デイリーアーカイブ Nov 1, 2024
読めばEバイクの事がよく分かる!「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本」6月23日発売予定
1993年に、日本のヤマハ発動機が量産世界初の電動アシスト自転車が登場して30周年を記念する2023年。電動アシスト自転車は日本国内だけでなく世界でも注目されており、特に「Eバイク」と呼ばれている、従来の街乗り用電動アシスト自転車より高価で趣味性が高いモデルが注目されている。
ドイツでは、Eバイクの販売台数は単年で200万台を記録し、ハーレーダビッドソンやMVアグスタ、ドゥカティといった高級オートバイや、ポルシェといった高級車ブランドが参入するほどの勢いを見せている。
一方、Eバイク後進国の日本だが、少しずつ様々なメディアで注目されている。しかし、Eバイクはオートバイと何が違うのか、どのような走り方を行えばいいか、どのEバイクを選べばいいかわからないといった声も多く聞く。これからEバイクに興味がある人を対象に「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本」だ。日進月歩に進むEバイク業界は、安易に最新技術を紹介すると、出版する前から本の内容は古くなる。「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本」では、製品紹介は行わず、今までの知見により、Eバイクとはどういう乗り物か、Eバイクの選び方など、Eバイク初心者に向けた内容を1つにまとめて紹介。表紙とイラストは、漫画「南鎌倉高校女子自転車部」(マッグガーデン)などで知られており、Eバイクオーナーでもある松本規之氏が担当している。
そして、最終章の「Eバイクの過去、そして未来」は、数あるEバイク企業の中でも4社をピックアップ。
1社目は、リーマンショックの影響でEバイク用ドライブユニットの開発が始まり、今では世界トップクラスのEバイク用部品メーカーとして知られている、ドイツの「ロバート・ボッシュ GmbH」。
2社目は、20世紀に小排気量のオートバイやトライアルオートバイで有名になるが経営で失敗。しかし、Eバイク事業に参入し、プレミアムブランドとして復活した、イタリアの「ファンティックモーター S.P.A」。
3社目は、1993年に世界初の量産電動アシスト自転車を誕生させ、2023年にEバイクの本場である欧州市場に参入。電動アシスト自転車のリーティングカンパニーとして名高い、日本の「ヤマハ発動機株式会社」。
4社目は、日本国内産業の空洞化が叫ばれている中、沖縄に日本初のEバイク・電動モビリティ専用のOEM・ODM工場で、国内外の様々な企業から注目されている、日本の「株式会社JOeBテック」。
Eバイクの特徴から、選び方、歴史や未来まで、この1冊を読めば次世代電動アシスト自転車「Eバイク」がよくわかる「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本」は、2023年6月23日発売予定です。
Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本
(レーベル:シクロライダーブックス)
出版社:エッジプレス
本体価格:1500円+税
著:松本健多朗 イラスト:松本規之
ISBN 978-4-911100-00-4
A5判/モノクロ/168ページ
取引取次:鍬谷(クワタニ)書店。鍬谷書店を通じて日販、トーハン、楽天ブックスネットワーク、中央社など全帳合の全国書店に納品可能となっています。
自動車部品で有名なジヤトコ、電動アシスト自転車用モーターを「人とくるまのテクノロジー展2023 横浜」に出展
ジヤトコ株式会社は、2023年5月24日から26日までパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2023横浜」に出展します。この展示会は公益社団法人自動車技術会が主催し、5月24日には、ジヤトコの代表取締役社長兼CEOである佐藤朋由によるプレスブリーフィングが予定されています。
ジヤトコのブースでは、カーボンニュートラルと持続可能な社会の実現に向けた新たな技術が展示されます。同社のパーパスは「技術と情熱でモビリティの可能性を拡げる」であり、その具現化として研究開発中の電動車両用駆動ユニットe-Axleを初公開します。また、クルマ以外のモビリティへの取り組みも紹介します。
展示されるe-Axleには、「平行軸タイプ」と「変速機能付きタイプ」の2種類があります。「平行軸タイプ」は、15インチのパソコンほどのサイズに収まる高回転モーターとコンパクトなギアを使用し、最大60kWの出力を発生します。これは、軽自動車からコンパクトカーまでの搭載を想定しています。「変速機能付きタイプ」は、ピックアップトラックや商用車など、高い駆動力が求められる車両に対して変速機を使用し、モーターのサイズアップを抑制し、ユニットの小型化とコスト低減を実現します。
ジヤトコはまた、電動パワートレインの技術や仕組みをクルマ以外のモビリティのドライブユニットにも活用することを計画しています。その一例として、モーターアシストと変速機を一体化させた電動自転車用ドライブユニットを展示します。
関連リンク
ジヤトコ
STREEK ACTIVE CARGO TRIKE 救急医療三輪自転車コンセプト(EMB) 都市部での救命活動に対応するためのコンセプトEバイク
5月12日から13日に開催されているBICYCLE-E·MOBILITY CITY EXPO 2023。今回は、3輪カーゴEバイク「STREEK ACTIVE CARGO TRIKE 救急医療三輪自転車コンセプト(EMB) 」を紹介する。
海外、特にイギリスではこのような自転車での救急活動、通称「サイクルレスポンダー」が既に活動を展開している。サイクルレスポンダーとは、自転車を使用して医療上の緊急事態に対応する救急救命士など、医学的に訓練された人々のことを指しており、救急車や対応車が到着するまでに時間がかかる場合や、徒歩での救急活動では速度やエリアのカバーが不十分な地域で、迅速かつ効果的な医療支援を提供します。交通渋滞が頻発する市内中心部や、大都市であるロンドンやマンチェスターなどで広く利用されているとのこと。
また、アメリカでもこのような救急仕様のEバイクを使用している所があり、こちらはストレッチャーを使用することで患者を迅速に運ぶことが可能だ。
独自のサラウンドループフレームを活用して、救急医療に必要な資器材を収納する様々なバッグやケースを状況に応じて装備可能な自転車です。特に都市部での初動活動に大いに役立つことが予想される。このような使い方を行うには、一般的な電動アシスト自転車やEバイクでは大量の荷物を積むことができないため、このようなことはできない。STREEKのように大量の荷物を積むことができるEバイクこそ、似合うコンセプトモデルだろう。
関連リンク
STREEK ACTIVE CARGO TRIKE