デイリーアーカイブ Jan 22, 2025

OGK KABUTOのシールド付きヘルメット「VITT」がアップデート 新色やAR-5シールドを搭載

日本のヘルメットメーカーOGK KABUTOが、コンパクトフォルムの追求をしたシールド付スタンダードモデル「VITT(ヴィット)」をアップデートし、新色を投入することを発表しました。 「VITT」は、国内の頭部計測データに基づいたラウンド形状を採用。着用時の快適性と、シンプルでコンパクトなデザインを重視しており、ポタリングからレースまで幅広いシーンに対応可能です。 新たにリリースされるモデルでは、アイウェアとしても利用できる「AR-5シールド」が標準装備に。また、あご紐が緩みにくい新型の「アンチスリップバックル」も特徴の一つで、YKK株式会社と共同開発されました。これにより安全性能の向上を図っています。 また、新色は、バイカラーのG-4マットブラックネイビー、G-4マットブラックレッド、そしてシンプルなワントーンのマットモノホワイト、マットモノブラック、マットアッシュネイビー、マットグレー、マットコヨーテなどがラインナップに加わります。 さらに、虫などの侵入を防ぐ「A.I.ネット」も標準装備に。頭部形状や好みに応じて上下4段階の調節が可能な新設計の「XF-8アジャスター」も搭載されており、個々のライダーに対して自由な調整が可能です。 発売時期は2023年7月頃から15,000円(税込16,500円)で販売が開始される予定。サイズは、S/M(55-58cm/245g)、L(59-60cm/255g)、XL/XXL(61-64cm/270g)となっています。 関連リンク OGK KABUTO

折りたたみ自転車で有名なDAHON 電動オートバイに参入

折りたたみ自転車のリーディングカンパニーであるDAHONは5月26日、バイクとスクーターの新たなカテゴリーを製品ラインナップに追加すると発表しました。この発表は5月5~8日に上海で開催された中国国際サイクルフェアと5月24~26日にインドネシアで開催されたオートバイ業界向け展示会INABIKEで行われました。「Go Electric, Go Green, and Cut those CO2 Emissions!」をスローガンに、DAHONはバイクのMacaw、電動スクーターのMagpieとTailorbirdの3つの新モデルを公開しました。 DAHONはこれらの新しいモデルで、「環境に優しさはお金をかけなくても可能」というメッセージを伝えます。これらの最新の高品質モデルは、折りたたみが可能ではないものの、多くの既存モデルよりも価格帯が魅力的で、CO2排出量がゼロであることから、内燃機関駆動の輸送手段に代わるエコフレンドリーでコスト効率の高い選択肢となると謳っています。 Macaw電動オートバイは、フル充電で最大80km(50マイル)の航続距離で、最高速度は100km/h、消費電力は6.19kW/hです。72V/73aHのリチウムイオンバッテリーは、6時間で満充電となり、同クラスの他の電動バイクよりも早く充電できます。 Magpie電動スクーターとTailorbird電動スクーターは、フル充電時の最大航続距離が110km(68マイル)、消費電力がわずか2.7kW/h。60V-72V/32Ahの鉛蓄電池をオプションで搭載でき、フル充電に要する時間は8時間です。最高速度60km/h(37mph)を可能にする1000Wのモーターを搭載しています。 DAHON製電動オートバイの日本投入は不明です。 関連リンク DAHON North America

尾瀬の新たな楽しみ方を提案!JTBが片品村にe-bikeを寄贈し、サステナブルな観光ルート開発を推進

株式会社JTBは、一般社団法人片品村観光協会に対して、2023年6月2日にEバイクの寄贈式とセレモニーを開催した。これは、2021年9月に締結した地域創生に関する「連携協定」の一環であり、新型コロナウイルスの終息後に予想される観光需要の拡大に対応するための新たな観光コンテンツや観光ルートの開発、そして尾瀬国立公園の自然資源の保全を推進するためのものである。 群馬県北東部に位置する片品村は、日本百名山の至仏山や日光白根山など2,000m級の山々に囲まれ、高山植物や湿原で多くのハイカーを魅了する「尾瀬国立公園」や「日光国立公園」に隣接している。また、2022年4月に「尾瀬国立公園」が全国で7番目のゼロカーボンパークに認定された。これらの事実は、観光振興に向けて、環境を考慮した観光開発が求められることを示している。 JTBと片品村は、地域の活性化に向けて共同で取り組んできた。その過程で、村民や新たに事業を始める予定の事業者から、かつて「天上の楽園」と称され、尾瀬の中心地であった「アヤメ平」を、持続可能な観光地として再生させたいという意見が寄せられた。これを受けて、JTBはアヤメ平への新規観光ルートの開発に、寄贈したEバイクを活用することを提案した。 JTBの常務執行役員でツーリズム事業本部副本部長の檜垣克己氏は、「今回寄贈させていただくEバイクを活用していただくことが、来訪者に尾瀬の新しい楽しみ方を提供することに繋がり、同時に自然環境保護とサステナブルツーリズムの推進につながると考えています。引き続き我々の専門分野である『旅』のチカラとこれまでのノウハウを活かしながら、地域課題の解決と経済の活性化に向けて取り組んでまいります」とコメントした。 一方、片品村観光協会長の梅澤 志洋氏は、「この度、繁忙期でも訪れる人が少ない尾瀬「アヤメ平」を舞台として、アクティビティ感覚あふれる移動手段を活用し、楽しく快適に入山する新たな体験コンテンツを開発するにあたり、JTBより片品村観光協会へe-bikeを寄贈いただきました。今後も両者の取組をより一層強化するとともに、国内外からの誘客による地域活性化及び観光誘客の促進、魅力ある地域づくりを努めてまいりたいと思います」と述べている。 関連リンク JTB