デイリーアーカイブ Oct 30, 2024

スペシャライズド協賛 ヒルクライムからグラベルライドまで楽しむイベント「野沢温泉自転車祭」開催決定

2023年9月30日から10月1日にかけて、広大な野沢温泉スキー場で行われる野沢温泉自転車祭。この大会は、スペシャライズドが特別協賛するもので、例年通りヒルクライムと一斉スタートのロングダウンヒルに加えて、今年は特設コースを使ったグラベルイベントが新たに追加される。ここで、マウンテンサイクリングの魅力をたっぷりと楽しむことができる。 ヒルクライム 9月30日(土)の10時にスタートするヒルクライムは、野沢温泉の麓からやまびこ山頂までの標高差800m、距離約13kmのコースでレースが行われる。レース後は、最新鋭の新ゴンドラを使って安全に下山。その後は、北信州の美しい景色を楽しみながら、村内の13か所の天然温泉で疲れを癒すことができる。また、屋台村で地元の食材を味わいながら、ゆっくりと野沢温泉を楽しむことが可能だ。(エントリー代金には下山ゴンドラ代金が含まれている。) グラベルライド 10月1日(日)の9時にスタートするグラベルライドでは、最新鋭のゴンドラでスタート地点まで移動し、やまびこ山頂標高1300mから野沢温泉村を中心に一周するルートが設定される。このライドでは、未舗装路約30%を含むさまざまな路面と地形を楽しみながら、北信州の原風景を堪能することができる。総走行距離は約40kmで、獲得標高は600m。サイクルコンピュータを使用しながらセルフナビゲーションで進行するライドイベントとなる。(エントリー代金にはゴンドラ片道代金が含まれている。) ※コースには誘導標識などが準備されるが、事前に参加者のみに公開されるルート情報をダウンロードして、ライド中にサイクルコンピュータを使用することが推奨されている。また、エイドはコース上に2カ所設置される予定であり、ライド中は携帯電話を持参し、エントリー時の電子チケットをエイドで提示することが必要とされている。 ロングダウンヒル 10月1日(日)に予選が11時20分にスタートするロングダウンヒルは、標高差800m、距離約5kmのトレイルとゲレンデ斜面が混合する特設コースを下るレースである。予選と本戦の2回にわたってタイム計測が行われる。エントリー代金とは別にゴンドラの乗車チケットが必要であり、オプション購入で大会特別料金設定がある。 レッドブルダウンタイム 9月30日(土)の12時30分にスタートするレッドブルダウンタイムは、特設コースで最速タイムを記録したライダーが勝者となる競技だ。通常のダウンヒル大会とは異なり、Red Bull Downtimeでは決められた時間内に何度でもトライ(走る)することができる。ロングダウンヒルとRed Bull Downtimeのダブルエントリーで割引が適用され、2日間にわたって異なるグラビティレースを楽しむことができる。 イベント詳細 名称:野沢温泉自転車祭2023 開催日:2023年9月30日(土)、10月1日(日) 申込締切:2023年9月10日(日) 開催場所:長野県下高井郡野沢温泉村 野沢温泉スキー場 主催:野沢温泉サイクルイベント実行委員会(事務局:野沢温泉スキークラブ) イベント公式サイト:https://nozawa-cycle.jp/ 会場公式サイト:https://nozawaski.com

ホダカが自転車のアウトレットセールを実施!サンプル品やアウトレット品で、実用上問題なしの掘り出し物を用意

ホダカ株式会社は、埼玉県越谷市に所在する自転車メーカーであり、スポーツ自転車からシティサイクルまで、幅広い実用自転車を手掛けています。同社は2023年8月9日、現在開催中の直営オンラインショップでのアウトレットセールに新たな目玉商品を追加したことを発表しました。 このセールは、2023年6月に発生した台風2号による被害を受けた埼玉県越谷市近隣の方々を支援するために行われており、地元企業として応援価格を設定して実施されています。セールには、輸送中のキズやサンプル品などで実用上問題のない商品や、流通に乗せるのが難しいアウトレット品が出品されており、掘り出し物とも言えるお得な商品が多数揃っています。 7月までの期間にお客様から寄せられた要望に応えて、スポーツ自転車のラインナップにはクロスバイクやロードバイクなどが追加されています。また、サイクリングを始める初心者の方々向けには、自転車と一緒にヘルメットやメーターつき空気入れなどのアクセサリーがセットになったエントリーキットも用意されています。 セール期間:2023年8月31日(木)まで URL:https://hodaka-bicycles.square.site/ 商品受け取り方法:ホダカ株式会社 越谷倉庫併設本社にてお渡し ※現在、配送でのお渡し方法は調整中であり、対応時期は未定です。

ヴァンムーフの破産関連記事まとめ 経営危機から破産、そして現在の状況を紹介

2023年7月に破産し、世界中で注目されているオランダのハイテクEバイクブランド「ヴァンムーフ」。今回は経営危機から破産、買収計画までをまとめました。 (2023年8月12日現在) ヴァンムーフ、品質悪化で財務上の問題が発生との噂(2023年1月) ヴァンムーフは2023年1月時点で、供給チェーンと品質管理の課題から財務的な問題に直面していたと、TECH EUやバイシクルリテーラーなど複数のメディアが報じていました。 ヴァンムーフの自転車の製造コストが販売価格を上回り、粗利益の損失は1190万ユーロ(約16億8000万円)に達し、これは2020年の670万ユーロ(約9億4600万円)の損失から増加したと報じられています。 さらに、配送中に傷や損傷が発生や、部品の不具合などにより、保証期間中に行われる修理や交換に多額の費用が発生し財務を圧迫していると報じていました。 オランダのEバイクブランド「ヴァンムーフ」 品質悪化で財務上の問題が発生か シクロライダー (cyclorider.com) ヴァンムーフが資金調達に失敗 裁判所に支払い猶予を申請(2023年7月) 2023年7月12日、オランダのメディア「NRC」は、アムステルダムの地方裁判所が自転車ブランド「Vanmoof」が支払停止になったことを認め、2人の管財人を任命したと報じました。 支払停止とは、企業が倒産を回避し、債権者からの保護を一時的に受けるためのシステムです。報道によると、Vanmoofは、アクセルグループやPonグループなど、KOGAやHAIBIKE、Lapierre、GAZELLE、GT、SANTA CRUZ、Cannondaleなどの自転車ブランドを保有する企業に資本の注入を試みましたが、これが失敗したとされています。 新たな資本投入の交渉が決裂したため、Vanmoofは火曜日の夕方にアムステルダムの裁判所に支払い猶予を申請し、その後認められたという情報も報じられています。 オランダのハイテクEバイクメーカー「Vanmoof」経営危機に 資金調達の失敗で破産する可能性も シクロライダー (cyclorider.com) Vanmoofのライバル企業が、Vanmoof用デジタル鍵を生成するアプリを公開(2023年7月) Cowboyというライバル企業が、Vanmoofの競合であるバイクのデジタルキーを携帯電話に保存する機能を持つアプリを発表しました。このアプリは、App StoreとGoogle Playから入手できます。 このアプリは、ユーザー専用のデジタルキーを生成し、各個別のバイクの基本設定にアクセスできるようにします。さらに、このデジタルキーとユーザーデータはユーザーの携帯電話に保存され、一切の情報はサーバーに収集されない仕組みとなっています。初回にVanmoofアカウントに接続する際には、ローカルキーの生成が行われますが、このプロセスにおいてもメールアドレスやパスワードの共有は行われないとされています。 このアプリによって、Cowboyはユーザーに対してサーバーダウンの影響を受けずにバイクを操作し続ける便益を提供しています。 経営危機のVanmoof 万が一の時に備えてデジタル鍵を生成するアプリが登場 シクロライダー (cyclorider.com) ヴァンムーフが破産(2023年7月17日) 2023年7月17日、オランダのハイテクEバイクメーカーである「Vanmoof」が破産したと報じられました。 アムステルダム裁判所は、VanMoof Global Holding B.V.、VanMoof B.V.、VanMoof Global Support B.V.の破産を宣告し、パドバーグ氏とデ・ウィット氏が管財人に任命されたとの情報がロイターや他のメディアで報道されています。この情報はオランダの中央破産登録簿にも破産として記載されています。 オランダのハイテクEバイクメーカー「Vanmoof」が破産 シクロライダー (cyclorider.com) オランダで破産したVanmoof 現状や今後についての内容が公開 Vanmoofの公式サポートサイトによれば、現在の状況について詳細な情報が提供されています。その内容は以下の通りです。 Vanmoofの破産管理人は、同社の活動を継続させる買い手を探しており、その過程で同社の資産と活動の売却手続きを進行中です。新たな運営者が見つかるまでの間、Vanmoofのアプリとサーバーは引き続き稼働し、継続的なサービスの提供を目指しています。 顧客に対しては、バックアップのロック解除コードを作成し、ハンドルバーのボタンからバイクのロックを解除できるようにすることが推奨されています。また、オランダ国内の法人の破産がオランダ国外の他の法人に与える影響については、現在調査中であり、新たな情報が得られ次第、公表される予定など、様々な情報が書かれています。 オランダで破産したVanmoof 現状や今後についての内容が公開 シクロライダー (cyclorider.com) 複数の企業が買収に名乗りを上げている状況(2023年8月) オランダで破産を宣告された高度なEバイクメーカー「ヴァンムーフ」には、複数の企業が買収に興味を示しているとされています。 ヴァンムーフの管財人として選ばれた2人は、既に複数の企業が入札していることを、オランダのメディア「BRIGHT.NL」が報じています。 入札の期限は金曜日に終了し、多くの企業が入札を行い、最終的にはステークホルダーとの協議が行われる予定です。現時点で名前が公表されているのは、micromobility.com社のみで、同社は非拘束的なオファーを提出したとされています。ただし、同社が買収を成立させるための資金をどれだけ持っているかは明確ではありません。他にも複数の企業がヴァンムーフの買収に関心を示したとされていますが、具体的な企業名はまだ公表されていません。 破産したハイテクEバイクメーカー「ヴァンムーフ」 複数の企業が買収に名乗りを上げている状況 シクロライダー (cyclorider.com) 他社の事例に関して https://youtu.be/tAtDLpQEgnM 2019年に設立されたアイルランド起源のベトナムのスタートアップ企業、Modmoは、Eバイクのブランドとして知られています。そのデザインはヴァンムーフに影響を受け、大型ディスプレイをハンドルバーに組み込み、スマートフォンと連携可能なハイテクな特徴が注目を浴びました。彼らは2021年に合計8万ユーロのシードファイナンスラウンドを完了したことを発表しました。しかし、同年夏には配送の遅延や返金の問題などが発生し、顧客から不満の声が上がりました。2022年には最終的に破産しました。 スタートアップ系Eバイクメーカーの消滅事例「MODMO」 低品質で転がり落ちたEバイクブランド シクロライダー (cyclorider.com) https://youtu.be/ts0QcfNRQdk 欧州では、Eバイク(電動アシスト自転車)が注目を集め、今や大きな産業となっています。多くの新興企業が市場に登場していますが、同時に経営の失敗により破綻する企業も存在しています。 Eバイク市場では、ヴァンムーフのように失敗する企業がある一方、イタリアのファンティック・モーターのように躍進を遂げた企業も存在します。 ヴァンムーフ破産、しかしEバイク市場の勢いは止まらず!今後の展望は? シクロライダー (cyclorider.com)