デイリーアーカイブ Jan 22, 2025

西日本鉄道のサイクルトレインが自転車活用推進功績者表彰を受賞

西日本鉄道㈱の取り組み「サイクルトレイン」が、自転車活用推進本部(本部長:国土交通省大臣)による令和5年度自転車活用推進功績者表彰を受賞したと発表しました。 サイクルトレインは、アウトドアレクリエーションの一環として自転車利用の増加を受け、沿線地域の活性化を目指して2022年3月にスタートしたサービスです。その手軽さ、自転車を折りたたまずにそのまま車内に持ち込めるという特性が評価され、延べ1,500台以上の利用が確認されています。 この取り組みは、民間鉄道としては初めて都市部本線で実施されたもので、スマホアプリを活用した予約・自転車台数管理・決済システムの導入、シェアサイクル・鉄道・バスのMaaS連携など、モデル的・先駆的な内容が評価されたものです。 西日本鉄道では、公共交通と自転車を組み合わせた観光施策(2023年4月に導入した貸切バスCYCLE CARGOなど)を今後も推進し、沿線地域の活性化や利便性向上に貢献していくとしています。 自転車活用推進功績者表彰とは、自転車活用推進法第15条に基づき、特に顕著な功績を挙げた個人や団体を表彰し、自転車の活用推進に寄与することを目的としたもので、平成30年度(2018年度)より毎年度表彰が行われています。 鉄道事業本部の担当者は、「自転車活用推進功績者表彰を受賞できたことは大変光栄です。当社鉄道の本線を使って取り組むことで、沿線全域に渡るサイクルツーリズムを推進し、観光需要を喚起させ、地域の新たな賑わい創出に貢献できるよう取り組んでまいります」とコメントしています。 関連リンク にしてつグループ

ポルシェ、Rotwildとコラボした最新Eバイク発表 アスファルトとトレイルで魅力を発揮する2つの新型が登場

ポルシェは5月28日、新たにEバイクラインナップを2つの新モデルを発表しました。これらの新型モデルは、Eバイク専門メーカー「Rotwild」と共同で開発されたモデルです。 新型モデルは、シャーシパフォーマンスとブレーキ性能に最高の要求を満たすポルシェeBike Cross Performance、もう1つはオリジナルのポルシェ車の色6色で展開するポルシェeBike Cross Performance EXCです。 新型のポルシェeBike Cross Performanceでは、新しい強力なShimano EP-801モーターと630 WHバッテリーを組み合わせたFox Factoryサスペンションにより、トレイルでの最高のパフォーマンスが得られると謳っています。上り坂でも下り坂でも、電動の12速Shimanoリアディレイラーが常に適切なギアを提供。シマノ EP801モーターは2つのライディングプロファイルを提供します。プロファイル1ではEco、Trail、Boostの3つのサポートモードが提供され、プロファイル2のFine Tuneモードでは最大15のサポートパラメーターを個別に設定できます。 Auto Shift機能はシステムを自動でシフトし、Free Shift機能はクランク動作なしでシフトを可能にし、鍛造アルミ製の強力な4ピストンキャリパーを備えたMaguraのMT7ブレーキシステムは最適な減速を確保すると謳っています。サスペンションはFox 34 Float Factoryサスペンションフォークと、リアのFox Float DPS Factoryエアショックの組み合わせ。Crankbrothers Synthesis Enduro Carbonホイールセットは、前後のホイールに異なるスポークテンションを提供。Rotwild製のB220 Flatriser 35ハンドルバーはカーボン製で、幅は780mmです。 ポルシェeBike Cross Performance EXCは、スタールビー・ネオ、アイスグレー・メタリック、マンバ・グリーン・メタリック、カーマイン・レッド、シェードグリーン・メタリック、シャーク・ブルーという、ポルシェファンの間でカルト的人気を誇る鮮やかで一部歴史のあるバリエーションから選択することができます。 新型モデルの発売に並行して、既存のSportモデルとCrossモデルもアップデートと新色で強化されました。これらのモデルもシマノ EP801モーターを搭載。eBike SportはShimano XT DI2 12速リアディレイラーとFree Shift機能でアップグレードされます。 新型ポルシェEバイクモデルは現在、3つのフレームサイズ、S(約1.56–1.70mの身長対応)、M(約1.68–1.82mの身長対応)、そしてL(約1.80–1.94mの身長対応)を用意。重量(サイズM)は21キログラム(ペダル含む)で、許容総重量は120キログラム(ライダーと荷物含む)です。ポルシェeBike Cross Performanceの希望小売価格は€12,900、ポルシェeBike Cross Performance EXCの希望小売価格は€13,900。日本での発売は不明です。 関連リンク Porsche Design-Porsche E-Bike

株式会社ジャパンサイクルリーグがバーチャルサイクリング体験アプリ「JCL VRoad」をリリース 地域活性化と健康促進を目指す新時代のサイクルツーリズム

株式会社ジャパンサイクルリーグ(JCL)は、自社開発のバーチャルサイクリング体験アプリ「JCL VRoad」を2023年5月18日に公開したと発表しました。この新しいアプリはiOS、Android、PCで利用可能で、健康促進や地域観光の体験を可能にすることを目的に設計されました。これを具現化するために、JCLはフィットネスバイクの製造元であるアルインコ株式会社と手を組み、共同企画を開始しました。 この共同企画により、アルインコが提供する3機種のフィットネスバイクが「JCL VRoad」公式バイクとして認定されることになります。さらにアルインコとJCLは協力し、ECサイトを通じて「JCL VRoad」用のフィットネスバイクを販売することになりました。また、両社は「JCL VRoad」オリジナルモデルのフィットネスバイクの企画・検討も進めています。 「JCL VRoad」では、全国各地のサイクリングロードや観光地を収録。これにより、自宅や勤務先で気軽にサイクルツーリズム等の観光体験が可能になります。自治体や観光協会は、自身のサイクリングコースをこのアプリに収録することで、地域のサイクルツーリズムの広報や集客に利用することができます。 既に、アルインコのフィットネスバイクとアプリを組み合わせて東京都の健康増進イベントに出展し、100名以上の参加者に日本各地のサイクリング体験を提供しています。また、2023シーズンのJCLのレース会場でも、同じ組み合わせで体験会を実施する予定です。 さらにJCLは、「JCL VRoad」オリジナルモデルの企画・販売を検討し、利用者の拡大を踏まえて、「JCL VRoad」を活用したバーチャルサイクルレースの創出を計画しています。これらは、自転車DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進と、自社代表チーム「JCL TEAM UKYO」の運営を強化する一環とされています。 関連リンク JCL VRoad