デイリーアーカイブ Oct 24, 2024

スペシャライズド、アルミ合金採用の「Stumpjumper 15 Alloy」を発売

スペシャライズドは2024年9月18日、次世代のトレイルバイク「Stumpjumper 15」のアルミモデルを発表しました。今回の「Stumpjumper 15 Alloy」は、2024年夏に登場したカーボンモデルに続くもので、耐久性に優れたM5アルミ合金を使用したフレームを採用し、優れた走破性とカスタマイズ性を特徴としています。 この新モデルは、トレイルライドに必要な剛性を高めるため、前後シャシーを一体の構造として設計されており、安定感とコントロール性が大幅に向上しています。さらに、「Stumpjumper 15 Alloy」は6つの異なるジオメトリ設定が可能で、ライダーの好みやトレイルの地形に応じて細かく調整できるのが特徴です。ヘッドアングルは、特殊な偏心円型のヘッドセットを回転させることで63度から65.5度まで変更でき、BBハイト(ボトムブラケットの高さ)も調整可能です。これにより、トレイル上での安定性やクリアランスを状況に合わせて最適化できます。 また、サイズによってホイールサイズを変更できる点も注目ポイントです。S3からS6サイズでは、ショックリンクを交換することで後輪を27.5インチに変更可能で、S1-S2サイズはマレット仕様(前後異径ホイール)専用となります(S1サイズは日本未展開)。 ライダーであるマット・ハンターは、Stumpjumperの限界に挑戦する性能を絶賛し、「このバイクは、以前ブレーキをかけていたセクションを全開で突き進む勇気を与えてくれる」と、そのパフォーマンスに強い信頼を寄せています。 Stumpjumper 15 Alloyの主な仕様 価格: 396,000円(税込) カラー: グロスホワイトマウンテン/ダークモスグリーン、サテンキャストブルー/ダヴグレー サイズ: S2、S3、S4(S2はマレット仕様) Made for riders, by riders. | Specialized.com

電アシの充電もUSB タイプCの時代へ! 太陽誘電 FEREMOに新商品が登場

2024年9月18日から19日まで有明GYM-EXで開催された自転車販売店向けの完成車・パーツ展示会「ジャパンバイクショー」。太陽誘電は回生充電システム「FEREMO」の新商品が展示されていた。 https://youtu.be/Pr7tHvKuj7Q?si=mKllO8x8-1I1qC21 回生電動アシストシステム「FEREMO(フェリモ)」は、ブレーキやペダルを停止させた際に前輪のモーターで発電し、運動エネルギーを回収・再利用する仕組みを採用している事。 FEREMOは「Future Energy Recycling system for Mobility」の略称で、持続可能なエネルギー利用を目指したシステム。発電によるエネルギー回収は、坂道や下り坂でのエンジンブレーキ効果も兼ねている。回生充電機構を採用することで300Whバッテリーで最大航続距離1,000キロを達成したと謳っている。 そんなFEREMOだが、新型バッテリーが展示されていた。このバッテリーの一番の特徴は充電をUSB タイプCを採用している事だろう。今までの電動アシスト自転車用バッテリーは専用の充電器を使う必要があるという欠点があったが、FEREMOの新型バッテリーの登場で欠点が解消されそうだ。 バッテリー容量は従来型の半分を予定しているので、予想容量は150Whクラスで予想最大航続距離は500キロ。バッテリー台座は従来の300Whと互換性がある。 他にも、従来型バッテリーに装着するUSB出力アダプターも用意。このUSB出力アダプターは、従来の300Whクラスバッテリーに対応している。 FEREMO™(フェリモ) 回生電動アシストシステム|太陽誘電株式会社 (yuden.co.jp)

BESV、アートと融合した次世代e-Bikeを限定リリース――天野タケル&ベン・アインとのコラボモデルが登場

株式会社BESV JAPANは、2024年9月24日、次世代プレミアムe-Bike「BESV(ベスビー)」の特別なアーティストモデルを、<限定30台>のリミテッドエディションとして2モデル同時にリリースすることを発表しました。これらのモデルは、現代アートとe-Bikeが融合する『MAISON BESV』プロジェクトの一環として、アーティストの天野タケル氏とベン・アイン氏とのコラボレーションにより誕生しました。 今回のコラボレーションでは、アートのクリエイティビティをe-Bikeに取り入れることで、単なる移動手段を超え、ファッションアイテムや自己表現の一部としての新しいライフスタイルを提案しています。『MAISON BESV』は、アートとテクノロジーの融合を目指し、アーティストのインスピレーションを形にした特別なe-Bikeを展開しています。 天野タケル氏による「VENUS」モデルは、彼の代表作である「Venus」をベースに、鮮やかなパステルカラーを用いて繊細な女性美を表現した特注デザインが施されています。黄色を基調としたオリジナルボディカラーには、アーティスト自身のサインがプリントされ、フレームには限定台数の証となるエディションNo.が記されています。価格は30万円(税込、以下同)で、生産台数はわずか30台のため、予約制での販売となります。 一方で、「DRAWING」モデルは、天野タケル氏のアクリルスプレードローイングによって大胆な色彩がアルミフレームに描かれた唯一無二の1台です。このモデルは、色彩の混ざり合いやドリップ効果によって躍動感が感じられるアート作品となっています。こちらも特別なアート作品として、価格はお問い合わせが必要です。 もう一つのモデルは、イギリスのストリートアーティスト、ベン・アイン氏とのコラボレーションによるものです。彼の代表的な「サーカスフォント」を使って、BESVのアルミフレームに独自のレターデザインが施されました。モノトーンの配色で、モダンな雰囲気を持つこのモデルも、価格は30万円(税込、以下同)で、限定30台での販売となり、ベン・アイン氏のユニークな美学を体現しています。 これらの特別なアーティストモデルは、2024年10月1日10時から専用ページにて予約が開始され、先着順で販売されます。製品の出荷は11月中旬を予定しています。 MAISON BESV | BESV JAPAN(ベスビー ジャパン) | 電動アシスト自転車