、Z世代にキャンピングカーの魅力を紹介し、興味を喚起すること。また、従来の設計思想とは異なる新しい発想でキャンピングカーを開発し、新たなライフスタイルを提案することも大切な目的となっています。さらに、量産する製品を企画・制作・販売する過程を体験することで、実践的で刺激的な学修環境を産学連携で構築することも視野に入れています。 キャンピングカー制作には、一般の乗用車とは異なり、木工や縫製などハンドメイドの部分が多く、この点が制作系の学部での実技教育を活用した実車開発を可能にしています。また、Z世代を対象としたデザイン開発や商品のマーケティング、販売方法の開発は、「表現」を実践する京都精華大学の学生にとって、大いに学びの場となるとのこと。 プロジェクトで制作されたキャンピングカーは、株式会社レクビィが制作し、その後、株式会社キャンピングカーランド各店舗(埼玉、名古屋、岐阜、京都)で販売します。 関連リンク 京都精華大学

グラフィックから「バンライフ キャンパーで行く世界ロードトリップ」発売

ベルリンに拠点を置く出版社GESTALTEN(ゲシュタルテン)が編集した書籍『バンライフ キャンパーで行く世界ロードトリップ』が、2023年5月にグラフィック社より発売される予定です。 この書籍では、「バンライフ」、つまりバンを自宅とし、世界を庭にする生き方を選んだ人々の物語が語られています。彼らが自分仕様に改造したバンやトラック28例、絶景を巡るイラスト旅マップ9例が紹介されています。 掲載されている車両は、フォルクスワーゲンのマイクロバスやウェストファリア、メルセデス・ベンツのスプリンター、ランドローバーのディフェンダーなど、キャンパー好きやクラシックカー好きには見逃せないラインナップです。最高な住み心地に改造された車内の様子や、そのライフスタイルが垣間見れるのも本書の魅力の一つです。 GESTALTENは、1995年の設立以来、アート、建築、フードデザイン等、さまざまな美術関連書を刊行してきました。近年では、本書をはじめとした多くのアウトドア、ライフスタイル系の書籍を編集しており、美しい写真と世界をカバーする取材力の高さで、常に話題を集めています。 『バンライフ キャンパーで行く世界ロードトリップ』は、B5変形、上製、総288頁で、定価は3,190円(10%税込)です。ISBN番号は978-4-7661-3756-9で、Amazonおよび楽天ブックスにて購入可能です。 関連リンク グラフィック

BMXスタイルが魅力のミニベロEバイク Evol AERITHの特徴は?

電動アシストスポーツ自転車(Eバイク)が、さまざまな企業から登場している。その中には、一般的なスポーツ自転車をEバイクにした物だけでなく、従来のスポーツ自転車にはないスタイルを採用したEバイクも存在する。 今回ピックアップするEvol AERITH(エアリス)は、BMXスタイルを採用したミニベロEバイク。BMX風のハンドルやフロントフォーク、太めのタイヤを採用する事でBMXスタイルを気軽に楽しめるようになっている。また、シートポストバッテリーやリアインホイールモーターを採用することですっきりしたデザインを実現した。 タイヤは20×2.35インチ。流行のオートバイタイプのEバイクが4インチほどの太いタイヤを採用しているが、AERITHの2.35インチは太めのタイヤで、BMX風のパターンもあってストリート風スタイルとなっている。単純な迫力なら4インチが良いが、4インチタイヤはタイヤサイズが大きすぎるため、車体が大柄になる、駐輪ラックに入らない、タイヤの価格が高いという欠点があるため、実用性を考えたら悪くない選択だ。 モーターはバーファンのリアインホイールモーター。高い静音性やリアインホイールモーターらしいふわっとしたアシスト感は、10万円台の街乗りEバイクとしては合格ラインで、試乗コースで乗った限りでは特に不満はない。バッテリー容量は36V、6.5Ah、234Whで、長距離を走るのは心許なく街乗り向けだろう。 試乗した限りでは、BMX風のデザインはあくまでもいい意味でカッコだけで、実際は普通のミニベロEバイクで、癖もなく安心して走ることができる。車体サイズがコンパクトなため、身長175cm以上の人はやや小さく感じるだろう。BMX風のハンドルは、あくまでも本格的なBMXハンドルではないが、街乗りように設計しているため、幅が比較的狭めで手前に曲がっているため、普通に乗るのならこちらの方が良いだろう。 Evol AERITHの価格は198,000円(税込み)。この価格帯のライバルはミニベロEバイクだけでなく、折りたたみ自転車タイプのEバイクなどの強敵が多いが、デザインが気に入っており、街乗りやポタリングを楽しみたいのなら悪くないだろう。 関連リンク Evol AERITH